YouTubeを見ていたところ、ちょっと気になる広告が流れてきました。
浴室や水回りにこびりついた、かなり頑固そうな汚れ。
そこに洗剤をシュッと吹きかけると、ゴシゴシこすることもなく、あっという間にピカピカになっていきます。
商品名は、hanabireで販売されている「【3秒で強力洗浄】こすらず使える多機能クリーナースプレー」。
こういう映像を見ると、
「これ、本当にこんなに落ちるの?」
と思いますよね。
私自身もかなり気になったので、hanabireの評判や口コミ、商品の効果、同じような商品がほかでも販売されていないか、さらに国内メーカーの浴室用洗剤と比べるとどうなのかを調べてみました。
先に結論を言うと、洗浄効果そのものは期待できる可能性がありますが、「3秒で頑固な汚れが何でも落ちる」と考えて購入するのは少し慎重になった方がよさそうです。
hanabireの「3秒で強力洗浄」クリーナーとは?
YouTube広告で紹介されていたのは、hanabireで販売されている水回り用の多機能クリーナースプレーです。
商品ページでは、
「3秒で強力洗浄」
「こすらず使える」
「多機能クリーナー」
といった非常にインパクトのある表現が使われています。
水垢や石けんカス、黄ばみなどの汚れに吹きかけるだけで掃除がしやすくなるというのが、大きな売りのようです。
広告映像では、とにかく汚れの落ち方がすごい。
「長年放置していたのでは?」と思うほど汚れた場所が、洗剤を使うことでみるみるきれいになっていきます。
だからこそ興味を持つのですが、同時に、
「さすがに出来すぎでは?」
とも感じてしまいました。
hanabireの評判は?口コミを調べてみた
では、実際のhanabireの評判はどうなのでしょうか。
販売ページを見ると、多数の口コミや高評価が掲載されており、
「汚れがよく落ちた」
「掃除が楽になった」
「こすらなくてもきれいになった」
といった内容が目立ちます。
一方で、ここで注意したいのは、販売ページに掲載されている口コミと、Amazonや楽天市場など第三者の通販サイトに投稿された購入者レビューは性質が違うということです。
今回調べた範囲では、hanabireの商品について、第三者サイトで大量の口コミが蓄積されている状況は確認しにくいものでした。
そのため、「hanabireの評判が非常に良い」と販売ページの口コミだけで判断するのは少し早いでしょう。
もちろん、掲載されている口コミがすべて信用できないという意味ではありません。
ただ、商品を判断する際には、
販売サイトの口コミ
第三者通販サイトの評価
SNSでの使用感
商品の成分
価格と容量
などを合わせて見る方が安心です。
現時点でのhanabireの評判をまとめるなら、
「販売ページでは高評価が目立つものの、第三者による口コミ情報はまだ十分とは言いにくい」
というのが近い印象です。
「3秒」の意味には少し注意したい
次に気になったのが「3秒で強力洗浄」という表現です。
この言葉だけを見ると、
スプレーして3秒後には頑固な汚れが完全に落ちる
ようにも受け取れます。
しかし、同じ「3秒で強力洗浄」をうたう類似商品を見ていくと、「汚れをゆるめる」「泡が汚れに密着する」といった説明もあります。
つまり、「3秒で洗浄作用が始まる」という意味合いと、「3秒で完全に汚れが消える」という意味は分けて考えた方がよさそうです。
実際、国内大手メーカーの商品では「何秒待つのか」「何の汚れに対応するのか」が比較的明確に書かれています。
たとえばライオンの「ルックプラス バスタブクレンジング」は、浴槽全体にスプレーして60秒後に流すという使い方です。
数字だけを見るとhanabireの「3秒」の方が圧倒的に魅力的です。
ただし、3秒という短さだけで洗浄力そのものを比較することはできません。
同じような商品が別ブランドでも販売されている
hanabireの評判を調べる中で、もう一つ気になったことがあります。
「3秒で強力洗浄」
「こすらず使える多機能クリーナースプレー」
「120ml」
という非常によく似た商品が、別ブランド名でも通販サイトに出ています。
商品名やパッケージ、容量、広告表現が似ているものも見つかります。
もちろん、これだけで中身がまったく同じ商品だとは断定できません。
しかし、hanabireだけが独自に開発した特殊な洗浄剤というより、同系統の商品が複数の販売者によって流通している可能性は考えておいた方がよさそうです。
価格にもかなり幅があります。
そのため、YouTube広告を見て、
「今すぐここで買わないと損をする」
と焦って購入する必要はないでしょう。
そもそも水垢・皮脂・黒カビは同じ汚れではない
私が一番気になったのはここです。
広告系の多機能クリーナーでは、
「水垢にも」
「石けんカスにも」
「黒ずみにも」
「カビにも」
と、1本ですべて対応できるように紹介されることがあります。
しかし、浴室の汚れはすべて同じ性質ではありません。
たとえば、
水垢
石けんカス
皮脂汚れ
湯垢
黒カビ
では、汚れの成分そのものが違います。
リンレイの「ウルトラハードクリーナー バス用」は、水アカ・湯アカ・石けんカスなどを対象としており、界面活性剤や溶剤、金属封鎖剤などを使って洗浄します。
一方、黒カビになると話が変わります。
カビキラーなどでは、次亜塩素酸塩を使用してカビや黒ずみに対応します。
つまり、
水垢を落とす洗剤と黒カビを落とす洗剤では、そもそも得意分野や仕組みが違う
ということです。
そう考えると、
「これ1本で水垢も皮脂も石けんカスも黒カビも、しかも3秒」
という表現については、少し冷静に見た方がよさそうです。
hanabireと市販の有名クリーナーを比較
hanabireの商品と、ドラッグストアやホームセンターなどで購入しやすい商品を比較してみました。
| 商品 | 得意な用途 | こすらず使用 | 成分・情報の分かりやすさ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| hanabire 多機能クリーナー | 水垢・石けんカスなど幅広く訴求 | ◎ | △ | 「3秒で強力洗浄」を強く訴求 |
| リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用 | 水アカ・湯アカ・石けんカス | ○ | ◎ | 頑固な浴室汚れ向け |
| ルックプラス バスタブクレンジング | 毎日の浴槽掃除 | ◎ | ◎ | 60秒後に流すタイプ |
| カビキラー | 黒カビ | ◎ | ◎ | カビ取りに特化 |
こうして比較してみると、「こすらず使える」という特徴自体は、hanabireだけのものではありません。
国内大手メーカーでも、スプレーしてしばらく待って流すだけという商品はすでに販売されています。
一方で、大手メーカーの商品は、
どんな成分が使われているか
どんな汚れに対応しているか
どのくらい待つのか
使用できない素材は何か
などが比較的詳しく公開されています。
この情報量の差は、購入を判断するうえで意外と大きいと思います。
hanabireは効果がないのか?
ここは誤解しないようにしたいところです。
今回調べた結果から、
「hanabireの商品は効果がない」
と判断できる材料はありません。
適切な洗浄成分が入っていれば、皮脂汚れや比較的新しい石けんカス、水回りの軽い汚れなどが落ちることは十分考えられます。
問題はむしろ、
YouTube広告で見たような劇的な効果が、家庭のあらゆる汚れで同じように再現できるのか
ということです。
長期間固着した鏡のウロコ、目地の奥に入り込んだ黒カビ、厚く固まった石けんカスなどは、それぞれに適した洗剤を使っても簡単には落ちない場合があります。
そのため、
「シュッと吹きかける」
↓
「3秒待つ」
↓
「一瞬で新品同様」
という効果を期待してしまうと、実際に使ったときにギャップを感じる可能性があります。
hanabireの評判を踏まえて、私ならどうする?
今回、hanabireの評判や商品内容を調べてみましたが、私ならいきなり複数本をまとめて購入することはしないと思います。
特にお風呂掃除が目的なら、
普段の浴槽掃除
→ ルックプラス バスタブクレンジング
頑固な水垢や石けんカス
→ リンレイ ウルトラハードクリーナー
黒カビ
→ カビキラー
というように、汚れに合わせて使い分けます。
少し面倒に思えるかもしれません。
ただ、掃除用品については「何にでも使える1本」より、
落としたい汚れに適した洗剤を使った方が、結果的に早くきれいになる
ことも多いです。
hanabireの商品を試してみること自体は悪くありません。
ただし、「3秒で強力洗浄」という言葉だけを理由に大量購入する必要はなさそうです。
YouTube広告は「汚れの落ち方」を少し冷静に見る
今回この商品が気になった最大の理由は、やはり動画でした。
普通の通販サイトで「強力洗浄」と文字だけで書いてあっても、それほど興味を持たなかったと思います。
ところが動画で、
ものすごく汚れている
↓
スプレーする
↓
汚れが浮く
↓
一瞬できれいになる
という映像を見せられると、
「これ欲しい!」
と思ってしまいます。
洗剤は特にビフォーアフターが映像映えする商品です。
広告で紹介される汚れが「ちょっと無駄にすごくない?」と思うほど汚れているのも、きれいになったときのインパクトを大きくするためでしょう。
だからこそ、
広告映像で落ちている=自宅のすべての汚れも同じように落ちる
とは考えないことが大切です。
注意:塩素系洗剤はほかの洗剤と混ぜない
いろいろな洗剤を使い分ける際には注意も必要です。
特にカビキラーなどの塩素系製品は、酸性タイプの洗剤や食酢などと混ざると、有害な塩素ガスが発生する危険があります。
同じ場所で違う種類の洗剤を使用する場合も、一度十分に水で洗い流してから使うようにしましょう。
まとめ|hanabireの評判は悪くないが「3秒で何でも落ちる」とは考えない方がよさそう
YouTubeで流れてきたhanabireの「3秒で強力洗浄」クリーナー。
広告の汚れの落ち方を見ると、確かに一度試してみたくなる商品でした。
hanabireの評判を調べると、販売ページには高評価の口コミが多く掲載されています。
一方で、第三者サイトなどで確認できる口コミはまだ十分とは言いにくく、販売ページの評価だけで判断するのは少し慎重になった方がよさそうです。
また、同じような名前や容量、訴求の商品が別ブランドでも販売されています。
さらに、「こすらず洗える」という特徴についても、国内大手メーカーの商品ですでに実現されています。
今回の調査から私が感じたのは、
「効果がない商品」というより、「広告のインパクトだけで判断する必要はない商品」
ということです。
軽い汚れなら十分役立つ可能性があります。
しかし、本当に頑固な水垢なら水垢に強い洗剤、黒カビならカビ取り剤というように、汚れの種類に合わせて選んだ方が確実性は高そうです。
私もYouTube広告を見た瞬間は、
「これ、めちゃくちゃ落ちる洗剤なんじゃない?」
と思いました。
でも調べてみると、数百円から購入できる大手メーカーの商品でも「こすらず洗う」はできます。
YouTube広告でhanabireを見かけて、
「評判はどうなの?」
「本当に3秒で落ちるの?」
「買っても大丈夫?」
と気になった方は、広告映像だけで即決せず、価格や容量、成分、市販品との違いまで比べてから判断してみてはいかがでしょうか。
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