「ベイビーわるきゅーれ」で注目された女優の髙石あかりが、来秋のNHK朝ドラのヒロインに選ばれました。
三度目の挑戦でヒロインを射止めた高石さんは、涙で喜びを語っています。
髙石あかりさんのプロフィールなどをご紹介します。
髙石あかりプロフィール
髙石あかり(本名)
生年月日:2002年12月19日生まれ 21歳
出身:宮崎県宮崎市
身長:160cm
特技:歌・ダンス
所属:エイベックス・マネジメント・エージェンシー
2014年:エイベックス「キラットエンタメチャレンジコンテスト2014」ナルミヤオンライン賞を受賞し芸能界入
2016年;「ミスiD2016」でセミファイナリスト。
2016年~2018年:エイベックスのα‐X’s(17人組の育成ユニット)のメンバーとして活動、2018年に全員が卒業しています。
2019年4月より女優として本格活動を開始。
2021年、『ベイビーわるきゅーれ』坂元裕吾監督に伊澤彩織とのダブル主演。初の映画主演です。
『ベイビーわるきゅーれ』は、アクションと女子二人のゆる~い会話が話題となり大ヒット!!。映画は3作、テレビドラマ化もされています。。
また、舞台『鬼滅の刃』では禰豆子役を演じて注目されています。
2025年後期放送予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキ役に決定!!
朝ドラ『ばけばけ』概要
2025年秋のNHK朝ドラの『ばけばけ』は、日本の怪談ばなしを集めた小説『怪談』で有名な小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツがモデルとなっています。
小泉セツ(小泉節子と名乗る)は、出雲松江藩の家臣小泉家の次女として生まれ、22歳で英語教師のアイルランド人のラフカディオ・ハーン(後の小泉八雲)と結婚しました。
時代は明治維新、小泉家の没落でセツさんは11歳で機織りの仕事をして家計を支えたそうです。一度結婚していますが、夫は1年足らずで奔走し離婚。
その後、ハーンの家に住み込み女中として働いたのが二人の馴れ初めです。
当時は国際結婚は珍しく、ハーンはセツの戸籍に入夫する形で結婚し、正式に日本人、小泉八雲となりました。
もともと物語の好きだったセツは、日本語が不得手な夫のために執筆活動を支えました。
ドラマは小泉セツをモデルにしていますが、脚本家ふじきみつ彦さんのオリジナルです。
ドラマについて「何も起こらないドラマ」と以下のコメントをしています。
「セツさんは特別なことを成し遂げたりとてつもない夢を叶えたりした人ではありません。少し変わった、しかし何気ない日常を送った、言ってみれば普通の人かもしれません。
だけど、だからこそ愛おしいのです。
『夢は○○だけん!(島根言葉)』なんて一度も叫ばない朝ドラですが、好きになってもらえたらうれしいです」
脚本家ふじきみつ彦
またプロデューサーの橋爪國臣は
「ヒロイン・松野トキは、夢を宣言し、がむしゃらに追いかけるヒロインではありません。
時代の中で取り残されたり、大勢の意見の中で埋もれていったりする人々に光を当て、尊重し、共に生き抜いていく、そんなドラマを作りたいと思っていました」
プロデューサー橋爪國臣
ヒロインに抜擢の髙石あかり
NHK朝ドラ「ばけばけ」のヒロインオーディションには2892人が参加したそうです。
朝ドラといえばヒロインの一生演じていくわけですから、20歳から亡くなる64歳までを演じることになりますね。
髙石あかりさんについて、脚本のふじきみつ彦さんがコメントしています。
髙石あかりさんの最終オーディションを拝見した時、自分が明治時代の松江にいてハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました。髙石さんがセツさんに化けて、セツさんが髙石さんに化けて、目の前に現れたような…。
また制作統括・橋爪國臣さんは
オーディションでカメラの前に現れた髙石あかりさんを見て、私たちが探していた「松野トキ」がそこにいる!と感じました。髙石さんの自然な演技は、実際に生きているトキそのもの。お芝居の力はもちろん、内に秘めた繊細な感情表現に、現場にいたスタッフみんなが心を奪われました。
と、髙石あかりの演技に絶賛です。
髙石あかりは「ベイビーわるきゅーれ」のまひろのグダグダっとしてるけど殺し屋になると目つきが変わるキャラクタを演じ、『とおいらいめい』では、全然違った静かなキャラクターを演じています。
10代でも落ち着いた印象で演技力には定評がありました。
21歳で朝ドラヒロインを射止めるのは実力と言えると思います。
来年の秋放送ですが、今後の活躍が楽しみな女優さんですね。
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