埼玉栄高校 車横転事故で生徒死亡 生徒の無免許運転が常態化か?!

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さいたま市の私立高校、埼玉栄高校のグラウンドで高校生3人が無免許運転で事故を起こし、一人が死亡したとの報道がありました。

何があったのかニュース報道を紹介します。

目次

学校側の会見

続報:埼玉栄高校を運営する高校を運営する佐藤栄学園が記者会見を開き、「亡くなった生徒やご遺族の皆さまに深くおわび申し上げる」と謝罪しました。

佐藤栄学園によりますと、軽乗用車はサッカー部の監督やコーチがグラウンドを整備するために購入したもので、鍵は去年4月から車内に置いて管理していたということです。

 これについて、学園側は「生徒数が多く、鍵の受け渡しがなかなかできないため、こういう管理になった」と説明しています。

テレ玉より

車の運転は監督とコーチに限られていたということですが、「生徒数が多く、鍵の受け渡しがなかなかできない」とはどういうことでしょう?

生徒に任せていたと取れなくもないですが。一部報道によると、生徒の運転は常態化していたと見られています。

高校生無免許運転で死亡事故

埼玉栄高校、深夜のグラウンド。

無免許の男子生徒が運転し、あわせて3人の高校2年の男子生徒が乗っていた軽乗用車が横転。助手席の生徒(17)が死亡しました。

捜査関係者によると、軽乗用車は30キロから40キロ程度のスピードで走っていたとみられ、死亡した生徒は助手席の窓を開けて外に身を乗り出していて、横転した際に身体を挟まれたということです。

ナンバープレートなし

報道によると、事故を起こした車は軽自動車でナンバープレートがない車。

グラウンドの整備をする道具がつけられており、グラウンドを整備するために使用していたものと思われるとのこと。

車に乗っていたのは埼玉栄高校2年生の男子生徒3人で、午後11時ごろ、グラウンドを走り始め、当初運転していた17歳の生徒と後部座席にいた16歳の生徒が運転を代わった後に事故を起こしています。

17歳と16歳ですから、当然免許はなく無免許運転による事故です。

軽乗用車は30キロから40キロ程度のスピードで走っていたとみられ、死亡した生徒は助手席の窓を開けて外に身を乗り出していて、横転した際に身体を挟まれたということです。

運転していた生徒と後部打席の生徒は、過去にもグラウンドで運転していたと話していることから、無免許による車の運転は常態化していたとみられます。

無施錠の可能性

11月19日の読売新聞によると、軽自動車の鍵は社内に置きっぱなしで、鍵は無施錠だった可能性があると報じています。

生徒は遊ぶために乗ったと供述。

管理責任が問われることになりそうです。

もう一人いた

当初3人が乗っていたと報じられていましたが、もう一人高校1年生の生徒が乗っていたことが判明しました。

車には事故当時、もうひとり高校1年の男子生徒(16)が乗っていたことが新たに分かりました。

この男子生徒は事故が起きたあと、現場から逃げていたということで、警察は任意で話を聞いていますが、事故現場にいたことを認めているということです。

TBSテレビ

交通法について

報道では、交通法についての弁護士の見解を載せています。

「(私有地でも)車両が入れる状態になっているとすると、それは道路というふうに考える、無免許運転罪が成立します。まったく技量がないためにコントロール不能になって、(段差に)乗りあがってしまったという状況だったとすると、危険運転致死罪を成立させることになる可能性がでてきます」

またナンバープレートがないことについては

「ナンバープレートのついていない車両を走らせるということは、整備不良車両の乗車禁止に抵触することにはなります」

高山俊吉 弁護士

グラウンドにはもう一台、同じようにグラウンド整備の道具がついたナンバープレートのない車があるとのことです。

学校の責任はあるのか?

今回の事件は、深夜という時間帯に寮生が起こした事故です。

詳細はこれから取り調べが始まりますが、学校側が生徒の車の運転を知っていたかが問題になりますね。

ナンバープレートがなくグラウンド整備の道具がついていたところから、公道を走ることはないと思われますが、整備に生徒たちが運転することがあったか。

その場合指導者は了解していたのか。

車をグラウンド整備に使っていたのは間違いないでしょうが、11時半からグラウンド整備をしていたとは思われないので、生徒が無断で運転していたのかもしれません。

また、深夜という時間帯から、生徒たちが勝手に車を乗り回して遊んでいたのか?

寮生なので、生徒の生活指導の管理に不十分はなかったのか?

高校生という年齢からみても、運転をしてみたい年頃だとは思いまし、最近の車は殆どがオートマチックですから、走行は簡単。

窓から体を乗り出していたことからも、遊び半分で乗り回していた可能性も十分ありそうです。

ネットでは、「自業自得」「深夜の侵入対策を学校側に求めていたらきりがない」など生徒側の責任を重く見ている書き込みもみられます。

亡くなった生徒の保護者が学校側を訴えるという情報も出ていました。

学校側は明日、会見を開く予定とのことですが、車のキーの管理など学校側の管理責任は免れないと思われます。

まとめ

深夜の高校のグラウンドで高校2年生3人が無免許運転して横転、車に挟まれた生徒一人が死亡するという事故が起こりました。

車は軽自動車でナンバープレートがなく、グラウンド整備に利用されていたようです。

深夜11時30分に起こった事故で、生徒が無断で運転したとおもわれますが、学校の管理責任は問われるでしょう。

それにしても、こんな事故で亡くなった生徒にはお悔やみ申し上げます。

車は便利だけど、凶器にもなります。怖いですね、心して運転しましょう。

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