「御上先生」考察　座席表で見る相関図 ・女子たちの関係性とキャスト紹介

「御上先生」4話までの考察と、女子たちの関係性を座席表で　調べてみました。

ドラマのカメラ位置や会話の掛け合いは、生徒の座席の配置が関係しているのではないかと考えました。

優等生さん達なので、動き回るシーンは少ないですが、彼らの一挙手一投足、表情がドラマにどのように関係しているのか考えるのも楽しいですね。

蝶のアニメーション

（3話）木陰のアゲハ蝶をモンシロチョウが誘い出して共に舞っているうちに、モンシロチョウが蜘蛛の巣に囚われてしまう。

蜘蛛の巣に囚われるのは誰？

2話までに神崎（アゲハ）に寄り添う是枝、富永、次元かと考察したけど、

アゲハが放たれた闇だとすると、囚われるのは神崎か？

（4話）アゲハチョウがヒラヒラと飛んできて水たまりで水を飲むと、波紋が広がってゆく。

モンシロチョウは？蜘蛛の餌になっちゃったの？！

１話。2話のアニメーションはこちら 

座席表で見る相関図（女子編）

座席配置はカメラアングルのために配置されているとしたら、関係性がわかるのではないかと考えました。

ここまでの考察と、女子達のキャストを紹介します。

ハリポタ　トライアングル（神崎・富永・次元）

奥平大兼のキャスト紹介はこちら 

蒔田彩珠と窪塚愛流のキャスト紹介はこちら 

男子編はこちら 

仲良し女子たち

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友達ラインを引いてみると絶妙な座席配置がわかります。

オレンジラインはツーショット映像が撮りやすいですね。

小栗天音（安斉星来）と櫻井未知留（永瀬莉子）

小栗天音（安斉星来）は藝大を目指しているが、音楽高校には行かず進学校の隣徳に通っているということは、音楽だけでなく自らの教養を深めたい確固たる信念が感じられます。

櫻井未知留（永瀬莉子）もまた法律家になる強い信念があり、二人共自らの考えをしっかり持っており、仲が良いのがわかります。

櫻井が人に流されることなく自分の意見を言うことで、問題が提起される重要な役どころですね。

法律家（？）の親からプレッシャーをかけられているのでしょう。3話では成績へのコンプレックスが垣間見られ、受験生としての苛立ちがよく表現されています。

晴山奈緒（矢吹奈子）と綾瀬友香（大塚萌香）

女子力高めで男子に人気があるタイプの二人です。晴山は受験を控えて焦りもあり、御上の言動でかき回されているクラスに多少の不満を抱いているように感じます。そういう意味では、一般生徒の代弁役ですね。

優等生という綾瀬は「綾瀬は晴山を妹のように愛でている」とキャラクター紹介にあるのが共に可愛らしいですね。

東雲温（上坂樹里）と富永蒼（蒔田彩珠）

第3話では、東雲の御上を拒絶する理由が、元教師の父親にあることがわかりました。このことが「教科書検定」の問題提起となり4話の印象的なリベートシーンへと繋がっていきました。彼女の中で、自分の信念を貫いた父と、それにより退職に至り両親が離婚した事が重い凝りのように溜まっていたようです。「教科書検定」をテーマにクラスで文化祭に取り組んだことが、その凝りを晴らしてくれたようです。

富永は誰とも隔たり無く接することで、みんなの相談役のような立ち位置ですね。

けれど3話で東雲に付き添っていた病院から帰った富永の自宅は真っ暗で、玄関先には車椅子らしきものが映り込んでいました。いつも明るい彼女の家庭の事情も何かありそうです。

千木良遥（髙石あかり）と椎葉春乃（吉柳咲良）

椎葉は1話の冒頭で閉店した椎葉商店を覗き込む姿が映ってました。医務室によく行っているようで、複雑な家庭事情を思わせます。千木良はそんな椎葉を気にしている様子です。

今後ドラマの中で彼女の苦しみも明らかにされるのでしょう。

追記：第５話のリーマンショックの説明で椎葉は「家を持ちたいという低所得者層の夢を利用してお金儲けしようとするとか、最低でしょ」と言っています。店舗の閉店は投資の失敗からか？

みんなが気になっているのが髙石あかりが演じている千木良遥の存在ですね。

教室の真ん中の席でいながら、今までほとんど発言することがありません。しかし、印象的に映像に映し出されています。

1話で御上就任についてクラスメイトが「官僚を抑えられるのは政治家だけだよな」みたいな会話を千木良に投げかけているので、親は政治家？

また、御上の後輩・津吹隼人は隣徳学園の情報を同僚の妹から得ているようです。これは千木良？

育ち良い、名家のお嬢様。そういえば是枝先生（吉岡里帆）も名家のお嬢様ですね。隣徳学園の闇との関係は？

彼女の反乱を見てみたいかも！！

倉吉由芽（影山優佳）

アメリカ生まれのアメリカ育ちの帰国子女。日本社会に溶け込めない苦悩を好演して話題になりました。

日本の忖度文化や原爆問題を外からの視線で問題提起しています。御上に促されて心情を吐露したことで、クラスとの距離も縮まっていきました。

弟思いの良いお姉ちゃん。ボーイッシュでバスケ部の男子と仲がいい。女の子グループの噂話はちょっと苦手なタイプですね。2話で冴島の不倫記事見て「冴島先生がこんな事をするなんで思えなくて、ちょっと怖かった」と心情を語っており、他人の痛みが分かる子だと感じました。

戸隠栞（野内まる）

成績優秀、責任感が強いクラス委員長タイプです。真面目で挙手もまっすぐに手をあげるタイプ。

ですが、キャラクター紹介の中では女子でただ一人付き合っている人がいると説明があります。お相手は同じクラスの村岡渉（山田健人）。元生徒会長（村岡）と元生徒会書紀（戸隠）の生徒会カップルで高校2年生の夏から交際している。

普通の学園ドラマだと生徒間の恋愛がクローズアップされますが、さて『御上先生』では？よくある高校生の妊娠なんてのは・・・ないか？

榎本咲良（西本まりん）と市原穂波（鈴川沙由）と遠田祥子（花岡すみれ）

クラスでは地味目な印象の彼女たちです。まだあまり目立ったセリフもありませんが、案外こういうグループが物事の大勢の流れを決めるのかもしれません。

文化祭には参加していますね。

まとめ

『御上先生』に出演している女優陣を座席図からみた相関図で考察してみました。

それぞれのプロフィールも紹介しています。

みなさんこれから期待の女優陣です。『御上先生』で見せる表情とは、また違った作品を観てみたくなりました。