Snow ManやSixTONESへの楽曲提供でも知られるアーティストSHIROSEさんが、ピアノの上で歌う衝撃的なミュージックビデオ『池袋サンシャイン』を公開し、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます!
「これは日本人の恥?」「中毒性がすごい」と、まさに賛否両論。
そんな彼が所属するWHITE JAMとはどんなグループなのか?そして“令和のT.M.Revolution”とまで言われるその戦略とは?
音楽ファンとして、話題の真相とその魅力を徹底的に追ってみました。
はじめに
SNSで注目を集めた“ピアノの上プロモ”とは
2024年7月、3人組音楽グループWHITE JAMが公開した新曲『池袋サンシャイン』のミュージックビデオが、大きな話題を呼んでいます。とりわけ注目を集めたのが、ボーカル・SHIROSEさんがグランドピアノの上に立って歌うシーンや、鳥居の前で露出度の高い衣装を着て熱唱する場面なんです。これに対し、SNSでは「ピアノを冒涜している」「場所の選び方が不適切」といった批判が次々と投稿され、一部では「日本人の恥」とまで言われる事態に…。炎上覚悟とも思える大胆な演出に、話題作りなのか本気の挑戦なのか、気になってしまいました。
SHIROSEが背負うWHITE JAMのこれまでの道のり
SHIROSEさんは、Snow Man『オレンジkiss』やSixTONES、AAAなど、今をときめく人気グループに楽曲を提供している作詞・作曲家としても活躍している方なんです。でも彼自身がメンバーとして活動するWHITE JAMは、2014年のメジャーデビューから今まで、なかなか大きくはブレイクできず…。中でも『ウソツキ』は“泣ける曲”として2400万回以上再生されるヒットになりましたが、その後は少しずつ勢いが落ちてしまった様子。そんな中、2023年にリリースした『Tattoo』がSNSを通じて再び注目されはじめ、「10年くすぶって負けばかりの人生」と語るSHIROSEさんの覚悟が、炎上すら前向きに乗り越えようとする今の姿につながっているように感じました。
1.炎上プロモーションの詳細
ピアノに立つ演出と鳥居前の衣装が波紋を呼んだ理由
『池袋サンシャイン』のMVで最も衝撃を受けたのが、SHIROSEさんがグランドピアノの上に立って堂々と歌っていたシーン。ピアノって、私の中では“触れるだけでも緊張する楽器”というイメージなので、その上に靴のまま立つという行為には驚きました…。SNSでも「ピアニストへの侮辱ではないか」「楽器に対する敬意がない」といった声があがり、共感する人も多かったです。
さらに神社の鳥居前で露出の高い衣装を着て歌う姿に、「神聖な場所でそんな格好するなんて…」とモヤモヤした方もいたようで、こちらも批判の声が広がりました。SHIROSEさんなりの“話題を集めるためのインパクト”だったのかもしれませんが、見る側の感じ方との温度差が大きかったように思います。
賛否両論のSNS反応と「日本人の恥」発言の波紋
MV公開後、X(旧Twitter)やTikTokではすぐにさまざまな意見が飛び交いました。「ピアノから降りて全国のピアニストに謝って」といった辛辣なコメントや、「日本人の恥選手権代表」なんてキツい言葉も…。見ていて、ちょっと心が痛くなるような投稿もありました。
でも一方で、「最初は変だと思ったけど、だんだんクセになってきた」「ギャップがすごいけど歌はちゃんと上手い」といった声もあり、徐々に好意的な意見も増えている印象です。好き嫌いが分かれるタイプのアーティストだけど、だからこそ気になって何度も見てしまう…という中毒性もあるのかもしれません。
SHIROSE本人の反応とアンチコメントへの誠実な対応
私が個人的にすごいなと思ったのは、SHIROSEさんご本人の対応です。SNSでの厳しいコメントに対して、《アンチも炎上も含めて楽しんでいただきありがとうございます》と、どこか余裕を見せながらも受け止める姿勢…。さらに《10年くすぶって負けばっかの人生》と自らの苦労を正直に語り、《一つ一つ丁寧に向き合ってれば、誰かは見てくれてる》という前向きな言葉に、グッとくるものがありました。
こういう真摯な対応をしているからこそ、「本気で音楽と向き合っている人なんだ」と応援したくなる人が増えているんじゃないかと思います。炎上すら自分の力に変えていく強さ、それがSHIROSEさんの魅力のひとつなんですね。
2.SHIROSEとWHITE JAMの楽曲戦略
“泣き歌”で注目された『ウソツキ』の成功
WHITE JAMといえば、やっぱり『ウソツキ』。2014年にリリースされたこの曲は、別れた恋人への想いを胸に“嘘をつき続ける切なさ”が描かれていて、本当に涙が出そうになる歌なんです。YouTubeでも2400万回以上も再生されていて、「元カレを思い出して泣いた」「自分の気持ちを代弁してくれたような歌」と、共感の声がたくさん寄せられていました。
これだけのヒット曲があったにもかかわらず、その後のブレイクにはつながらなかったのが不思議なくらい。でも、この曲があったからこそ、SHIROSEさんの“泣き歌職人”としてのイメージが広まり、今につながっているんだと思います。
『Tattoo』のヒットとSNSでの地道な拡散
2023年に出たミニアルバムの中の『Tattoo』は、WHITE JAMの再ブレイクのきっかけになりそうな曲でした。リリース直後はそこまで注目されていなかったんですが、TikTokやInstagramで使われるようになってから、じわじわ人気が広がってきたんです。
特に「誰かにバレてもいいと思ったのは君だけ」という歌詞が恋愛動画にぴったりで、投稿する人が増えていきました。気づけばMVも1300万回再生を超えるほどに!ファンやインフルエンサーの力ってすごいですね。テレビに出るより、今はSNSで広まることの方が大事なのかもしれません。
Snow Manらへの提供曲で培った音楽性とのギャップ
実はSHIROSEさんって、自分たちの曲だけでなく、Snow ManやSixTONES、AAAなど有名グループにも楽曲を提供してるんですよね。特に『オレンジkiss』は青春っぽくてすごく爽やかで、「キュンとする~」ってファンの間でも大好評だったとか。
そんな“王道ポップ”を書いている人が、ピアノの上で歌ったり、鳥居の前で肌を見せて歌ったりするなんて、びっくりですよね(笑)。でもこのギャップこそが、SHIROSEさんの魅力でもあるんです。「売れる曲」と「自分たちの曲」をしっかり使い分けてるって、実はすごく戦略的な人なのかもしれません。
3.“魅せる戦略”としての自己プロデュース
整形級メイクや露出衣装のインパクトと意図
『池袋サンシャイン』のMVやSNSの投稿を見て、「なんだか目が離せない!」と思った方、多いんじゃないでしょうか?SHIROSEさんの整形級メイクや、回を追うごとに大胆になっていく衣装は、まさに“魅せる戦略”そのものだと思います。
目元を強調したメイクは、画面越しでも印象に残るし、衣装もただ派手なだけじゃなくて、曲の雰囲気とリンクしてる気がするんですよね。あえて「異物感」を出すことで「なにこれ!?」と目を引いて、そこから楽曲に引き込まれていく…まさに計算され尽くした仕掛けだなぁと感じます。
インフルエンサーとのコラボによる相乗効果
もうひとつの成功要因は、インフルエンサーとのコラボ!特に、整形級メイクで話題のいよさんとの共演動画は、TikTokで大バズりしました。普通のミュージシャンではなかなかできないような自然な空気感の中での演出が、新鮮だったんです。
「いよさんの動画からSHIROSE知った」という声も多く、音楽ファンじゃない層にも広がっていったのがポイント!いまの時代は“どこで知ってもらうか”が本当に大事なんですね。こうしたSNSコラボが、WHITE JAMのイメージをいい意味で広げてくれたと思います。
“令和のT.M.Revolution”としての可能性
SNSでは「令和のT.M.Revolution」と呼ばれることもあるSHIROSEさん。確かに、風を受けて踊ってた西川貴教さんを思い出すような、インパクト大のビジュアルと、しっかりした歌唱力のギャップは共通してる気がします!
西川さんが平成を代表するアーティストだったように、SHIROSEさんも“令和の仕掛け人”として、新しい音楽の形を見せてくれる存在になりそうです。SNSとMVで完結するこの時代に、自分の見せ方をしっかりわかっているアーティストって本当に強いなぁと思います。
まとめ
SHIROSEさんとWHITE JAMが仕掛けた“ピアノの上プロモーション”は、本当に賛否両論を巻き起こしました。でも、その背景には、「とにかく知ってもらいたい」「どんな形でも響いてほしい」という切実な気持ちがあるんだと思います。炎上を覚悟したその姿勢、アンチにも誠実に向き合う人柄、そして泣けるほど心に響く楽曲…。そのすべてが彼らの魅力として、少しずつ浸透しているように感じます。
派手な見た目や演出ばかりが注目されがちですが、10年積み上げてきた努力と音楽への真剣な想いこそが、今の彼らの強さなんですよね。「令和のT.M.Revolution」として、どんな風に成長していくのか…これからも目が離せません!
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