2025年後期のNHK朝ドラ「ばけばけ」でヒロイン(髙石あかり)のお見合い相手役に、寛一郎さんが決定しました。
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では浄瑠璃で人気の馬面太夫こと、富本豊志太夫(=午之助、寛一郎)役で出演しています。
まさに顔の長さを活かした配役ですね!!
寛一郎さんといえば、父は佐藤浩市さん。祖父は三國連太郎さんという俳優一家ですね。
顔が長いとSNSなどで言われているようですが、父と祖父のどちらに似たのでしょう?
画像で比較してみました。
寛一郎

名優を父・佐藤浩市と祖父・三國連太郎に持つ俳優・寛一郎。
NHK大河の「鎌倉殿の13人」や「べらぼう」に出演し注目を集めています。
今回、朝ドラ初出演で、「ばけばけ」でヒロイン・髙石あかりのお見合い相手を演じることが分かりました。
寛一郎とはどのような人物なのでしょうか?
寛一郎(かんいちろう)
本名:佐藤 寛一郎(さとう かんいちう)
生年月日:1996年8月16日
出身地:東京都世田谷区
身長:182cm
血液型:A型
職業:俳優
事務所:ユマニテ
俳優を目指していたわけではないそうですが、幼い頃から父・佐藤浩市に連れられて撮影現場を見て育ったそうなので、役者になるのは必然だったのかもしれませんね。
2017年俳優デビューですが、初めての出演した映画『菊とギロチン』で第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞と第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞、第28回日本映画批評家大賞助演男優賞[9]を受賞しています。
映画『心が叫びたがってるんだ。』を経て映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。
2018年、ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』(テレビ東京)でテレビドラマ初出演。
2019年、『君がまた走り出すとき』で映画初主演を果たし、その後、ドラマでも日曜劇場『グランメゾン東京』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など着実に実績をあげています。
「がらくた」MV
米津玄師のMV「がらくた」(映画・ラストマイル主題歌)で、石橋静河と共演しています。
付いたり離れたり、揺れ動く二人を切なく表現していますね。
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」馬面太夫
2025年3月16日放送のNHK大河ドラマ「べらぼう」では、その顔の長さを活かして浄瑠璃で人気の馬面太夫こと、富本豊志太夫=午之助(寛一郎)役で出演しています。
この面長の馬面太夫さんは実在した人物だそうです。


江戸の庶民が熱狂した浄瑠璃のアイドルとして描かれました。
吉原の遊女たちも涙を流して喜んでいましたね。
しかし、その反面、りつ(安達祐実)が語っていたように、歌舞伎役者や浄瑠璃役者は四民(士農工商)の外、つまりは、それ以下と差別されていました。
市中から差別される吉原の出入りも禁止するほど差別意識は強かった。というより、封建制度は幕府側が民を制するための手段でした。
寛一郎の祖父 三國連太郎

1923年1月20日 ~2013年4月14日(享年90歳)静岡県出身
昭和の名優、三國連太郎が祖父に当たります。映画俳優、舞台俳優として輝かしい実績を残しました。
祖父・三國連太郎と寛一郎
「釣りバカ日誌」のスーさんのイメージが強いと思いますが、若い頃は日本人離れしたイケメンです。寛一郎さんとよく似ていますね。


寛一郎の父 佐藤浩市

1960年12月10日生 東京出身
父である佐藤浩市さんも、昭和から平成、令和にかけて数々の映画・ドラマで活躍する名優です。。
佐藤浩市さんに面長のイメージはありませんが、若い頃はやっぱり似ています。
父・佐藤浩市と寛一郎


佐藤浩市さんは、幼い頃母親を捨てた父・三國連太郎さんとの確執が有名でした。
昭和という時代もあり、若い頃のイメージは攻撃的・反抗的な雰囲気を持っていました。
寛一郎さんは、少し儚げで優しいイメージですね。睨んだ画像は殆どありませんでした。
祖父と父
アクの強い役を演じている三國連太郎と佐藤浩市。


そして、歳を重ねて似てくる親子です。


こうして比べてみると、面長な顔は若い頃の祖父・三國連太郎に似ているように思います。
親子で映画『せかいのおきく』完成披露舞台挨拶
佐藤浩市:舞台上でこの並びはイヤなんだよな…
寛一郎:映画のテーマでもある『人を受け継ぐ』ということでもありますし、隣に父がいるので…忌々しいこのふざけた佐藤家という血を100年後も残してほしいなと。僕も頑張りたいと思います
佐藤浩市:コラッ!
と言いながら、とても嬉しそうな佐藤浩市さんです。
三國連太郎と佐藤浩市のような父子の確執はないようですね。
名優の二世・三世として

芸能界も二世・三世が多く活躍しています。
寛一郎さんは、祖父・三國連太郎と父・佐藤浩市であることを公表しています。それでも「佐藤」と名乗らないことに反骨精神を感じますね。
名優の祖父と父を持っていますが、二人とは違った現代風のスマートな雰囲気と少し儚げな柔らかいイメージを持っていると感じます。
役柄にも恵まれて、今後ますます活躍が楽しみな俳優です。
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