『いつか、ヒーロー』概要
『いつか、ヒーロー』は、桐谷健太が主演を務める感動的な復讐エンターテインメントです。
物語は、20年間消息不明だった児童養護施設職員・赤山誠司が、再び教え子たちと出会い、腐敗した権力に立ち向かう姿を描いています。
2025年4月6日(日)スタート 毎週日曜 午後10時15分
ABCテレビ・テレビ朝日系
放送終了後、TVer・ABEMAで見逃し配信
出演:桐谷健太、宮世琉弥、長濱ねる、でんでん、板谷由夏、北村有起哉 ほか
脚本:林宏司
プロデューサー:南雄大(ABCテレビ)、松野千鶴子、増田玲介(アズバーズ)
監督:アベラヒデノブ
制作協力:アズバーズ
制作著作:ABCテレビ
あらすじ
物語は、赤山誠司(桐谷健太)が児童養護施設「希望の道」で職員として働いていた頃から始まります。彼は、虐待を受けた子どもたちに全身全霊の愛情を注ぎ、夢や希望を持たせる存在でしたが、ある事情により赤山は20年間行方不明となります。
彼が消えた理由は明らかにされていませんが、その間に彼の教え子たちはそれぞれの人生で苦しむことになります。20年後、赤山は再び故郷に戻りますが、彼が目にしたのは夢や希望を失った教え子たちの姿でした。
野々村光(泉澤祐希)は引っ込み思案で、サッカー選手になる夢を抱えていましたが、現在は路上生活を送るヤングホームレスに。
交野瑠生(曽田陵介)は、一流のビジネスマンを夢見ていたものの、ブラック企業に勤め、心身ともに限界を迎えています。

君原いぶき(星乃夢奈)は、シングルマザーとしてギリギリの生活を強いられ、渋谷勇気(駒木根葵汰)は仲間想いながらも反抗的な態度を取る日々を送っています。
赤山は、彼らの現状を目の当たりにし、強い衝撃を受け、教え子たちを救うために立ち上がる決意を固めます。彼らとの再会を通じて、赤山は自らの過去と向き合い、同時に教え子たちの心の痛みを理解していきます。
そして、赤山は彼らと共に、彼らの人生を狂わせた腐敗した権力に立ち向かう!!
彼らが社会の不条理に立ち向かう姿を描き、赤山と教え子たちは、互いに支え合いながら、夢を取り戻すための戦う、復讐エンターテイメントです。

小関裕太演じる小松崎実や、板谷由夏演じる西郡十和子といったキャラクターが登場。赤山の過去や教え子たちの苦しみを掘り下げるていきます。西郡は政治部のエース記者として、赤山の裏の顔や20年間の音信不通の理由に迫っていきます。
彼らはそれぞれの過去を乗り越え、互いに成長しながら紡ぎ出す復讐と再生の物語。
最終的には、彼らがどのようにして夢を取り戻し、希望を見出すのか・・・。
『いつか、ヒーロー』は、感動的な人間ドラマと手に汗握る復讐劇が交錯する作品であり、視聴者に深いメッセージを届けることでしょう。物語の中で描かれる友情や絆、そして夢を追うことの大切さが、多くの人々の心に響くことを期待しています。
キャスト・相関図

赤山誠司 役 / 桐谷健太

1980年2月4日生 大阪府出身
桐谷健太が演じる主人公の赤山誠司は児童養護施設「希望の道」で職員だったが、20年前にある事情で行方不明になっていた。
久しぶりに戻ってみると教え子たちは窮地に陥っていた。夢も希望も失っている彼らと赤山がやがて腐った権力に立ち向かっていく。
桐谷健太コメント:まずはオファーを頂いたことに感謝します。
今作で演じる赤山という人物は、太陽のような男で、情に厚く涙もろい面もありながら、実は真逆の側面を持ち合わせています。彼は決してヒーローなんかじゃない。
この作品はとても強烈で、自分自身まるごとぶつかっていくことでしか太刀打ち出来ないなと感じています。
何より大切なのは『今』だけど、俺たちを奮い立たせる『いつか』を信じて。
氷室海斗 役 / 宮世琉弥

2004年1月22日生 宮城県出身
宮世琉弥が演じる氷室海斗は、相手の弱みに付け込み徹底的に追い込むサイコパスな一面をもっている。
赤山や教え子たちを世の中から排除しようとする正体不明の男。
今まで演じて活きた爽やかなイメージとは真逆の役どころに注目!
宮世琉弥コメント:心に深い闇を抱いてしまっている役なので、氷室の闇が生まれてしまった背景も大切にして、共感した上で大事に演じていきたいなと思います。
何が正義で何が悪か。悪と思える事柄も、そのバックボーンを知れば見方が変わるかもしれない。皆様にとっての「正義と悪」は、何があっても変わらずにあり続けますか?僕も演じながら沢山考えさせられる作品です。是非!楽しみにしていてください!
樋口ゆかり 役 / 長濱ねる

1998年9月4日生 長崎県出身
成績優秀で世話好きだったが、夢見ていた通訳ではなく介護職に就いて苦しい生活を送り、人生に諦めを感じている赤山の教え子。
長濱ねるコメント:この世に希望なんてないと絶望しながら、それでも人を、世界を信じようとするゆかりの人柄に惹かれました。密かに諦めきれないこと、胸の奥にしまった怒り、その一つ一つに丁寧に向き合って演じられたらと思います。
隣に誰が住んでいるかもわからない冷たい世の中になってしまったと時代を嘆く声も聞こえてきますが、私はそうは思いません。寂しさの中にもきっと希望はあると信じているし、世界を変えてくれる何かに私たちは期待している。そんな光を届けられたらいいなと思います。
大原要蔵 役/でんでん

1950年 1月23日生 福岡県出身
金も仕事も身寄りもない赤山を自らの家に住まわせ支える世話好きな大原要蔵役を演じ、彼の過去や消息不明の理由を知るキーマンとして物語に深みを与えます。
一見ただの世話好きな好々爺ですが、時折見せる真剣な顔は、只者の空気でなく…!?
でんでんコメント:いつもは役にふさわしいモデルを見つけて演じていました。ですが、今回は敢えてその作業をやめて、台本から漂ってくる匂いを嗅ぎ取りながら、大原という得体の知れない男を魅力的に演じられたら嬉しいです。
西郡十和子 役/板谷由夏

1975年6月22日生 福岡ケ出身
板谷由夏が演じる西郡十和子は、スクープ命の敏腕政治記者で、政府与党の大物政治家に近づこうと奮闘している。彼女のターゲットは大企業「ドリームグループ」の会長・若王子。独自の嗅覚で政財界の動きを見極め、彼の懐に必死に食い込もうとしていますが、そこには大きな理由が・・・。
十和子はコミカルな面も見せつつ、仕事に全力を尽くパワフルなキャリアウーマン!!
板谷由夏コメント:今までにあまり演じたことのないタイプの女性になる予感がしています。トライを恐れず、楽しみたいです。脚本を読み進めていますが、何が起きるのかわからない不気味さと 先を知りたい気持ちがざわざわと生まれています。楽しみにしていてください。
若王子公威 役 / 北村有起哉

1974年4月29日生 東京都出身
北村有起哉が演じるのは、ITや金融、教育、メディアなど各分野を束ねる「ドリームグループの会長・若王子公威です。
政治記者の西郡十和子(板谷由夏)は、執拗に若王子の身辺を探っている・・・。彼は敵か、味方か?!
北村有起哉コメント:どうやら表の顔と裏の顔がありそうなので…、その矛盾した両面性をしっかり咀嚼して一本筋の入った人物をしっかり演じていきたいです。その人物が善でも悪でも。
はじめっからモチベーションが上がりまくりです。なぜなら『また一緒にできる!』がたくさんあるからです。ドラマ『ムショぼけ』のプロデューサーとディレクター、そして主役の桐谷健太君。これだけでも、ワクワクしてますが、なんといってもあの林宏司さんが久しぶりに連ドラを書き下ろしてくれるのです。面白くならないわけがありません。浮き足だつ自分を抑えて、しっかりと演じさせてもらいます。どうぞお楽しみに。
野々村光 役 / 泉澤祐希

1993年6月11日生 千葉県出身
赤山の教え子の一人。愛称はノノ。引っ込み思案で大人しい性格のためコミュニケーションが苦手で職を転々とし、夢だったサッカー選手にはなれず、現在は路上生活を送っている。
泉澤祐希コメント:辛い過去を背負い、さらに夢や希望を失った若者たちが、どのように赤山と生きる希望を見つけ出すのか。そして最後に待ち受けるものは何なのか。毎話どうなるの!?次は?と楽しく読み進めております!ヒーローとはピンチの時に現れ助けてくれる人物。たとえその人が善でも悪でも。あなたにとってヒーローとは?考えさせられる作品です。お楽しみに!
交野瑠生 役 / 曽田陵介

1997年10月24日生 島根県出身
赤山の教え子の一人。向上心が強く見栄っ張りでヤンチャな性格。夢は一流のビジネスマンだったが、一流企業に就職後、ブラック企業の厳しい営業ノルマや上司からの圧力で心身ともに限界を迎えている
曽田涼介コメント:一癖も二癖もある若者達が桐谷健太さん演じる赤山誠司にぶつかりながらも成長していきます。感情を揺さぶるセリフも多くありワクワクしながら台本を読ませていただきました。僕の演じる交野瑠生という役も善と悪の狭間を葛藤しながら全力で生きています。見終わった後、『明日も頑張ろう』と希望を持てるそんなドラマになると思います。一つ一つの感情を、丁寧にそして力強く演じさせていただきます。是非、お楽しみに!!
君原いぶき 役 / 星乃夢奈

2004年11月7日生 北海道出身
赤山の教え子の一人。気が強い反抗的な女性で、実は寂しがりな一面を持ち、小さい頃の夢は金持ちの嫁。職場結婚し一女をもうけるが、夫のDVで離婚。現在は夜間清掃と宅配サービスのアルバイトをしながらシングルマザーとして生活している。
星乃夢奈コメント:初めて演じさせていただく役柄で、一つ一つの言葉に考えさせられながら脚本を読ませていただいています。いぶきちゃんの人生に共感を得られるように、そして支えになれるように全力で挑ませていただきます。1話1話が本当に心に残る言葉ばかりです。登場人物それぞれの視点で観ると感じ方も変わるのもこの作品の楽しみの一つになると思います。
愛と勇気で溢れる熱いドラマがみなさんの毎週の楽しみの一つになりますように。
渋谷勇気 役 / 駒木根葵汰

2000年1月30日生 茨城県出身
赤山の教え子の一人。気が強く反抗的な性格のだが、実は仲間思いで責任感が強く、児童養護施設「希望の道」のリーダー的存在だった。赤山が失踪する前に交わした約束とは?
駒木根葵汰コメント:10代の頃からお世話になっているアベラ監督、以前共演して大好きな北村有起哉さんと再びご一緒することができてうれしく思います。1話の台本を読み終えたときにニヤニヤしながら続きを欲していたあの感覚がわすれられません。
全力で頑張ります!
小松崎実 役 / 小関裕太

1995年6月8日生 東京都出身
主人公・赤山の裏の顔や20年間の音信不通の理由を探るテレビ局の政治部エース記者・西郡十和子の部下・小松崎実は、彼女に振り回されながらも、世の中の悪に迫る姿を見せていく。
小関裕太コメント:このようなダークな匂いがするドラマが大好物なので、参加できることをとても嬉しく思います。僕演じる小松崎はテレビ局の報道部員ですが自分の仕事よりも、上司である超一流の政治部エースでエネルギッシュな西郡さんにこき使われ奮闘することの方が多いです。振り回されている小松崎を見守り応援いただけると嬉しいです。
脚本:林宏司

1965年生
「医龍」「ハゲタカ」「コードブルー」など専門分野を得意とする社会派ドラマのヒットメーカー。NHK朝ドラ「エール」では、当初脚本が決まっていたが交代になり話題になりました
林宏司コメント:「今だけ金だけ自分だけ」社会の底が抜けたような現代日本で、真のヒーローとは?SNSでフォロワー数を稼いだ人間?あざとく権力を握った政治家?良心を捨てて抜け目なく稼いだビジネスマン?……「違う、そうじゃない!」
それがこのドラマのテーマです。同時に、世代間の断絶が叫ばれる今、くたびれた中年男ともう若くはない若者との葛藤と友情の話でもあります。圧倒的なサスペンスとエンタメで「来週が待ち遠しい!」という少し昭和レトロな?連続ドラマならではの興奮を日曜日夜にお届けします。
主題歌:石崎ひゅーい

1984年3月7日生 茨城県出身
ドラマ主題歌は、石崎ひゅーいの新作「HERO」です。
石崎ひゅーいの新曲「HERO」が新ドラマ「いつか、ヒーロー」の主題歌に決定! 主演・桐谷健太よりコメントも到着!https://t.co/OOG2ia0DxR#石崎ひゅーい #ヒーロー pic.twitter.com/qTxeX1yf2m
— USENの音楽情報サイト「encore(アンコール)」 (@encore_inf) March 24, 2025
石崎ひゅーい コメント:「HERO」というタイトルに決めるのにはとても勇気が必要でした。とても大きなテーマに思えたし、これまでも沢山のアーティストが描いてこられた題材だったからです。でも、それと同時に難題に立ち向かうチャンスだとも思いました。主人公・誠司の生き様や熱量や思いを感じ、葛藤や願望を一体どんな言葉で表せばいいか、最後の最後まで何度も書き直した僕なりの「HERO」が、このドラマと一緒にいつか誰かの「ヒーロー」になれたら、何より幸せです。
配信情報:楽曲は4月13日(日)にデジタルリリース!
石崎ひゅーい「HERO」 2025年4月13日(日) 配信開始
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