コヤマ・モトアキ容疑者 蝶の大量捕獲・密輸 コスタリカで逮捕

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自然の楽園と呼ばれるコスタリカで日本人の男性(コヤマ・トモアキ)が蝶を大量捕獲して密輸しようとしていたとして逮捕されました。

目次

コスタリカで蝶の大量捕獲・密輸で日本人逮捕

中米コスタリカで、日本人の男性が野生の蝶を無許可で捕獲し密輸を試みたとして逮捕されました。

コスタリカ警察によると、23日にパナマ国境付近の森林で、不審なアジア人男性が大量の蝶を捕獲しているとの通報がありました。現場に駆けつけた警察は、木に多数の捕獲用ネットが取り付けられているのを発見し、男性の車両やバッグから35種類、合計213匹の蝶を押収しました。

これらの蝶は自然に放たれ、男性は野生生物を無許可で捕獲し密輸を企てた疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは日本国籍のコヤマ・モトアキ容疑者で、押収された蝶は闇市場で取引された場合、約3800万円の価値があるとされています。警察は容疑者を拘束し、捜査を進める方針です。

コスタリカの野生動物密輸の罪は

  1. 法律の適用
    • コスタリカでは、野生動物の保護は「野生動物保護法」(Ley de Conservación de la Vida Silvestre)に基づいています。
    • CITES(ワシントン条約)にも加盟しており、国際的な規制も遵守しています。
  2. 具体的な罪
    • 密輸(違法に野生動物を輸出入すること)
    • 違法な捕獲や販売
    • 絶滅危惧種の取り扱いに関する違反

量刑

  • 罰金: 数千ドルから数万ドルの罰金が科されることがあります。金額は違反の内容や規模によって異なります。
  • 懲役: 数ヶ月から数年の懲役刑が科される可能性があります。特に悪質な場合や組織的な犯罪に関与している場合は、厳罰が適用されることがあります。

コスタリカでは、野生動物の密輸は厳しく取り締まられており、罰金や懲役刑が科されることがあります。国の生物多様性を保護するため、法律が整備されているため、違反には厳しい処罰が伴います。

野生動物の密輸の罪 日本の場合

  1. 法律の適用
    • 日本では、野生動物の密輸は主に「種の保存法」や「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づいて処罰されます。
    • 国際的には、CITES(ワシントン条約)に基づく規制も適用されます。
  2. 具体的な罪
    • 密輸(不法に輸出入すること)
    • 違法な捕獲や販売
    • 絶滅危惧種の取り扱いに関する違反

量刑

  • 罰金: 数十万円から数千万円までの範囲で、具体的な金額は犯罪の内容や規模によります。
  • 懲役: 数年から十数年の懲役刑が科されることがあります。特に悪質な場合や、再犯の場合は厳罰化される傾向があります。

コスタリカの蝶

コスタリカ

コスタリカには約1,500種類以上の蝶が生息しており、その多様性は世界でもトップクラスです。以下に代表的な蝶の種類とその特徴を紹介します。

1. モルフォ蝶(Morpho spp.)

モルフォ蝶
  • 特徴: 鮮やかなメタリックブルーの翅を持つ大型の蝶で、飛んでいるとまるで光が反射しているように見えます。
  • 生息地: 熱帯雨林の低地から山地まで広く分布。
  • その他: 翅の裏側は茶色で目玉模様があり、捕食者から身を守る役割を果たします。

2. フクロウチョウ(Caligo spp.)

フクロウチョウ
  • 特徴: 後翅にフクロウの目のような模様がある大型の蝶。
  • 生息地: 主に森林地帯に生息し、夕暮れや夜に活動することが多い。
  • その他: この目玉模様は捕食者を威嚇する効果があるとされます。

3. ゼブラロングウイング(Heliconius charithonia)

ゼブラロングウイング
  • 特徴: 黒地に白の縞模様が特徴的な細長い翅を持つ蝶。
  • 生息地: 熱帯雨林や低地の森林。
  • その他: 花の蜜を吸うだけでなく、花粉も食べる珍しい蝶。

4. ジュリアチョウ(Dryas iulia)

ジュリアチョウ
  • 特徴: 鮮やかなオレンジ色の翅を持つ美しい蝶。
  • 生息地: 熱帯雨林、庭園、公園など。
  • その他: 活発に飛び回る習性があり、ハチドリのように花の蜜を吸う姿が観察される。

5. ガラス翅蝶(Greta oto)

ガラス翅蝶
  • 特徴: 透明な翅を持ち、英語では「Glasswing butterfly(ガラスの翅の蝶)」と呼ばれる。
  • 生息地: 森林の薄暗い場所に多く生息。
  • その他: 翅が透明なため、捕食者から見つかりにくいという利点がある。

6. ホウセキチョウ(Urania leilus)

ホウセキチョウ
  • 特徴: 緑色や青色の金属光沢を持つ美しい蝶。
  • 生息地: 熱帯雨林の低地。
  • その他: 昼間に活動するが、実はガの仲間。

コスタリカの国立公園や保護区では、これらの美しい蝶を観察することができます。特に、モンテベルデ、コルコバード、マヌエル・アントニオ国立公園などが有名なスポットです。

まとめ

南米コスタリカで許可なく蝶の多量捕獲をして密輸しようとした日本人コヤマ・モトアキ容疑者が逮捕されたというニュースについて紹介しました。

コスタリカは蝶だけでなく、昆虫や鳥など多くの野生動物が生息し、珍しい種類も多いそうです。

美しい蝶を眺めるだけなら良いのですが、お金のために大量捕獲して密輸するのは種の保存や生態系の破壊など大きな罪を招き、絶対に許されない行為ですね。

コスタリカでは動物の密輸は厳しく処罰されるようです。

しかし3800万とは、珍しい動物や生き物を欲しがるお金持ちがたくさんいるということですね。

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