ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の放映が始まりました。
第1話では伏線が張られまくりのため、早速、SNSでは謎の老女いづみは誰なのか？と考察が賑やかです。
ここでは、第1話のあらすじを踏まえ、ネットの反応を見ながらその正体を探っています。
第1話あらすじ
ドラマは端島（軍艦島）を離れる夜の小舟から始まります。
赤ん坊の泣き声が響く、赤子を抱く女性の傍らには、リナ（池田エライザ）がいる。
「愛しい人の想い出はすべてあの島に置いてきた」モノローグは宮本信子。
2018年東京。
ホストの玲央（神木隆之介）は、謎の老女（宮本信子）にいきなり「私と結婚しない」と声をかけられる。いづみと名乗る老女は玲央の店で大金を使い、後日、玲央を長崎に誘い、端島を回る観光船に乗る。
「世界遺産の端島、軍艦島は今は廃墟となり・・・」のアナウンスに、いづみは「廃墟なんかじゃない」と泣き崩れた。
時は遡り1965年端島。
炭鉱で賑やかな端島に長崎大学を卒業した鉄平（神木隆之介 2役）が戻って来る。
鉄平と同じく長崎大学を卒業した百合子（土屋太鳳）、賢将（清水尋也）と端島の食堂の娘朝子（杉咲花）と幼馴染4人が揃う。鉄平は父親の反対を押し切って鷹羽工業に就職して端島で働くことになった。
そんな中、謎の歌手リナ（池田エライザ）が逃げるように端島にやってきて、管理職員専用のバーで女給として働くことになった。
しかし、リナは鷹羽工業の得意先の客を怒らせてしまい、島を出ていくことになった。
それを知った鉄平は一案を講じリサの退去を阻止することに成功した。
いづみとは誰なのか？
ドラマの最後でいづみはコードネームだと言っているので、本名ではないということです。
ドラマのヒロインは3人、百合子（土屋太鳳）、朝子（杉咲花）、リナ（池田エライザ）です。
いづみが玲央を誘ったのは「好きな人にそっくりだから」と言っているので、この3人のうちの誰かということになります。
リサ説
ドラマの最初に小舟に乗って島から出ていくのはリナです。
赤ん坊を抱いているのはリナという考察もありますが、赤ん坊を抱いているのは髪型や服装からみてリナではないと思われます。
夜に小舟で島を出るという行為から考えて、赤ちゃんの急病で島を出る小舟に同船させてもらったと考えるほうが妥当だと思います。
逃げるように島を離れるのはどんな理由があるのか？
いづみが端島を見て泣き崩れるのは、悲しい思いでがあるから？しかも、島には上陸していません。
冒頭に流れる「戻れない」「愛しい人の思いではすべてあの島に置いてきた」というモノローグはリナが言っているようにも受け取れます。
また、鉄平がリナに言った言葉「人生をここからやり直さないか」を、いづみは玲央に語っています。
しかし、SNSの考察で気づいたのですが、リナは左利き。いづみは右利きです。
大人のリナが途中で矯正したとは考えにくいですね。この違いは決定的です！！
朝子説
朝子（杉咲花）は、鉄平の幼馴染でずっと端島の食堂で働いています。
鉄平のことが好きでも言い出せないでいます。端から見ていると朝子の気持はミエミエなのに、鉄平は気づきません。
百合子と鉄平との仲を気を揉んでいましたが、鉄平が「百合子と賢将が付き合っている』と聞いて喜びます。
なのに鉄平は「好きな子はいつも賢将がもっていく」とデリカシーのない言葉を投げかけます。
また、リサと鉄平が接近しているのにも気を揉んでいます。
いづみが1週間も家を空けて何をしていたのかも謎です。忘れられない人をずっと探し続けて、玲央を見つけたのか？
好きな人を50年思いづづける奥に秘めた情熱は朝子らしい気もします。
いづみが鉄平の店の単価率について話しているのは、資産家となったいづみが経営者として成功していることを物語っています。
朝子は食堂の娘なので経営に明るいという考察がありますが、あまりピンと来ませんね。
鉄平がリナに言った言葉「人生をここからやり直さないか」これは朝子も百合子も聞いています。
いづみが端島を見て泣き崩れるのは、端島で生まれ育った朝子ならあり得るかもしれません。
百合子説
「端島の出身だと言わないほうがいいと言われた」と炭鉱の職業差別に対して、長崎の電車の中で鉄平、賢将、百合子が涙を流します。
差別を受けることで、より郷土愛が増した鉄平や賢将と同じく百合子にもあると思われます。いづみが端島を見て「廃墟なんかじゃない」と泣き崩れるのは、百合子だとしても納得が出来ます。
百合子と賢将は付き合っているようですが、ドライな関係にも見えます。
鉄平は百合子が好きだったようなので、百合子にもその気がないとは言えないですね。
また、いづみは経営者として成功していますが、朝子より大学出身の百合子のほうが経済には強いような気がします。
百合子は過去の出来事からコンプレックスを抱えているそうですが、亡き弟の位牌の前でネックレスを握りしめます。
いづみも同じようにネックレスを握りしめる行動をしています。
今のところ百合子説が有力なのではないでしょうか？
まとめ
謎の老女いづみは誰なのか？
リナ、朝子、百合子と可能性を考察しました。
今のところ百合子説が有力ではないかと思うのですが、まだまだ第1話で伏線を張っている段階なので決定打は見つかりませんでした。
第2話予告で、「何角関係なのだろう」と意味深な言葉がありました。
特に、幼馴染の賢将や、やけに色っぽい鉄平の兄進平（斎藤工）が恋愛に全く絡まないとは考えにくいですから、より複雑化してきそうです。
これからの展開が楽しみです！！
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