17日開票された兵庫県知事選挙では、辞職勧告を受け失職した斎藤元彦前兵庫県知事が11万票を超える票を獲得して再選を果たしました。
自らの当選ではなく齋藤氏の応援のためとNHKから国民を守る党の立花孝志氏が知事選に立候補。
選挙戦では、YouTibeチャンネルで100本の動画を投稿し齋藤氏再選の立役者となりました。
その立花氏が今度は南あわじ市長選に立候補すると表明しました。
兵庫県南あわじ市長選立候補
政治団体・NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(57)は18日、自身のユーチューブ番組で、来年1月の兵庫県南あわじ市長選(19日告示、26日投開票)に出馬する意向を表明した。
同市の守本憲弘(かずひろ)市長(63)は知事選で、元同県尼崎市長の稲村和美氏(52)への支援を表明した22人の市長のうちの1人。
立花氏は斎藤氏を支援するとして知事選に立候補しており、稲村氏支持を表明した県内22市長に対し、それぞれの次期首長選で対抗馬を擁立すると表明している。
産経新聞より
斎藤元彦氏の当選において、SNSでは稲村氏を推した「市長有志の会」の22人についての批判も見受けられます。
選挙の結果は、兵庫県民一人ひとりの意思表示として尊重しなければなりません。兵庫県政がスムーズに運営されるのが、県民にとって一番良いことだと思います。
市長会の有志が投票日間近で稲村氏支持を訴えるという異常事態でしたが、これをやり玉に挙げるのはいかがなものかと思います。
市長の中には新県知事となった齋藤氏の結果を受け止め、お祝いを述べる市長もいたそうです。それを批判して、掌返しとするのも県政のためにはどうでしょうか?
今回の選挙は正義と悪玉の戦いのようにエンターテイメント性がより目立ったように思います。
「選挙って面白い」これって本当ですね。
「流れを作ったほうが勝つ」これも真実。
刺客を立てるという選挙戦もよく聞きます。
しかし、他の立候補者のために立候補するのは、東京都知事選挙の時、立候補者の掲示板が関係ないポスターで埋められたような今までに思ってもない事態が起こっているような気がします。
本当にこれって良いの?
斎藤氏めぐる百条委メンバーの兵庫県議が辞職
齋藤元彦氏のパワハラ疑惑等についての百条委員会が、11月25日予定の証人尋問に齋藤氏の出頭を求めることが決まったそうです。
また、奥谷委員長が10月25日の尋問で、片山元副知事の話を遮ったとする音声データが外部に流出したことについて、「県議会の信用にも関わる極めて憂慮すべき」と陳謝しました。
そのうえで、選挙期間中に「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏からの「言葉の暴力」により「家族が避難を余儀なくされた」などと訴えました。
また同じように誹謗中傷を受けたとして竹内英明県議は18日、議会事務局に辞職願を届け出ています。
立花氏の発言がこれほど力を持ったことに驚きですが、この動画はやりすぎだと思います。
選挙はもうかるシステム
立候補には供託金が必要です。選挙活動に、自民党が2000万円配ったのが問題になりましたが、選挙事務所に選挙カー、ポスター等など、選挙にもお金がかかります。
「令和の虎」二代目主宰で実業家・林尚弘氏(39)が兵庫県知事線の立花氏の供託金300万円を負担していたそうです。
また、今後も「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)を支援していくと表明しています。
「選挙はもうかるシステム」と言い切る立花氏は、このムーブメントを見逃しはしない?
お金をかけない選挙戦は理解できますが、この選挙はN国への宣伝力抜群でしたよね。
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