2025年7月20日に投開票された第27回参議院選挙。
その選挙特番『選挙ONE』(東海テレビ)で注目を集めたのが、元乃木坂46で現在はタレント・ラジオパーソナリティとして活躍中の山崎怜奈さんです。
参政党・神谷宗幣代表との生中継インタビューでは、SNS戦略から右派ポピュリズム、医療費無償化の是非まで、視聴者目線で鋭く切り込みました。
本記事では、山崎さんの発言内容を視聴者の立場から丁寧に振り返り、SNSでも話題となったその影響力について深掘りします。
はじめまして。普通の一視聴者としてテレビの選挙特番をよく見る私ですが、今回とても印象に残ったのが、元乃木坂46の山崎怜奈さんのコメントでした。「あ、この人、ただのタレントさんじゃない…」と思わず画面に引き込まれてしまったんです。そんな私の視点から、今回の選挙特番『選挙ONE』での彼女の発言について、素直な感想をまとめてみました。
はじめに
山崎怜奈、再び選挙特番で注目の的に
7月20日に投開票された第27回参議院選挙。今回の選挙特番『選挙ONE』(東海テレビ)では、あるコメンテーターのコメントが大きな注目を集めました。
元乃木坂46メンバーで慶応大学卒、現在はタレント・ラジオパーソナリティとして活躍する山崎怜奈さん(28)です。
昨年の東京都知事選に続いて、今回も選挙特番に出演し、番組内で参政党・神谷宗幣代表とのインタビューを通じて、その政治的見解を冷静かつ的確に伝えました。
SNSを通じて注目されていた参政党に対し、山崎さんは視聴者目線での疑問や懸念を率直に表明。
「現状が不満だから右派ポピュリズムに投票する流れが当たり前になっている」と警鐘を鳴らし、「票が伸びたのは叩かれたから」といった発言に対しては「言い訳に聞こえる」とバッサリ。若者にも届く言葉で、政治と向き合う姿勢を示しました。
元アイドルから時代を切り取る論客へ──冷静かつ鋭いコメントが話題
元アイドルという肩書きだけでは語れない、山崎さんのコメント力。
単なる印象論ではなく、社会の空気を読み取り、そこに「問い」を投げかける力があります。
番組中では、SNS時代の政治参加の形や、選挙戦略としてのYouTubeの活用についても冷静に分析。
特に「SNSは1対1での接触だからこそ、盲目的になりやすい」といった指摘には、多くの共感が寄せられました。
また、神谷代表が語った「うちの子は元気だから病院に行かない」といった医療費無償化への否定的発言には、「声の小さい人、弱い立場の人こそ政治が目を向けるべき」と厳しい視点を提示。
これらのコメントが番組内外で反響を呼び、ネットでは「正論すぎる」「信じるではなく、見続けるのが政治」といった声が広がっています。

- 生年月日:1997年5月21日(28歳)
- 出身地:東京都江戸川区
- 血液型:B型
- 身長:約164cm
- 学歴:郁文館中学校・高等学校 → 慶應義塾大学環境情報学部卒
キャリアの歩み
- 乃木坂46:2013年に2期生として加入し、2022年7月に卒業まで約9年半在籍。在籍中、Under曲「錆びたコンパス」などでセンターを務めました。
- ラジオパーソナリティ:
- TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』など複数番組で司会を担当。
- 著書:歴史好きとして知られ、初著作『歴史のじかん』(幻冬舎)、エッセイ集『言葉のおすそわけ』などを出版。
- テレビ・教育番組の出演:クイズ番組やNHK高校講座歴史など、学び系メディアにも出演。
- 所属:卒業後は「マウントケープ」に所属。
趣味・特技とパーソナリティ
- 趣味:クイズ、勉強、一人旅、歴史研究。
- 特技:写真、絵、洋菓子作り、チャップリン風コメディ、一輪車。
- 語学:中国語会話も学んでいるとのこと。
🎙 現在の活動
- メディア出演:選挙特番など報道系番組でコメンテーターとして出演するほか、コメント力も高く評価されています。
- 執筆・連載:「hanako.tokyo」でエッセイ連載を行うなど幅広く活躍中。
- 多彩な顔:元アイドルの視点に加え、知性と教養を活かした情報発信で、幅広い世代から注目を集めています。
山崎怜奈さんは、アイドル時代の親しみやすさと、慶應卒の知性、歴史への深い知識を武器に、多方面で活躍中のマルチタレントです!
1.参政党への鋭い問いかけと評価
懲りずに選挙系の仕事を請けてちゃんとこうやって拾われるような意見を言える山崎怜奈は凄いと思うがね。どれだけの心労か。叩かれるだろうけど変わらないでいてほしい。別にファンじゃないけど。 https://t.co/AgyUGWB5Z9
— たぬ (@ponpoko_234) July 20, 2025
神谷代表へのインタビューで明かされた“逃げ”の構造
選挙特番のなかで最も注目を集めた場面のひとつが、山崎怜奈さんと参政党代表・神谷宗幣氏との中継インタビューでした。
神谷氏は、街頭演説やSNSでの発信を通じて「国が滅ぶ」「政治とは何のためにあるのか」といった強い言葉を用いて注目を集めていましたが、山崎さんはそれに対して冷静な視点で切り込みました。
「具体的な政策やビジョンを問われると、“まだ始まったばかりだから”という説明に終始している」と山崎さんは指摘。
これは、変革を掲げる政党としては説明責任が不足しているのではないかと受け取れるものです。
彼女のこうした発言は、SNSやネット掲示板などでも「よく言ってくれた」と支持を集めました。
勢いだけでなく、中身が伴っているのか──。彼女の問いかけは、視聴者に考えるきっかけを与えたのです。
「6年間を担う重み」としての政治家の責任
「参議院議員は6年間、国政を担う」という言葉も印象的でした。
これは一時のブームや空気感で選ばれるべきポジションではないという、山崎さんなりの真剣な問題提起でもあります。
特に今回の選挙では、SNSでの発信力や演出力がそのまま“票”につながるような構図が見られただけに、「候補者の発言や姿勢をもっと精査すべき」との思いがあったのでしょう。
この発言には、かつて自身もテレビの世界で“イメージ”や“キャラクター”の扱いに晒されてきた経験がにじんでいます。
だからこそ、表面的な盛り上がりに流されることなく、長期的な視点で政治を見てほしいというメッセージが込められていたように感じられます。
「叩かれたから票が伸びた」は言い訳?──率直な心証評価
神谷代表は番組中、「メディアに叩かれたことでかえって支持が伸びた」と発言しましたが、これに対して山崎さんは「それって言い訳に聞こえる」とバッサリ。このコメントには、SNSでも共感の声が多く寄せられました。
「批判されたから支持が集まった」という論法は、一見して被害者意識に基づいたもののようにも思えます。
しかし山崎さんは、それを「心証が悪い」と断じ、「政党として批判に真摯に向き合い、説明責任を果たす姿勢こそが重要だ」と暗に伝えました。
彼女の発言は、決して感情的な否定ではなく、冷静な視点に基づくものです。そしてその姿勢こそが、多くの視聴者の信頼を得る理由でもあるのです。
山崎怜奈さんに対する視聴者やSNSの反応は?
🔥 主な批判の声
- 「中立性を欠く」「公共の場での偏った発言」
- 山崎さんの「心証が悪い」「自分の子どもしか見ていない」といった表現が、「公共の電波で一方的すぎる」「中立性に欠ける」として批判されました 。
- 感情的・上から目線と感じた人も多い
- X(旧Twitter)では以下のような投稿も: 「アイドルが政治顔して語らない方がいい」
「不快すぎてチャンネル変えてます#山崎怜奈」
- X(旧Twitter)では以下のような投稿も: 「アイドルが政治顔して語らない方がいい」
👍 支持・共感の声
- 「的確で真っ当なコメント」
- 一方で「山崎怜奈さん、ご発言至極真っ当です。頑張ってください」といった支持コメントも多く見受けられました 。
- 「批判できる論者がいるのは貴重」
- 感情に流されない冷静な視点からの指摘を評価する人もおり、「批判できる人がいるのは貴重」との肯定的な意見もあります 。
📊 賛否両論が鮮明な状況
SNSでは次のように、両極端な声が飛び交っています:
支持派 | 批判派 |
---|---|
「正論すぎる」 | 「何様?」 |
「信じるではなく見続ける政治を語るなんて」 | 「元アイドルが政治語るな」 |
このように、山崎さんの発言は「冷静な視点を評価」する声と「感情的・感覚的すぎる」と捉える声に分かれており、意見が激しく対立するかたちとなっているようです。
山崎怜奈さんの発言は、「的確で勇気のあるコメント」と高く評価される一方で、「タレントの立場でここまで踏み込むのは不適切」「中立性を欠く」と否定的に捉える層もあります。
この反応の二極化は、現代の「SNS時代における政治報道」における議論そのものを象徴していると言えるでしょう。
まとめ
今回の選挙特番で山崎怜奈さんが示したのは、ただの批評や感想ではなく、「政治のあり方」そのものへの問いかけでした。
参政党への鋭い視点、SNS時代における政治参加の課題、そして何より「弱者に目を向ける政治であってほしい」という人間的な願い。
どれも一過性のコメントではなく、社会に根づく問題を浮き彫りにするものでした。
元アイドルという立場から、ここまで的確な社会分析を語れる山崎さんの姿勢は、多くの視聴者にとって新鮮であり、心強い存在でもあります。
「政治は信じるものではなく、見続けるもの」という言葉には、時代の空気を感じ取る彼女ならではの説得力がありました。
誰が発信するかではなく、何を、どう語るか。その視点を持つことこそが、これからの私たちに求められる“政治との向き合い方”なのかもしれません。
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