お笑い芸人として人気を集めてきた渡辺直美さんが、ディズニー&ピクサーの最新作『Elio』で声優デビューを果たしました。
英語版と日本語版の両方を担当する日本人初の快挙として大きな注目を集めています。
さらに、ワールドプレミアで披露したピンクドレス姿や最新ヘアスタイルも話題に!
今回は、渡辺さんの声優挑戦の裏側やビジュアル変化、体型やファッションの進化について詳しくご紹介します。
はじめに
渡辺直美が映画声優に挑戦
お笑いタレントとして日本で広く知られる渡辺直美さんが、新たなフィールドに挑戦しました。
ディズニー&ピクサーの最新作『Elio』でオーヴァ役を務め、英語版・日本語版の両方を担当。
英語での声優は初めてでありながら、堂々と役を演じきったことは大きな話題になりました。
特に米国オリジナル版への参加は、日本人として初の快挙ともいわれています。
インスタグラムでは、「ワクワクとドキドキが重なった貴重な経験」と語り、声優としての成長を実感した様子が伝わりました。
驚きのビジュアル変化とファッションの注目
この挑戦を機に披露された渡辺さんの最新ビジュアルにも注目が集まりました。
LAで開催されたワールドプレミアのレッドカーペットでは、日本を意識した「織姫カットヘア」とピンクのドレス姿で登場し、フォロワーから「前髪あるの新鮮」「姫カット似合う」といった声が相次ぎました。
もともと個性的なファッションやメイクで知られる渡辺さんですが、今回はさらに大人の魅力を引き出したスタイルで、これまでのイメージを一新。
海外でも通用する存在感と表現力を示し、ファッションアイコンとしての地位を改めて印象づけました。
1.渡辺直美の声優挑戦と快挙
ディズニー&ピクサー最新作『Elio』での声優デビュー
渡辺直美さんが挑戦したのは、ディズニー&ピクサーの最新作『Elio』での声優です。
彼女が演じたのは、主人公を導く重要な存在であるオーヴァ役。
しかも今回は、米国オリジナル版の声優として参加するという特別な機会でした。
今まで日本語で数々の声優経験を積んできた渡辺さんですが、英語での声優は初めて。
「発音や表現を一から学び直す必要があった」と語り、監督やスタッフと共に発音練習を繰り返したそうです。
これまで培ってきた表現力とコメディセンスが活かされ、国境を越えた役者としての一面が広く評価されました。
英語版・日本語版の両方を務める日本人初の実績
さらに注目すべきは、英語版と日本語吹き替え版の両方を同じ人物が担当したことです。
ディズニー作品で役名のあるキャラクターを両言語で演じるのは、日本人として初の快挙といわれています。
これには、アメリカでの経験やニューヨークでの生活を続けてきたことが大きく影響しています。
彼女は「今の自分の力をすべて出し切りたかった」と語り、作品への強い思い入れを表現。
英語での演技に加え、日本語吹き替え版ではこれまでの芸歴を活かした自然で親しみやすい表現で、観客を物語の世界へ引き込みます。
ワールドプレミアでの緊張と喜びのエピソード
『Elio』のワールドプレミアはロサンゼルスで開催され、渡辺さんはレッドカーペットを歩くという人生初の経験をしました。
もともとインタビューする側として映画イベントに参加したことはあったものの、演者としてスポットライトを浴びるのは初めて。
「全部英語で本当に緊張した」と振り返りながらも、笑顔を絶やさず堂々とした振る舞いで会場を沸かせました。
イベント後に公開したピンクのドレス姿の写真はSNSで大反響を呼び、「姫カットが似合いすぎる」「世界でも通用する存在感」といったコメントが殺到。声優としてだけでなく、国際的なアーティストとしての新しい一歩を示す出来事となりました。
2.ビジュアルと体重の遍歴
若手時代からの体型・ビジュアル変化


渡辺直美さんのキャリア初期は、お笑い芸人としての強烈な個性と、ふくよかな体型を活かしたパフォーマンスで注目を集めました。
学生時代の写真ではスリムな印象もありましたが、2008年に芸人としてデビューして以降、ビヨンセの完コピなど体を張ったパフォーマンスで一気にブレイク。
「日本のビヨンセ」としての強いメイクと派手な衣装は、芸能界における唯一無二の存在感を確立するきっかけとなりました。
当時は体重100kg前後だったとされ、自身も「95kgまで落としたい」と語っていたことがあり、体型を含めて笑いとパフォーマンスの象徴となっていました。
20kg減量で話題となったミュージカル期


2022年には、ミュージカル『ヘアスプレー』への出演を機に、約5か月で20kgの減量に成功しました。
舞台での激しいダンスや長時間の稽古に加え、食生活や体力づくりにも取り組んだ結果、フェイスラインやシルエットが大きく変化。
SNSに投稿された写真では、肩出しドレスやミニスカートなど大胆なファッションも披露され、「痩せた!」「別人みたい」と話題に
。外見の変化だけでなく、舞台女優としての表現力が一層評価され、ファッションメディアや美容雑誌でも取り上げられました。
現在のNY拠点でのファッションと体型維持

2021年以降、渡辺さんはニューヨークに拠点を移し、より自由で個性的なファッションを発信するようになりました。
髪にはピンクやパープルのカラーを入れ、ビッグサイズのアクセサリーやビビッドカラーの衣装を着こなし、国際的なイベントやファッションウィークにも参加。
体重については公式発表はないものの、減量後の体型を維持している様子がSNSで確認できます。
また、「体型よりも表現力」「自分らしさを楽しむ」という発言を繰り返しており、現在は健康を意識しながら、よりアーティスティックで自由なライフスタイルを実現しています。

3.太っていることのメリットとアメリカでの立ち位置
個性としての体型とキャリア形成への影響
渡辺直美さんは、自身の体型を隠すのではなく、個性として前面に出すことでキャリアを築いてきました。
日本の芸能界では、女性タレントにスリムさが求められる傾向が強い中、彼女は体型を武器に変えました。
ビヨンセの完コピネタで一躍人気者となり、ダンスや歌を全力でパフォーマンスする姿は、笑いだけでなくポジティブなメッセージを発信する存在として支持されました。
結果として、彼女は「太っている=不利」という常識を覆し、自分らしさを前面に押し出すスタイルでメディア出演、CM契約、ファッションブランドの展開など、幅広い分野で活躍する道を切り開いたのです。
ファッションブランド「PUNYUS」とボディポジティブの象徴

2014年に立ち上げた自身のファッションブランド「PUNYUS」は、XSから6XLまで幅広いサイズを展開。
体型を理由にオシャレを諦めてきた層にも光を当て、「どんなサイズでもファッションを楽しめる」というメッセージを体現しました。
この取り組みはボディポジティブ(体型を肯定する考え方)の象徴的事例として注目され、海外メディアでも紹介されました。
特にアメリカでは、プラスサイズモデルやインフルエンサーが多様性の象徴として支持されており、渡辺さんもこの潮流に自然に合流。
自身のブランドと活動を通じて、体型をポジティブに受け止める価値観を広めています。
アメリカでのモデル的評価と課題
ニューヨークに拠点を移した渡辺さんは、ファッションイベントや広告撮影などに参加し、アートとエンターテインメントを融合したスタイルで注目を集めています。
米国では、プラスサイズのモデルやタレントが主流の一部として受け入れられており、彼女も「自分の体型を堂々と表現する存在」として高い評価を受けています。
一方で、アメリカでの知名度はコメディアン出身というイメージが先行し、純粋なファッションモデルとしての認知度は一部にとどまっています。
それでも、SNSでの発信力や独自のファッションセンスは評価されており、「エンターテイナー×モデル」という新しい立ち位置を確立。
アメリカの多様性文化の中で、彼女は日本を代表するポジティブなアイコンとして進化し続けています。
東京ドームへの挑戦と体幹トレーニング
2021年4月からアメリカ・ニューヨークを拠点に活動している渡辺直美さん。Instagramでは、アメリカで運転免許を取得したことや、ニューヨークの街に自身の巨大看板が掲示されたことなど、海外での活動や日常の出来事を積極的に発信してきました。
そして、芸歴20周年を迎える2026年2月には、東京ドームでの単独ライブ開催が決定。日本の女性お笑い芸人として、ここまで大規模な単独公演を打つのは異例であり、その挑戦はファンや業界関係者からも大きな注目を集めています。
その準備の一環として、渡辺さんは2025年7月に体幹を鍛えるためにバレエを始めたことをInstagramで報告。
公開された動画では、「もちろん足は痛いんだけど、英語でフランス語を学ぶという事件で頭も痛かった。来年までに体幹バッキバキになるかな?15回ほど足つりました。もうやりたくないです」とユーモラスにコメント。
この投稿にファンからは「最後のやりたくないってドヤ顔がツボります」「めちゃくちゃ痩せて見える!」「頑張ってください」といった応援メッセージが多数寄せられ、東京ドーム公演への期待がさらに高まりました。
まとめ
渡辺直美さんは、声優としてディズニー&ピクサー最新作『Elio』に挑戦し、日本人初となる英語版と日本語版の両方を務める快挙を達成しました。
ワールドプレミアのレッドカーペットでは、織姫カットのヘアスタイルとピンクのドレス姿で登場し、多くのファンを驚かせました。
さらに、彼女のキャリアを通してのビジュアルと体型の変化も大きな話題であり、20kgの減量やニューヨーク移住後の自由なファッションは、自己表現の幅を広げるきっかけとなりました。
また、体型を個性として活かしたスタイルは、ファッションブランド「PUNYUS」の展開やボディポジティブ文化の発信につながり、国内外で高い評価を受けています。
アメリカでも「自分らしさを堂々と表現する存在」として注目され、モデルとしての新しい立ち位置を築きました。
渡辺さんは、体型や見た目に縛られない表現者として進化を続け、多様性を尊重する時代にふさわしい象徴的な存在となっています。
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