『トップガン』金曜ロードショー放送!!『マーヴェリック』を2倍楽しむために

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トム・クルーズを一躍トップスターに押し上げた名作『トップガン』が金曜ロードショーで放送されます。

なんと、『トップガン マーヴェリック』の地上波初放送と2週連続放送です。

『トップガン』で懐かしむのもいいですが、38年前、覚えていますか?

初見の方はもとより、『トップガン マーヴェリック』を2倍楽しむために是非放送をチェックしておきたいですね。

ここでは、まず大ヒットした『トップガン』についてあらすじを紹介して考察をしています。

目次

金曜ロードショー『トップガン』放送日

11月8日放送『トップガン』午後9時~11時14分(放送枠20分拡大)

11月15日地上波初放送!『トップガン マーヴェリック』午後9時~11時34分(放送枠40分拡大)

映画『トップガン』概要とあらすじ

1988年制作 アメリカ映画

監督:トニー・スコット『ビバリーヒルズ・コップ2 』『ザ・ファン』『エネミー・オブ・アメリカ』など

脚本:ジム・キャッシュ/ジャック・エップス・ジュニア

キャスト

コールサイン役名キャスト/出演作品
マーヴェリックピート・ミッチェル 海軍大尉トム・クルーズ/『ミッション・インポッシブル』『ラストサムライ』
チャーリーシャーロット・ブラックウッド
教官
ケリー・マクギリス/『刑事ジョン・ブック 目撃者』
アイスマントム・カザンスキー 海軍大尉ヴァル・キルマー/『バットマン フォーエヴァー』
グースニック・ブラッドショウ 海軍中尉アンソニー・エドワーズ/『ER緊急救命室』
ヴァイパーマイク・メットカーフ 海軍中佐トム・スケリット/『エイリアン』『ポルターガイスト3』
ジェスターリック・ヘザーリー 海軍少佐マイケル・アイアンサイド/『ベスト・キッド4』『ターミネーター4』
クーガービル・コーテル 海軍大尉ジョン・ストックウェル/『イントゥ・ザ・ブルー』監督
キャロルグースの妻メグ・ライアン/『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』
コールサインとは?

戦闘機パイロットは無線交信時に本名の秘匿や同姓同名や類似した名前と区別するため、機体に与えられた航空機局の呼出符号とは別にTACネーム(アメリカ海軍ではコールサイン)と呼ばれる渾名で呼び合うのが通例。

あらすじ

タイトルになっている「トップガン」とは、米海軍の戦闘機パイロットに空中戦の技術や戦法、戦術、兵器の効果的な用法を指導するために作られた「海軍戦闘機兵器学校」の通称

オープニングでは、米空母から離着陸するF14トムキャットの迫力ある映像に、ケニー・ロギンスのデンジャー・ゾーンDanger Zone)のロックサウンドが盛り上げる!!

マーヴェリックトム・クルーズ)は天才的パイロットだが直感的で型破り。規則違反も数しれず。

ある日、マーヴェリックとレーダー要因の相棒グース組はクーガー/マーリン組の僚機と共に、インド洋上で国籍不明のMiG-28と遭遇し、空中戦になってしまう。

クーガーはMiG-28に追いかけられ、マーヴェリックに助けられるが恐怖で硬直してしまう。帰還に向かっていたマーヴェリックは再びクーガ機に寄り添い無事帰還させることに成功した。

しかし、クーガーはこのときの恐怖心を払拭できず退官してしまう。

トップの成績のクーガーが退官したことから、マーヴェリック、グース組が海軍戦闘機兵器学校(トップガン)に派遣され、航空戦技の神髄であるACM(空中戦闘機動)すなわちドッグファイトの戦技を磨くための教育を受けることになった。

歓迎パーティでマーヴェリックは一目惚れしたシャーロットに声をかけた。

ところが彼女はトップガンの教官だったのだ。

トップガンでの、ライバルアイスマンとのトップ争い。

教官シャーロットとの立場を超えた恋の行方は?

そして、相棒グースの・・・・。

F14の息詰まる空中戦!!

そして天才戦闘機パイロットの挫折と復活、立場を超えた教官との恋の行方が軽快なロックのリズムに乗って描かれる。

ケニー・ロギンス「デンジャーゾーン」「真昼のゲームPlaying with the Boys)」、

マイアミ・ラテン・ボーイズの「ホット・サマー・ナイトHot Summer Nights)」、

アカデミー歌曲賞を受賞したベルリンの「愛は吐息のようにTake My Breath Away)」など、サントラも大ヒットを記録した。

『トップガン』の考察と感想

久しぶりに「トップガン」をVODで鑑賞しました。

ストーリーはだいぶ忘れていたのですが、オープニングのデンジャーゾーンの曲に乗って、F14が空母から離着陸をする場面はテンションが上りますね。

戦闘機の空中戦などは、やはりスクリーンの大きな画面と音響で楽しみたいです。

「トップガン」が制作された1988年は、ソビエト連邦のゴルバチョフのペレストロイカ(政治体制改革)が始まり、ソ連邦の崩壊、冷戦の終結へと向かう時代です。

Mig-28

映画ではさすがに国籍不明のMiG-28(ミグ28)としていますが、冷戦が集結してもアメリカ覇権維持には高価で高性能な戦闘機が必要だという米海軍のプロパガンダ映画だという側面も確かにあるでしょう。それ故に、米海軍全面協力の迫力ある映像が実現したのも事実だと思います。

MiG-28とは

映画のノベライズ(初期稿が元)では、MiG-21となっていて、これは実在するソ連戦闘機です。

映画ではMiG-28という架空の戦闘機に変更されています。冷戦終結に向かい米ソが歩み寄っている時期なので、直接ソ連を名指しするようなことは避けたと思われますね。

撮影にMiG-28として使われたのはF-5戦闘機です。


シャーロット

さて、物語はいたってシンプルです。

型破りの天才パイロットの挫折と復活。年上(?)の女性とのラブストーリー。いかにもハリウッドです。

マーヴェリックが一目惚れしたシャーロットにアプローチをするシーンでは、軽くいなされたマーヴェリックが女子トイレまで追いかけます。

入ってきたマーヴェリックに「なにしてるの!!」と声もあげすに迎えます。この時点で、既に恋の駆け引きの勝者は決まったということですね。あっさり二人は恋仲になります。

公開当時、トム・クルーズファンの友人は「かっこいい」じゃなくて「かわいい!!」と言っていましたっけ。

半裸の筋肉隆々の男たちがビーチバレーを楽しむシーンは、サービスカットですね。

小柄のトム・クルーズにバレーは不利だろうと思ってしまいましたが、そこはスターですから!!

バイクに跨るトムはかっこいいですね。これも小柄な体をカバーするには良いアイデアです。

MA-1ジャケットも大人気になりました。今でも、ミニタリールックの定番ですね。


F14トムキャットの空中戦

空中戦シーンは、まるでジェットコースターのようです。上下逆転する空と戦闘機の横をすり抜ける機体。

F14は可変翼で運動能力の高い戦闘機なので、急旋回や急上昇、急降下と存分に性能を発揮して觀るものを圧倒します。

戦闘機に乗っているような感覚が味わえますが、どの位置に敵機がいるにかさっぱりわかりません。

右に1機!!左旋回!!後方から接近!!・・・よくわからないけど臨場感は味わえますね。

相棒のグースが不慮の死を遂げて、マーヴェリックは責任を感じて苦悩する展開はお決まりとは言えますが、若き天才パイロットが苦悩を乗り越え成長するストーリーは多くの支持を得ました。

巡洋艦援護の緊急出撃命令で、自信を失ったマーヴェリックは一時撤退しようとするがグースの認識票を握りしめ、窮地のアイスマン/スライダー機と協同して敵機4機を撃墜して無事帰艦する。

帰還では乗組員全員から英雄のように迎えられ、アイスマンと固く手を握り合う。

撃墜しちゃっていいの?!

って思っちゃったんですが。映画では「某国は何もなかったと言っている」と。

実際、外交問題になって紛争へ発展したくないのはどちらも同じ。案外、こういうことって現場ではあったりするのかもしれませんね。

ハリウッドですから恋愛要素は必須なのでしょう。

若きトム・クルーズを満喫できる映画です。

36年後に作られた続編『トップガン・マーヴェリック』では前作のオマージュ満載なので予習しておくと2倍楽しめますよ。

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