推し活中の遠征キャンセル、どう備える?新登場「推し活キャンセル保険」を解説

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「推しに会えるその日」を楽しみに、何ヶ月も前から飛行機やホテルを予約して…そんな気持ち、きっと多くのファンの方が経験していると思います。私もそのひとりです。でも、突然のイベント中止や天候の影響、体調不良などで遠征がキャンセルになったこと、ありませんか?

SNSで「行けなかった…」と嘆く投稿を目にするたびに、「他人事じゃないな」と感じていました。そんな中、「推し活キャンセル保険」という言葉を知り、「えっ、そんなのあるの!?」とびっくりしたんです。

この記事では、私自身も「わかる…!」と感じた、遠征中止のリアルと、そんなときに支えになってくれる「推し活キャンセル保険」についてご紹介していきます。

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目次

はじめに

推し活で遠征する人が増加中

「推し活」という言葉が広まるなか、好きなアーティストや俳優に会うために地方から都会へ、さらには海外まで足を運ぶファンが増えています。

以前は地元で応援するのが一般的でしたが、いまでは「推しの現場に行くこと」自体が大切な体験になっています。

たとえば、韓国アイドルのファンミーティングのためにベトナムまで飛んだ名古屋市の女性や、アイスショーを観に新幹線で横浜へ向かった愛知県の女性のように、推し活はまさに「旅」と密接に関わる活動となっています。

しかし予期せぬキャンセルで悲しみと出費が発生

ところが、天候不良や急な体調不良、イベントの中止などにより、「せっかくの遠征が叶わなかった」という声も多く聞かれます。

飛行機代やホテル代、新幹線の切符、そして何より推しに会えるはずだった時間が失われたことで、多くの人が「心のショック」と「財布の痛み」を同時に抱えることになります。

SNS上でも「推しに会えなかった上にお金だけ消えた」という嘆きが数多く投稿されており、この“推し活の落とし穴”に注目が集まっています。

1.遠征キャンセルのリアルな実例

ベトナム公演の中止で飛行機代が戻らず

名古屋市に住む40代の女性は、韓国の人気俳優のファンミーティングのためにベトナム行きの航空券とホテルを手配していました。

しかし、イベントは出発の数週間前に突然中止。チケット代は返金されたものの、航空券のキャンセル料は全額戻らず、大きな出費となりました。

女性はせっかくの旅程を無駄にしたくないと、ひとりで観光に切り替えましたが、「本当は推しに会いたかった」という思いはぬぐえなかったそうです。

一緒に行く予定だったファン仲間は、飛行機をキャンセルし、キャンセル料を支払うことに。目的を失った遠征費が無駄になる悔しさは、金額以上に精神的な負担として残ったといいます。

台風で新幹線が止まり、イベントに参加できず

別の事例では、愛知県の60代女性が、横浜で開催されるアイスショーに行く予定でした。

ところが、当日は台風の影響で新幹線が運休。交通費は払い戻されたものの、チケット代は返金対象外。行けなかったことに加え、楽しみにしていた時間も費用も取り戻せず、やるせない気持ちになったと語っています。

推し活は楽しさと感動をもたらす一方で、自然災害や不可抗力の前にはなすすべもなく、大きなリスクを伴うこともあると実感した出来事でした。

SNSに広がる「行けなかった体験談」

こうした体験は、個人のものにとどまりません。SNSでは、「行くはずだったイベントが中止になった」「推しに会えなかった」「高額な飛行機代が無駄になった」といった投稿が日々見られます。

中には「もう遠征するのが怖い」と感じる人もいれば、「キャンセル保険に入っておけばよかった」と悔やむ声も多く寄せられています。

遠征のキャンセルは、単なる“予定変更”ではなく、時間・お金・感情すべてにダメージを与える出来事。こうした背景が、後の「推し活キャンセル保険」誕生にもつながっていきます。

2.「推し活キャンセル保険」誕生の背景

5人に1人が遠征キャンセルの経験あり

実際にどれほどの人が「遠征が無駄になった」経験をしているのでしょうか。保険会社Mysurance(マイシュアランス)と、推し活支援プラットフォーム「Oshicoco」が行ったアンケート調査では、推し活をしている人のうち、約5人に1人が「遠征をキャンセルしたことがある」と回答しました。これは少数派とは言えない数字です。

イベントの延期や中止、また自分自身の体調不良など、遠征をあきらめざるを得なかった理由はさまざま。チケット代が返金されても、交通費や宿泊代が返ってこないケースも多く、「また次の遠征を計画するのが怖くなった」という声も上がっています。

3人に1人は3万円以上の負担

さらに、遠征キャンセルを経験した人のうち3人に1人は、「3万円以上」のキャンセル費用を負担していることも調査で明らかになりました。

特に、飛行機やホテルなど事前決済型の予約をしていた人は、返金が受けられず、まるまる損をするケースが目立ちます。

こうした現状を知ったMysuranceは、「推し活」という現代ならではのライフスタイルに寄り添う新しい保険が必要だと考え、「推し活キャンセル保険」の開発に着手しました。

推しに会えない悲しみ+金銭的ショックへの対策

「推しに会えなかった…」という精神的ショックは、推し活をする人にとって非常につらいものです。

それに加えて、数万円単位の出費が“無駄になった”と感じれば、その落ち込みは倍増します。イベントを心待ちにしていたぶん、喪失感も大きいのです。

Mysuranceのマーケティング担当・和久田奈穂さんはこう話します。

「SNSを通じて、遠征キャンセルにまつわる悲しみの声が数多く届いています。私たちは、金銭面のケアを通して、少しでもファンの気持ちに寄り添える仕組みを作りたいと思い、『推し活キャンセル保険』を形にしました。」

“心の支え”である推しとの距離を縮める遠征が、思いがけないトラブルで水の泡にならないよう、保険という形で新しい選択肢が生まれたのです。

3.どんな補償が受けられるのか?

イベント中止や交通トラブルによる補償

「推し活キャンセル保険」は、推しのイベントが中止になった場合や、体調不良、交通トラブルなどで遠征を断念せざるを得なくなった場合に備えることができる保険です。

たとえば、イベント自体が急遽中止になった場合には、航空券や宿泊費など、すでに支払い済みで返金されなかった費用を補償対象としています。

さらに、出発当日に発熱してしまった、身内に不幸があって行けなくなった、電車や飛行機が遅延・運休になったなどのケースでも補償の対象になることがあります。

実際に「当日の朝、38度の熱が出て泣く泣く遠征を諦めた」という投稿もSNS上では見られ、そのような事態にも対応できる柔軟な内容になっています。

海外旅行にも対応する広範な保障内容

この保険の特徴は、国内だけでなく海外遠征にも対応している点です。

特に韓国やタイ、アメリカなど、海外でのファンミーティングやライブに参加するファンが増えている中で、「海外の航空券やホテルが無駄になる不安」を減らせるのは大きな安心材料です。

例えば、海外イベントがキャンセルになった場合、現地でのホテル代や飛行機代、空港までの交通費なども補償の対象になることがあります。

こうした補償内容は、従来の一般的な旅行保険ではカバーしきれなかった「推し活ならでは」のリスクに寄り添った設計となっています。

推し活層に届けたい、保険会社の思い

「遠征が無駄になった」「また次も行きたいけど不安がある」――そんなファンのリアルな声に耳を傾け、開発されたこの保険。

Mysuranceの担当者は、「推し活を前向きに続けていけるように、金銭面の負担を少しでも軽減したい」と語っています。

ファンにとって推し活は日常のモチベーションそのもの。だからこそ、楽しみにしていたはずのイベントが予期せず中止になった時のショックは計り知れません。

その思いに寄り添い、「また次の現場も楽しみにできる」環境づくりを支える――それがこの保険に込められた願いです。

「推し活キャンセル保険」とは

「推し活キャンセル保険」は、推しへの遠征やイベント参加のためにかかった交通費や宿泊費など、もしものキャンセル料を補償してくれる保険です。以下に詳細をご紹介します😊

基本概要

  • 提供会社:Mysurance(損保ジャパンの100%子会社)が武器とする少額短期保険商品です 。
  • 対象:国内・海外の「推し活遠征」、つまりライブ・舞台・イベント等への交通費・宿泊費を含む予約全体。
  • 補償対象例
    • 公演の中止や交通機関の欠航・遅延
    • インフルエンザなどの急病
    • 家族の入院、子どもの急な発熱
    • 海外プランではパスポート切れなども 。

加入条件

  • 旅行開始日の9日前以上に加入申し込み
  • 旅行予約から14日以内に手続きする必要あり 。
  • 国内は最大8名までの同行者もカバー。弾丸移動(宿泊なし)は対象外 。

⚠️ 注意点(補償対象外)

  • 推し本人の出演キャンセルや降板による参加断念は補償対象外(公演自体の中止でないと×) 。
  • チケット未確定段階で旅行予約した場合、その後チケットが取れずにキャンセルするようなケースは補償対象外 。

💰 保険金額・費用

  • 補償上限(保険金額)は選択制:5万~100万円まで対応。
  • 保険料は予約金額に応じて計算。試算では、30,000円補償の場合760円前後で、料率は約2.5%ほど 。

申込・請求の流れ

  1. Webで申し込み・クレジットカード決済。最短3分で完結 。
    1. キャンセルが発生したら、キャンセル理由・領収書など証拠書類をアップロードして申請

実際の導入背景

  • 2025年3月末に専用サイト開設、マスコミでも紹介され話題に 。
  • 累計契約件数は2024年12月時点で100万件突破

補償対象となる「キャンセル事由」

約款では、以下のような理由でキャンセル料が発生した場合、保険金が支払われます:

  • ご自身または同行者の急病・ケガ:
    • 通院:旅行開始日から遡って4日以内
    • 入院:遡って7日以内
  • 感染症(インフル・コロナ・ノロ・ロタ・アデノなど):
    • 発病が旅行開始日から7日以内
  • 死亡・葬儀の参列(第三者含む)
  • ペット(犬・猫)の死亡(7日以内)
  • イベント・ライブなどの中止・延期(※チケット購入済み)
  • 交通機関の2時間以上の遅延や欠航
  • 親族の急病、入院(通院4日以内・入院7日以内)・死亡(31日以内)
  • その他(例:妊娠判明、免許停止、裁判員選任など)

補償上限は“申し込み時の予約金額まで”なので、同額の費用が返ってくるイメージです。

アドバイス

  • 推し活遠征がある方にとって、交通費・宿泊代のキャンセルリスクを軽減する安心の商品。
  • 加入期間や補償対象のルールが明確なので、旅行予約とチケット取得が済んだら早めの申し込みがおすすめ。
  • 推し本人の不在のみでイベント自体開催のケースや、チケット未確定の段階では対象外のため、注意が必要。

加入・解約ルール

  • 申込期限:予約日から14日以内、かつ旅行開始日(遠征開始日)まで9日以上が要件
  • 解約返戻:出発16日前までに解約すれば保険料は全額返金(保険金請求がない場合のみ)

※チケット未購入の段階で旅行予約し、その後チケットが取れずにキャンセル…というケースは対象外です

選べる補償限度額と料金目安

Mysuranceでは、補償限度額を50,000円~1,000,000円まで選べます。上限を引き上げれば、保険料も比例的に高くなります(料率は同様)。チケット込みの総予算に合わせて選ぶと安心です 。

💡 コスパのポイント

  • 料率2.5〜2.6%前後で、保険会社はおよそ「40人に1人」保険金支払いがあると想定されており、実際は「50〜80人に1人程度」支払いがある可能性 。
  • 比較的安価に大きなリスクをカバーできるため、“遠征費が数万円以上”なら入っておく価値が大きいです。

🧭 まとめ

  • 見積もり:予約30,000円 → 保険料約760円、補償30,000円まで
  • 補償対象:急病・感染・ペット、交通遅延・イベント中止、親族関連など広範囲
  • 条件:予約後14日以内かつ出発9日以上前に申し込み
  • 補償限度:50,000円〜1,000,000円まで自由に選択可能
  • 加入メリット:安価に実費を丸ごと補償できる安心設計

【請求に必要な書類・準備】

保険金請求は、Webで完結できます(mysuranceマイページからアップロード)。

✅ 提出が求められる主な書類:

書類名説明
キャンセルを証明する書類ホテル・交通機関のキャンセル料明細/払い戻し証明など
理由を証明する書類病院の診断書・通院証明書/公演中止のメールや通知画面/交通機関の遅延証明など
チケット購入証明書電子チケットや紙チケットの写し/クレカ明細(購入日・金額のわかるもの)
本人確認書類保険加入者の免許証・マイナンバーカードなど(初回のみ)

🧾補足:

  • 書類が揃っていれば1週間前後で支払われるケースが多いです。
  • 手続きはスマホ1台で完了でき、郵送の手間なし!

🔍【他社の同種保険との比較】

保険名保険会社特徴補償対象保険料例(10万円)
推し活キャンセル保険Mysurance(損保ジャパン系)専用設計・推し活向けの事例に対応イベント中止、病気、交通遅延、ペット死亡など約2,530円
イベントキャンセル保険SBI日本少額短期保険一部興行チケットのみ補償対象ケガ・病気・災害プランによる(3,000円〜)
楽天トラベルキャンセル保険楽天損保旅行予約に連動、楽天ポイント還元も台風・入院などによる旅行キャンセル2,000円〜(プラン変動)

🔑Mysuranceの特徴は、推し活(=エンタメ+交通+宿泊)を広くカバーしている点。

【おすすめの使い方】

  • ✅ 遠征予定が確定した時点で「交通+宿泊」予約後すぐに加入
  • ✅ チケットが取れたあとに加入するのがベスト(チケット未確保の状態では補償されません)
  • ✅ イベント8日前には申し込み完了を

推し活遠征費の内訳(例)

推しに会いに行く旅って、けっこうお金がかかりますよね…。下の料金は実際にかかった費用のイメージです。

  • 交通費:新幹線・飛行機など往復25,000円
  • 宿泊費:2泊で30,000円
  • チケット代:2公演分で30,000円
  • 食費・雑費:グッズやカフェ巡りなど15,000円

🎫 合計10万円の予算をカバーするためには、推し活キャンセル保険の加入がおすすめです!

万が一イベントが中止になっても、約2,500円の保険料で全額カバーされます♪

実際の見積もり例

たとえば以下のような条件で加入するケースを考えます:

項目内容
旅行予約金額(交通+宿泊)30,000円
補償限度額30,000円(予約金額と同額まで補償)
保険料(料率約2.53%)約760円(30,000円 × 2.53%)

つまり760円の支払いで、キャンセル料30,000円までを100%補償してもらえるイメージです。

まとめ

「推しに会いたい」という強い気持ちから始まる推し活は、人生の楽しみや活力にもなります。しかし、遠征という行動には思わぬリスクがつきもの。イベントの中止や交通トラブル、急な体調不良によって、心だけでなく財布にも大きなダメージを受けてしまう人が少なくありませんでした。

そんな中、推し活という新しいライフスタイルに寄り添う形で誕生した「推し活キャンセル保険」は、まさに“現場に行く勇気”を支えてくれる存在です。もしものときに備えておくことで、楽しみにしていた推しとの時間を安心して迎えることができます。

「また次の現場を全力で楽しむために」——この保険は、そんなファンの前向きな気持ちを守る、これからの推し活に欠かせない“お守り”になるかもしれません。

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