「御上先生」兄・宏太の死の真実と協力者が判明!!少女の正体と千羽鶴の部屋

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「御上先生」兄・宏太についてすべてが明かされました。

そして、第5話で登場した千羽鶴の部屋の住人は?

御上を隣徳学園に送り込んだ人物とは?

ネタバレあり

目次

蝶のアニメーション

第6話:アゲハチョウは死んでしまったモンシロチョウの周りを飛び回っています。

高校生で学校や社会に抗議し、自死した兄・御上宏太。

母も弟も友人も、ずっと彼のことを考え続けていた。

兄・宏太についての考察とキャスト紹介はこちら

千羽鶴の部屋

第6話では、千羽鶴の部屋が御上の母親の入居している養護施設の部屋だとわかりました。

母親は兄の死をショックに精神に以上をきたしており、今は痴呆もあるようです。

御上を兄・宏太の名前で呼ぶのは事件以来ずっとのようで、中学生の孝が兄の死、母の精神異常と家庭崩壊の中でどのように生きてきたのかと思うと胸が苦しくなりますね。

それでも、官僚になるほど優秀であり続けられたのは、御上が言うように「僕は鈍感なのかもしれない」ではなく、兄を追い続けて来たからでしょう。

兄の死の真実 抗議の内容

今回の御上先生は、ちょっと情けない。

御上の背中を押した富永蒼は今回もいい仕事してます!!

けれど生徒たちに促されて真実を話す決意をします。

兄・宏太の抗議の内容は、中等部から高等部に進学する過程で、成績に問題はないのに発達障害の生徒が落とされたことでした。

発達障害という言葉が、まだ一般的ではなく授業を進めるのに障害になるという理由で排除しようとすることに抗議したものでした。

宏太は署名活動などで訴えましたが、学校側は無視することを決め込み何の退所も行いませんでした。

追い込まれた宏太は、自ら死を選ぶことで抗議の声を届けようとしたのでした。

弱い者に寄り添う兄は弟・孝にとって理想の存在でした。しかし、兄の死のショックで母親は精神に異常をきたし、家庭は崩壊します。孝は転校を余儀なくされてしまいました。

それでも、兄・宏太は孝の理想の存在であり続け、兄が目指した社会を変えるためにはまず教育から変えなければならないと文科省に入ります。

しかし、「小さな力では何も変えられない」そんな無力感の中、彼に声をかけた人物がいた。

御上を隣徳学園に送り込んだ協力者

兄の友人で放送部の少女は、隣徳学園の養護教諭・一色真由美(臼田あさみ)でした。

第1話で、養護室で是枝文香(吉岡里帆)が御上(松坂桃李)に「闘え」言われたことを愚痴るシーンがありましたが、一色が「闘うというのは信じてもいいんじゃないかな」といいます。

まだ、紹介されていないのに、なぜ信じてもいい?と思っていましたが、二人は学生時代からの知り合いだったということですね。

そして、兄の死について考え続けていたと。

隣徳学園のような進学校で、裕福な家庭の子供が集まる学校でも社会の歪を背をって苦しむ生徒がいる。それを御上に伝え、共に変えてほしいと学園に送り込んだのは一色真由美でした。

御上がクラスで兄について語る時、二人には兄・宏太の幻が見えていました。

すべてをさらけ出した時、兄は静かに教室を去っていきます。

生徒の心を掴んだ御上

自分自身の過去を向き合うことは、生徒たちと向き合うことでもありました。

兄の情報を集めていた次元(窪塚愛流)と富永蒼(蒔田彩珠)は、コンピューターの中の宏太の情報を消します。ネットで拡散された誹謗中傷も含む情報は、本当のことを包み隠してしまっている。

インターネットは、もう無くてはならないものになってしまいました。事実は一つだけど、真実は立場に変わってしまう。ネットの情報だけではわからないことも多いですね。

宏太を成人させて39歳に生成した顔は、御上に似ていました。

涙を流しながら、宏太の情報を削除する二人のシーンはとても印象的でした。

ヤングケアラー・貧困

第5話で体調不良が心配されていた、椎葉春乃(吉柳咲良)に家庭の事情も明かされました。

両親は子供の頃に事故死し、祖父母と共に暮らしていた椎葉ですが、祖母は倒れ、祖父は認知症が悪化し、店も続けられなくなっていました。

経済的に貧窮し生理用ナプキンさえ買うのを躊躇する状態まで苦しくなっています。

第7話では、椎葉が何か問題を起こしたようなので、さらに彼女が社会の背をう社会の歪が明らかになりそうですね。

椎葉が問題を起こしたと連絡があった時の御上
「対処がひつようですね」って官僚みたいに無表情なセリフにちょっと笑った。

溝端完の動き

隣徳学園と文科省と永田町。このつながりに関わっていそうなのは溝端(迫田孝也)先生か?

理事長・古代真秀(北村一輝)の右腕と言われながらも、かなり酷い扱いを受けている溝端先生。

「犬のように」の言葉は流石にカッと来たようですが、なぜこんな扱いを受けても理事長についているのか?

古代は隣徳学園のブランドを高めることが最大の目的のようですが、その目的の意味は?

御上が探す闇の証拠とは?

これから怒涛の展開がはじまるか!!

発達障害

文科省の新学習指導要領では3つの柱を掲げています。

これからの社会で生きる子供達に必要な力として、政府は次の「3つの柱」を掲げています。新しい学習指導要領では、すべての教科において、育成すべき資質・能力がこの3つの柱に再整理された構成となっています。

  • 学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性など」
  • 実際の社会や生活で生きて働く「知識および技能」
  • 未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力など」

これらの「資質・能力」を、学校教育を通じて総合的に育み、人生の中で実践できることを目指します。

けれど、社会の枠の中で生活できない人もいます。

障害を見ないことにして排除し、分けるのではなく、共に生きていける社会の整備が必要ですね。

一言で、発達障害と言っても色々なタイプがあるそうです。

発達障害についてのPDFを紹介します。

まとめ

第6話では、御上の兄・宏太についての真実が明らかにされました。

発達障害の生徒を排除しようとした学校に抗議していたこと。無視して無いことにしようとする学校に対し自死をもって抗議する行動に出てしまったこと。

兄の死により御上の家庭は崩壊してしまったこと。

それでも、兄を理想として、教育を改革したいと文科省に入ったこと。

文科省では何も変えられないと思っていたときに、兄の友人の一色から隣徳に来て共に改革しようと誘われたこと。

隣徳の闇。文科省、永田町と隣徳学園のつながりを探っていること。

不穏な動きを見せる溝端先生(迫田孝也)にも目が離せません。

そして、自らをさらけ出すことで御上自身も前に進もうとしていること、それが生徒たちとの距離をより縮めたこと。

第7話では、椎葉の家庭の事情がさらに明らかになります。

子どもの貧困やヤングケアラーの問題も社会の歪が生み出した大きな問題ですね。

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