『おかあさんといっしょ』の人気人形劇『にこにこ、ぷん』が、令和の時代に“NEO”として復活しました!
じゃじゃ丸・ぴっころ・ぽろりの3人が再び登場し、YouTubeでの配信やグッズ展開など話題が盛りだくさん。
この記事では、『にこにこ・ぷん NEO』の魅力や配信スケジュール、キャラクターの紹介、親子で楽しめる知育・食育コンテンツ、さらには懐かしくてかわいいグッズ情報まで、詳しくご紹介します。
「昔観てた!」という大人の方も、「初めて知った!」というお子さんも、ぜひ最後までお楽しみください♪
はじめに

伝説の人形劇『にこにこ、ぷん』とは
1982年から1992年まで、NHKの人気番組『おかあさんといっしょ』の人形劇コーナーとして放送されていた『にこにこ、ぷん』。
じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりの3人が繰り広げる冒険と日常を描いたこの作品は、当時の子どもたちにとってかけがえのない存在でした。
特に「かしの木おじさん」の博識な助言や、はなばなガールズのシュールな歌が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
累計2000話以上が制作され、キャラクターたちは絵本やグッズとしても長く愛されてきました。
令和によみがえった“NEO”の魅力
そんな『にこにこ、ぷん』が、時代を超えて『にこにこ・ぷん NEO』として令和に復活します。
新たな声優陣、現代風にリニューアルされた楽曲、そして変わらぬ友情と冒険のストーリー。
さらに、公式YouTubeチャンネルが開設され、8月23日からは本編映像の配信もスタート。
スマホやタブレットでいつでも視聴できる手軽さは、かつて番組を観ていた親世代にとっても、今の子どもたちにとっても嬉しい展開です。
雑貨やぬいぐるみなど、懐かしさと新しさを融合させたグッズも登場し、再び“にこぷんブーム”が巻き起こる予感です。
1.『にこにこ・ぷん NEO』とは?
放送当時の人気とシリーズの概要
『にこにこ、ぷん』は1982年から10年間にわたり放送され、NHK『おかあさんといっしょ』内でも特に人気の高い人形劇でした。
じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりの3人が住む“にこにこ島”を舞台に、友情やチャレンジ、時にはちょっとしたケンカも交えながら成長していく姿が描かれていました。
当時は子ども向け番組といえばテレビが中心で、放送時間を楽しみにしていた家庭も多かったことでしょう。
視聴者参加型の企画や、エンディングで流れる覚えやすい歌も人気の理由のひとつでした。
YouTubeチャンネル開設の背景
令和の今、テレビだけでなくスマートフォンやタブレットでコンテンツを見るのが当たり前の時代になりました。
そこで誕生したのが『にこにこ・ぷん NEO』のYouTube公式チャンネルです。8月23日からの配信に先がけて、ティザー映像もすでに公開されており、親世代には懐かしく、子どもたちは新鮮に映る内容となっています。
再生ボタンひとつで、あの“にこぷん”の世界に戻れる時代がやってきたのです。
新たな試みによる再構成のポイント
『にこにこ・ぷん NEO』では、キャラクターの個性はそのままに、声優と音楽を一新し、より現代の子どもたちに合ったテンポや演出で物語が展開されます。
また、単なる懐かしさだけでなく、食育や知育といったテーマを含む内容にすることで、親子で安心して楽しめる“学べる人形劇”として再構成されている点も注目です。
子育て中の親にとって、「見せっぱなしにならない安心コンテンツ」という点も魅力のひとつでしょう。
2.キャラクター紹介と現代的な魅力
じゃじゃ丸:字が読めない親分肌のリーダー

じゃじゃ丸は、野生的で力強く、3人の中ではリーダー的存在です。
少し乱暴だけど根は優しく、困っている仲間には真っ先に駆けつける兄貴肌。実は字が読めなかったり、数字を4までしか数えられなかったりと、コンプレックスも抱えています。
その不器用さがかえって親しみやすく、多くの子どもたちが共感したキャラクターでした。令和版でもその設定は引き継がれ、勉強が苦手でも努力する姿が丁寧に描かれています。
現代の子どもたちに向けて、「できないことがあっても大丈夫」と伝える役割を担っています。
ぴっころ:可愛さと正義感を兼ね備えたしっかり者

ぴっころは、しっかり者で面倒見がよく、少しおしゃまな女の子。
ファッションや「かわいい」に敏感な今どきの女の子らしさを持ちつつ、正義感が強く、誰かが理不尽な目にあえばしっかりと抗議する芯のある性格です。
新シリーズでは、ぴっころの活躍がより鮮やかに描かれており、性別にとらわれずに「自分の考えを言うことの大切さ」を自然と伝えるキャラクターになっています。
怒ると「どんぴょん!」と地響きを起こしてじゃじゃ丸たちをビビらせるシーンも健在で、子どもたちに人気の“ツッコミ役”でもあります。
ぽろり:泣き虫でおしゃれな発明家

ぽろりは、泣き虫でちょっぴり気弱なねずみの男の子。家柄を自慢することもありますが、根は優しく、とても頭が良いキャラクターです。
何かトラブルが起きるとすぐに涙ぐむ一方で、発明の才能を発揮してみんなを助ける場面も多くあります。
『にこにこ・ぷん NEO』でもぽろりは最新のテクノロジーやサステナブルな材料を使った発明に挑戦するなど、時代に合わせたアップデートがなされており、「知恵を使って世界を楽しくする」というテーマが込められています。
泣いてもいい、でも自分の得意なことを活かせばきっと誰かの役に立てる、というメッセージが感じられます。
3.YouTube配信とグッズ展開の展望
配信スケジュールとティザー映像
『にこにこ・ぷん NEO』の公式YouTubeチャンネルでは、すでにティザー映像が公開されています。
映像では、じゃじゃ丸たちが新たな舞台で生き生きと動き回る様子が映し出され、昔の雰囲気を残しながらも、画質や音楽が現代仕様にアップデートされているのが印象的です。
本編の配信は2025年8月23日からスタート予定。毎週新作がアップされる予定とのことで、昔のように“放送時間に合わせて待つ”のではなく、自分のペースで楽しめる点が現代の視聴スタイルにマッチしています。
親子で一緒に見るもよし、通勤途中に懐かしさにひたるもよし──新旧ファンがそれぞれの楽しみ方で“にこぷん”の世界を再発見できそうです。
知育・食育コンテンツのラインナップ
新シリーズでは、物語だけでなく、知育や食育をテーマにしたオリジナルコンテンツも展開される予定です。
たとえば「ぽろりの発明教室」では、リサイクル工作や家にあるものでできる実験を紹介するなど、子どもたちの好奇心をくすぐる内容に。ぴっころが登場する「おしゃれクイズ」では、色や形にまつわる問題を通して感性を育てることを目的にしています。
食育に関しては、「じゃじゃ丸のごはん探検隊」など、苦手な食べ物にチャレンジしたり、料理のルーツを知ったりできるプログラムも予定されており、楽しく学べる工夫が盛り込まれています。
雑貨・ぬいぐるみなどのグッズ展開
ファンにとって見逃せないのが、グッズの展開です。2025年8月下旬から、ぬいぐるみやアパレル、文房具などが全国の雑貨店やオンラインショップで順次発売予定となっています。
昔ながらのじゃじゃ丸たちのデザインを再現した懐かしさ満点のグッズから、現代のセンスを取り入れたスタイリッシュなアイテムまで、幅広い世代に響くラインナップが特徴です。
特に話題なのは、「おやすみぽろり」シリーズのぬいぐるみ。ふわふわ素材で小さな子どもにも安心して使えるよう工夫されており、SNSでは「子ども用に買ったのに、自分用にも欲しくなった!」という声も上がっています。
グッズを通じて“にこぷんの世界”が日常に広がる、そんなワクワクを感じさせてくれます。
まとめ
昭和・平成を通じて多くの子どもたちに愛された『にこにこ、ぷん』が、令和の今、新たな形でよみがえりました。じゃじゃ丸・ぴっころ・ぽろりの3人はそのままに、時代に合わせたテーマや表現で、親子そろって楽しめる内容へと進化しています。公式YouTubeチャンネルの開設により、いつでもどこでも気軽に“にこぷんの世界”にアクセスできるようになり、懐かしさと新しさが共存するコンテンツとして再注目されています。
また、知育・食育を楽しく学べる番組づくりや、日常に取り入れたくなるグッズの展開は、単なる懐古では終わらない“進化系にこぷん”の証。かつて夢中になった大人たちはもちろん、初めて出会う子どもたちにとっても、温かくてちょっとユニークな“にこぷん”の世界は、これからも多くの笑顔を届けてくれそうです。
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