「斑尾アニフェス2025」出演者追加からわずか5日で中止──何が起きたのか

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2025年10月6日、長野県飯山市・斑尾高原スキー場で開催予定だった「斑尾アニフェス2025」が中止に。

公式発表では「制作運営上の諸事情」「準備不足」とのみ説明されました。

注目すべきは、わずか5日前(10月1日)に公式Xで出演者情報が追加されていたこと。

本稿では、10月1日〜6日に何が起きたのかをタイムラインでひも解き、出演者の反応と背景要因を整理します。

目次
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この記事のポイント

  • 10/1:公式Xで出演者情報を追加 → 10/6:中止発表
  • 上杉昇は公式サイトで中止へのコメントを発表
  • 想定リスク:集客/資金ギャップ・インフラ/安全・協賛調整・運営体制
  • 払い戻しは各プレイガイドで10/10以降に順次案内

公式発表(一次情報)のおさらい

斑尾アニフェス公式サイトは10月6日に中止を告知。「制作運営上の諸事情」「苦渋の決断」「力不足・準備不足」と表明し、出演者・出店企業・協賛/後援・地元関係者・ファンへ謝意とお詫びを掲載。チケット払い戻しは購入元(クラウドパス/イープラス/ぴあ/エンチケ等)ごとに案内。

🕓 10月1日〜6日の“舞台裏タイムライン”(推定を含む)

10/1(火)

https://twitter.com/anifes_madarao/status/1973330614939164770

公式Xで出演者情報を追加し告知強化。集客ピークを作る最終局面。出演者との最終調整が続いていた可能性。

10/2〜3

内部で動員/協賛の見込みを再精査。費用計画のアップデート、制作/安全計画のボトルネックが顕在化か。

10/4

SNS更新が鈍化/停止。中止・延期の検討が本格化、関係各所と水面下で調整。

10/5

会場設営/搬入・警備/安全計画・電源/通信などの現地要件がネックに。続行困難の判断が濃厚に。

10/6(月)

公式サイトとXで中止発表。チケット払い戻し方針を掲示。出演者/出店/協賛/地元へ同時通達。

出演者の反応:現状確認できた公式コメント

主要出演予定(神谷明 / 日高のり子 / 松本梨香 / 高橋洋子 / 土屋アンナ / 岩崎良美 ほか)による「中止に関するSNS/公式コメント」は、執筆時点で広く確認できていません。

出演に向けて準備を進めていた中での突然の中止決定となり、大変残念に思っております。楽しみにしてくださっていた皆様には誠に申し訳ございません。— 上杉昇 公式サイト

中止の背景にあった可能性(推定)

① 集客と資金のギャップ

高原の野外フェスは動員ハードルが高く、出演料・機材・宿泊・輸送が増大。収支が合わないリスク。

② インフラ/安全計画の遅延

電源・通信・搬入導線・警備/消防計画など「現地要件」の詰まりが顕在化した可能性。

③ 協賛・出店の調整不備

協賛辞退や条件変更、物販・飲食の運営要件のズレが発生すると資金/体制に波及。

④ 運営キャパシティの限界

初回で「10年継続構想」は理想が先行。制作/進行/法令対応/地域連携の統制が難航か。

払い戻し・今後のフォロー

  • 払戻窓口:ご購入元(クラウドパス / イープラス / ぴあ / エンチケ 等)
  • 期間目安:10/10(金)〜 10/26(日) ※購入元の案内に従ってください
  • 旅行商品:最小催行未達などツアーは各社規約に準拠(例:全額返金条件 等)

最新情報は公式サイトと公式Xを必ずご確認ください。

筆者の視点:最後の5日間にあった“迷い”と“限界”

10/1の出演者追加は「まだやれる」というシグナルでした。にもかかわらず中止に至ったのは、複数の条件が連鎖して閾値を超えたから。結果、「準備不足」「力不足」という言葉に、様々な内部事情が圧縮されて表現されたのだと思います。

次があるなら、地元連携・アクセス導線・資金設計の見直しが鍵です。

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