【内部告発と自殺問題】参政党・神谷宗幣代表に何が?元秘書が語る“パワハラ疑惑”と訴訟の真相とは

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急成長を遂げている「参政党」の内情について、一般市民として強い疑問を感じたため記事にまとめました。

注目を集める神谷宗幣代表は「与党入り」を宣言するなど勢いに乗っていますが、その裏側では、元秘書の女性が訴えられたり、さらに別の女性秘書が自ら命を絶つというショッキングな出来事も起きていました。

「なぜ今、この問題が表に出てきたのか?」「何が党内で起きていたのか?」私自身が気になったポイントを、できるだけわかりやすく整理してみました。

真実に近づくためには、表に出ない声にも耳を傾けることが大切です。この問題、他人事ではないかもしれません…。

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目次

はじめに

神谷宗幣

参政党の勢いと影に潜む異変

今や街頭演説では聴衆が立ち止まり、「与党入り」発言がネットを賑わせるなど、参政党はまさに“選挙の台風の目”として注目を集めています。

代表を務める神谷宗幣氏は、強いメッセージ性と政治改革を掲げる姿勢で、多くの支持を獲得してきました。しかし、その華やかな表舞台の裏で、内部では静かに亀裂が広がっているのです。

とくに、元女性秘書の自殺という深刻な出来事があったにもかかわらず、党側は公式に詳しい説明を避け、訴訟によって元スタッフの口を封じようとしているかのような動きも見られています。

このギャップは、党の信頼性を根底から揺るがすものとなっています。

注目される神谷宗幣代表と内部で起きていること

神谷代表は元吹田市議であり、YouTubeやSNSなどの発信力も武器に、若年層を中心に急速に影響力を広げています。

しかし、そのカリスマ性の裏で、党内では「パワハラ」「強権的なマネジメント」といった言葉がささやかれ、実際に複数の幹部やスタッフが辞職しています。

とりわけ注目されたのが、元秘書BさんによるYouTubeでの内部告発です。神谷代表の言動が原因で精神的に追い込まれたという証言に加え、会議での録音データの流出を理由に訴訟を起こされたことが、さらなる波紋を呼びました。

表向きは「自由な言論」「国民の声を代弁する」としてきた参政党が、内側では異論を封じ込めているとしたら──その矛盾が今、問い直されています。

1.元秘書Bさんが語る内部の実態

採用から退職までの経緯と神谷氏との関係

Bさんが参政党に加わったのは、2022年9月のことでした。当初は一般職員として採用されましたが、わずか5カ月後の2023年2月には、神谷代表の秘書を兼任するようになります。

政治の世界は初めてだったものの、理想に共感して入党した彼女は、次第にその環境に疑問を抱くようになります。

秘書として神谷氏に付き添う中で、日々の言動や指示の出し方に「威圧感」を感じるようになったといいます。

特に、報告や連絡が神谷氏の意に沿わない場合には、語気を強めて詰問されることが増え、精神的に追い詰められていったとのことです。

Bさんは当初、党の成長のために厳しさも必要だと納得しようとしていたと話します。

しかし、次第にその「厳しさ」が特定の人物への圧力となって表れているのではないか、と感じる場面が増え、職場の空気にも変化が出始めていたそうです。

幹部の排除と党内不信の連鎖

Bさんが語る参政党の内部では、神谷代表と他の幹部との関係も緊張していたといいます。

たとえば、元中部大学特任教授の武田邦彦氏との関係悪化は、党内でもよく知られていた話でした。

神谷氏と意見が対立した幹部たちは次々と表舞台から姿を消していき、やがて「神谷氏の言うことがすべて」という空気が蔓延していったというのです。

このような環境に、Bさんは次第に「これは民主的な政党といえるのだろうか?」という疑問を抱き始めます。

周囲のスタッフも次第に口を閉ざし、発言を控えるようになり、党内は一枚岩とはほど遠い状態だったといいます。

このような“空気”の中、Bさん自身も精神的に疲弊し、わずか9カ月で退職を決意することになります。

Bさんが公に出るまでの動機

退職から間もなくして、Bさんのもとに届いたのが、参政党からの訴状でした。

内容は、党の定例会議での録音データを外部に流出させたというもの。Bさんは「そんな録音は持っていない」と明確に否定していますが、訴訟という重圧が彼女を襲います。

そんな中、BさんはYouTubeチャンネル「巫女ねこちゃんねる」に出演し、自らの経験と党内で起きていたことを語る決断をします。

その背景には、参政党のもう一人の元秘書Aさんが自ら命を絶ったという、あまりにショッキングな出来事がありました。

「このまま黙っていては、Aさんと同じ思いをする人がまた出るかもしれない」。そうした危機感と後悔が、Bさんを公の場へと押し出したのです。勇気を振り絞って話したその証言は、今も波紋を広げ続けています。

2.元女性秘書Aさんの死と“パワハラ疑惑”

集客プレッシャーと震える声

Bさんの告発の中で特に重く受け止められているのが、元女性秘書Aさんに関する証言です。

Aさんは、神谷代表の秘書として参政党に勤務したのち、党務全般を担う重要な役割を任されていました。特に、タウンミーティングの企画・運営を担当していたAさんは、イベントの集客状況について日々厳しい評価を受けていたといいます。

「どうして人が集まらないんだ」「お前のやり方は間違っている」といった叱責が日常的に飛び交い、次第にAさんは全体会議などで発言する際にも声が震えるようになっていったとのこと。

Bさんの証言によれば、Aさんは神谷代表に萎縮しきっており、まるで常に地雷を踏まないように気を使っているような様子だったといいます。

会議での発言と萎縮する様子

Aさんの変化は、周囲の関係者にも伝わっていたようです。

複数の党関係者が証言しているところによると、Aさんは神谷代表の前ではほとんど笑わなくなり、全体会議では視線を合わせることさえ避けるようになっていたとのこと。

日常的に「ミスをして怒られる」ことへの恐怖心が積み重なっていたようです。

特に象徴的だったのが、党の定例会議でのある場面。Aさんが報告中に言葉に詰まり、神谷代表から「ちゃんと説明しろ」と強い口調で指摘された際、明らかに体をすくませるような様子が見られたといいます。

こうした状況が繰り返される中で、Aさんの精神状態は徐々に限界に達していたのかもしれません。

Aさんの死と党内の反応・関係者の証言

2023年12月、Aさんは突然この世を去りました。

公式な説明は明らかにされていませんが、関係者の間では自死であったと見られており、背景に神谷代表からの過度なプレッシャーがあったのではないかとの声が絶えません。

参政党関係者の一人は、「Aさんが退職したのは9月。その後の3カ月間、連絡が取れなくなっていた。まさか、あんなことになるとは…」とショックを隠せませんでした。

一方、党側は「神谷の言動が要因の一つであったかのように受け取れるご指摘は事実ではない」と否定しています。

しかし、現場を知る元スタッフらの証言が次々と明るみに出る中、党内で起きていたことの全容と、それに対する責任の所在について、あらためて検証が求められています。

Aさんの死は、単なる一つの悲劇ではなく、組織全体に潜む問題の象徴といえるのかもしれません。

3.訴訟の全容と“口封じ”疑念

参政党がBさんを訴えた理由

BさんがYouTubeチャンネル「巫女ねこちゃんねる」で発言した内容が公開された直後、参政党はBさんに対し民事訴訟を起こしました。

訴状が届いたのは2023年3月末。党の定例会議中に録音されたとされる音声データが動画内で流れたことを問題視し、「Bさんがこれを外部に漏洩させた」と一方的に断定。

録音データの返還と、秘密保持契約に違反したとして300万円の損害賠償を請求しています。

しかし、Bさんはこれを真っ向から否定。「録音を持っていたことも、流出させたこともない」と主張しており、会議には複数の参加者がいたにもかかわらず、なぜ自分だけが訴えられたのか疑問を呈しています。

このタイミングと内容からは、単なる契約違反の追及というより、“告発を封じるため”の意図があったのではないかという声が少なくありません。

録音データの流出と300万円の損害賠償請求

問題となった録音データは、党の定例会議の一部を録音したとされるもので、YouTube動画内で一部が再生されました。

内容は具体的に公開されていないものの、神谷代表による強い言葉遣いやスタッフへの圧力があったことを印象づけるものでした。

参政党側は、これが外部に出たことで組織の信用が傷ついたと主張し、損害賠償請求に踏み切ったと説明しています。

とはいえ、音声が誰から、どのような経緯で動画に提供されたのか明確な証拠は示されておらず、録音を行った人間も複数いた可能性があります。

Bさん自身は「私は録音を持っていなかった」と述べており、この訴訟自体が不自然であるという見方が広がっています。

神谷代表の対応と女性スタッフへの態度

さらに波紋を広げているのが、神谷代表の女性スタッフに対する態度です。

党関係者によれば、過去に神谷氏から「肩をもんでよ」とマッサージを頼まれたり、「今度映画に行かない?」といった私的な誘いを受けたという証言も複数出ています。

これらの行動が“パワハラ”や“セクハラ”に該当するかは判断が分かれるところですが、立場の違いがある関係性の中でのこうした言動は、受け取る側にとっては十分に圧力となり得ます。

党内ではこうした“距離感のなさ”に困惑する女性スタッフも多かったとされ、AさんやBさんだけの問題ではなかったという実態も浮かび上がっています。

Bさんに対する訴訟は、党のガバナンス体制や、組織内での力関係に改めて光を当てるものとなりました。口を開いた者が訴えられるという状況は、政党としての姿勢が問われる問題に他なりません。

まとめ

参政党が掲げる「言論の自由」や「国民との対話」といった理念とは裏腹に、その内部では異論を許さぬ圧力体質が根を張っている可能性が明らかになってきました。

元秘書Bさんの告発、そしてAさんの死という出来事は、単なる個人のトラブルではなく、組織全体の在り方に深く関わる問題です。

本来ならば意見の違いや失敗に対して寛容であるべき政党が、異議を唱えた者に対して訴訟という形で応じるのだとすれば、それは「口封じ」と受け止められても仕方がありません。

また、神谷代表の女性スタッフへの接し方にも複数の証言が集まっており、これまで「公にはされなかった問題」が一気に噴き出している印象です。

政治団体が成長していく過程で、内部にひずみや衝突が生まれることは珍しくありません。

けれども、そのひずみが人の命を奪い、真実を語ろうとする声にフタをするようであれば、もはや理念を掲げる資格はないのではないでしょうか。

Bさんが語ったように、「同じ思いをする人をこれ以上出したくない」という願いは、私たちがこの問題にどう向き合うかを問いかけています。

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