【動画】「へにょへにょテニス」で金星!伊藤あおいが世界33位を破り全米前哨戦で快進撃

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全米オープンを目前に控えた女子テニスのWTA1000大会、シンシナティ・オープンで、日本の伊藤あおい選手(21歳)が大金星を挙げました。

予選から勝ち上がった伊藤選手は、2回戦で世界ランク33位のアナスタシア・パブリュチェンコワ選手を6-1、4-6、6-4で撃破。

自ら「へにょへにょテニス」と呼ぶ独特のプレースタイルで、強豪相手のリズムを崩し、WTA1000で2大会連続となる3回戦進出を果たしました。

本記事では、その激闘の詳細や勝因、そして全米オープンへ向けた展望をお伝えします。

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目次

はじめに

伊藤あおいが世界33位を撃破した快挙

アメリカ・シンシナティで行われた女子テニスのWTA1000大会、シンシナティ・オープンで、21歳の伊藤あおい選手が世界ランク33位のアナスタシア・パブリュチェンコワ選手をフルセットの末に下しました。

予選から勝ち上がり、本戦では1回戦で世界66位を撃破。

そして2回戦では、2021年全仏準優勝の実績を持つベテラン相手に、6-1、4-6、6-4というスコアで勝利。

この結果、伊藤選手はWTA1000で2大会連続の3回戦進出という快挙を成し遂げました。


この勝利は、ランキングや経験で大きく上回る相手に対し、持ち味を生かしたプレーで試合をコントロールできた証でもあります。いやぁ、本当に見事でした!

シンシナティ・オープンで見せた成長と挑戦

伊藤選手の特徴は、自ら「へにょへにょテニス」と呼ぶ独特のプレースタイルです。

速い球や強打で押すのではなく、逆回転のスライスや緩急を巧みに使い、相手のリズムを崩します。

今回の試合でも、短いボールや変化のあるショットで相手にミスを誘い、精神的な消耗を与える戦術が光りました。
先月のモントリオール大会では世界ランク9位を破る金星を挙げており、今回のシンシナティでも連続して格上撃破を達成。

世界の舞台で結果を出し続ける姿は、日本女子テニス界に新たな希望を感じさせます。これからの全米オープンへ向けて、さらに注目が集まりそうです!

1.試合の概要とスコア詳細

予選から本戦入りまでの道のり

伊藤あおい選手は、今回が初出場となるシンシナティ・オープンに予選から挑みました。

予選では2試合を連勝し、本戦への切符を獲得。本戦1回戦では、世界ランク66位のエレナ・ルセ選手(ルーマニア)と対戦し、持ち味のスライスや緩急を使ったプレーで相手を翻弄し、見事勝利しました。

この勝ち上がり方は、先月のモントリオール大会と似ており、「予選突破からの快進撃」という流れを再び作り出しています。いやぁ、この勢いは本当に頼もしいです!

パブリュチェンコワ戦のセットごとの展開

2回戦の相手は、2021年全仏オープン準優勝、今年も全豪・ウィンブルドンでベスト8入りしているアナスタシア・パブリュチェンコワ選手。

第1セットは伊藤選手が立ち上がりから2度のブレークを奪い、4ゲーム連取。逆回転のスライスや短いボールでリズムを崩し、6-1で先取します。
しかし第2セットでは流れが一変。序盤から4ゲームを失い、一度は4-4まで追いついたものの、第9ゲームで再びブレークを許し、4-6で落とします。

勝負のファイナルセットは、第3ゲームでブレークされる苦しい展開も、第4ゲームですぐさまブレークバック。さらに第6ゲームでもブレークを奪い、6-4で激闘を制しました。最後まで手に汗握る展開でした!

フルセットで勝ち切った要因

この試合での勝因は、相手の強打に真っ向勝負を挑まず、自分のペースを崩さなかったことです。

伊藤選手は、相手が焦れてミスをするまで粘り続け、試合のテンポを支配しました。

特にファイナルセットでは、マッチポイントを3度逃しながらも、最後の4度目で相手のショットをアウトさせて勝利。精神面の強さと、試合中の冷静な判断が光った一戦でした。見ていて本当に感動しました!

2.伊藤あおいのプレースタイル

自称「へにょへにょテニス」とは

伊藤あおい選手は、自らのプレーを「へにょへにょテニス」と呼んでいます。このユニークな名前には、彼女のスタイルが凝縮されています。

強烈なサーブや豪快なフォアハンドで押し切るのではなく、逆回転のスライスや緩急のあるショットで相手のタイミングを外すのが特徴です。

例えば、第1セットでは短いボールを織り交ぜ、パブリュチェンコワ選手に前後の動きを強要。これにより、相手は本来の攻撃的なリズムを失い、ミスを重ねていきました。

相手のミスを誘う戦術

伊藤選手の戦術は、ただ守るだけではありません。

あえてスピードのない球を使い、相手が「決められる」と思って打ってきたボールをネットやアウトにさせる、いわば心理戦です。

この日も、相手がパワーで押し切ろうとする場面で、伊藤選手は淡々とスライスを返球。

ラリーが続くうちに焦りが生まれ、強打が精度を欠く場面が目立ちました。4度目のマッチポイントで引き出した相手のアウトも、この積み重ねによるものです。

強豪相手に通用する理由

世界のトップ選手はパワーやスピードに優れていますが、それに慣れている分、テンポを崩されると対応が難しくなります。

伊藤選手の「へにょへにょテニス」は、まさにその弱点を突く戦い方です。

モントリオールで世界9位を破った時も、今回のパブリュチェンコワ戦も、相手の持ち味を封じる展開に持ち込みました。

派手なウィナーは少なくても、相手のメンタルと体力をじわじわ削るプレーこそが、彼女が強豪を相手に勝ち星を挙げ続けられる最大の理由です。

3.これまでの金星と今後の展望

モントリオールでの世界9位撃破

シンシナティでの快進撃に先立ち、伊藤あおい選手はモントリオールのナショナル・バンク・オープンでも大きな金星を挙げています。

予選を突破した後の2回戦で、当時世界ランク9位、そして同年の全仏とウィンブルドン準優勝者であるジャスミン・パオリーニ選手を撃破。

この試合でも、彼女の持ち味である緩急と変化を駆使し、相手の強打を空回りさせました。ランキング差や実績差をものともせず、冷静に試合を運ぶ姿は、今後のツアーでの飛躍を予感させました。

全米オープンへの前哨戦としての意味

今回のシンシナティ・オープンは、8月下旬から始まる全米オープンに向けた大事な前哨戦でもあります。

伊藤選手にとっては、ハードコートで格上選手を連続して破った経験は大きな自信になるはずです。

特にパブリュチェンコワ戦では、試合中に何度も流れが変わる中で、自分のペースを取り戻し、最終的に勝ち切るという勝負強さを発揮しました。

この経験は、グランドスラム本戦での長丁場の戦いにおいても必ず活きてくるでしょう。

次戦への期待と課題

3回戦では、第6シードのマディソン・キーズ選手(アメリカ)と、世界ランク62位のエヴァ・リス選手(ドイツ)の勝者と対戦予定です。

キーズ選手はパワーとスピードを兼ね備えた攻撃型、リス選手は堅実なストローク戦を得意とするタイプ。

それぞれ異なるスタイルに対して、伊藤選手がどう戦術を組み立てるかが注目されます。

課題としては、相手が一気に押してきた時の守備の安定感と、リードした局面での集中力維持。これをクリアできれば、さらなる番狂わせが見られる可能性は十分にあります。

まとめ

伊藤あおい選手は、シンシナティ・オープンでの格上撃破によって、世界にその存在感を強く示しました。

予選から本戦に駆け上がり、1回戦・2回戦ともにランキングや実績で上回る相手を下す姿は、まさに「挑戦者」の輝きそのものです。

特に、自称「へにょへにょテニス」という独特のスタイルで相手のリズムを崩し、メンタル面でも優位に立てる点は、彼女の大きな武器と言えます。

モントリオールでの世界9位撃破、そして今回の世界33位撃破は決して偶然ではなく、戦術と精神力がかみ合った結果です。

全米オープン本戦でも、この強みを活かし、さらなるサプライズを見せてくれることが期待されます。

日本女子テニス界にとって、新たなスター誕生の瞬間が、いままさに訪れようとしています!

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