生島ヒロシ無期限自粛 セクハラによるコンプラ違反でラジオ降板

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元TBSのアナウンサーで、現在は生島企画を運営している生島ヒロシに対し、重大なコンプライアンス違反があったとして、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」の2番組を降板しました。

中居正広の女性トラブルから、フジテレビのみならずテレビ界の旧態然としハラスメント体質が問われる中での降板となります。

目次

生島ヒロシTBSラジオ降板

生島ヒロシプロフィール

本名:生島 博(いくしま ひろし)

出身地:宮城県気仙沼市

生年月日:1950年12月24日(現・74歳)

血液型:A型

最終学歴:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校ジャーナリズム科

所属事務所:生島企画

職歴:元TBSアナウンサー

生島ヒロシは昭和を代表する司会者の一人です。

アナウンサー時代は情報番組やバラエティの司会でテレビではおなじみの顔でした。

1983年にTBSを退社して生島企画を立ち上げます。当初は億単位の収入があったそうで、フリーになれば稼げると言われた時代ですね。

その後、バブル崩壊やテレビの仕事の激減で多額の負債を抱えることになったそうです。その後なんとか持ち直すことができ、TBSラジオ『生島ヒロシのおはよう定食』と『生島ヒロシのおはよう一直線』を1998年から降板するまで担当していました。

降板の経緯と生島ヒロシのコメント

株式会社生島企画のホームページに「弊社所属の生島ヒロシに関するご報告(2025年1月27日)」と降板になったことの説明がありました。

この度の降板を受け、弊社としましてもTBS様及び生島ヒロシに聞き取りを行った結果、番組製作スタッフへの厳しい言動やインターネット上に掲載されていた不適切な画像の送信等の行為があったとのことであり、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントへの認識の欠落がまねいたことだと認識しております。

生島ヒロシの行為により辛い思いをされた方には、心よりお詫び申し上げます。

弊社は、今回の降板を重く受け止め、生島ヒロシにつき、弊社における全ての役職を退任させ、また、芸能活動を無期限で自粛させることに決定しました。

弊社としては、今後、このようなハラスメント事案が二度と発生しないよう、弊社社員・弊社所属タレントの認識改善を行ってゆく所存です。

2025年1月27日
株式会社生島企画室
代表取締役社長 飯尾友康

生島ヒロシのコメントはこちらです。

この度は私(生島ヒロシ)が27年間、担当しておりましたTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」を降板することになりました。

この番組は私のライフワークでもありましたが、この度、TBSラジオからコンプライアンス違反があったとのご指摘を受け、降板になった次第です。

ひとつは、私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました。

さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくになってしまったことがありました。

私自身のハラスメントに対する意識・認識が甘く、猛省をしております。

私の言動により辛い思いをされた方には心からお詫びを申し上げます。

ライフワークのラジオをこのような形で降板するのは痛恨の極みであります。

今後は生島企画室を離れ、真摯に自分と向き合っていく所存です。

生島ヒロシ

今回の事案に関して、TBSはフジテレビとは関係ないとしています。

しかし、芸能界やテレビ界においてコンプライアンス(法令遵守)という意識は高まる事になりそうです。

なかむら★しゅん(9番街レトロ)番組降板(フジテレビ)

フジテレビは26日、バラエティー番組『ハチツ!!』公式サイトにて、お笑いコンビ・9番街レトロのなかむら★しゅんについて番組出演を当面、見合わせることを発表ししました。

出演見合わせにの理由は明らかにされていませんが、SNSでは違法賭博に関わっていたのではないかと噂されています。

サンジャポにおけるカズレーザーの正論

サンジャポで中居トラブルの件で議論がありました。

太田光(爆笑問題)は、フジテレビも中居を守るべきだと主張

「こういう不祥事が起きた時、タレントを切ってそれで終わり。このTBSではなかなか言いにくいけど、手のひら返しをします。中居は“全部自分の責任”と言った。彼は彼なりにフジテレビを守ろうとしているように見える。だとしたら使い続けたフジテレビも、中居を守る責任はあると思う」

それに対してカズレーザー(メイプル超合金)は

「僕は手のひら返しはあると思ってこの世界に入ってる。守られる側ではないと思うし、我々みたいなものはいつか仕事がなくなる。仕事がなくなるのも、責任があったとか問題を起こしたではなくて、疑惑のある時点で仕事がなくなるだろうなという不安定な立場だという認識。それはしょうがないと思う。逆に、実力が認められたら守ってもらえるんだというのも納得。嫌な実力社会

デーブスペクターは

「守るも何もなくて、事案を把握した時点で使い続けるべきではないと誰もが普通思うんですよ」

生島ヒロシやなかむら★しゅん降板のニュースを聞いて、カズレーザーの言っていたことが実際に起っているなと感じました。

「実力が認められたら守ってもらえるんだ」が、どこまででしょう?中居正広を守ろうとしたフジテレビは今窮地に陥っています。

不祥事の度合いにもよりますが、法律に違反するような事案の場合は、今の世論は守ることを認めないのではないでしょうか?それは、経済界、政界まで波及した場合にわかることかもしれません。

コンプラ違反による降板は続くのか

不祥事でタレントが降板や自粛または引退に追い込まれた場合、「一度の過ちでもう二度と戻ってこれないのか?悔い改めたなら復帰する道があってもいい」とよく言われます。

芸能人でなくても、罪を犯したら罰を受けなければならない。罰を受けることで再生の道を切り開くことができるようにすることも大切です。

しかし、今回の中居正広の事案は、フジテレビのガバナンス(経営の管理・監督を行う仕組み全体)の問題となっています。

コンプライアンスを重んじるスポンサーの撤退は、中居トラブルよりもフジテレビの姿勢に対する不信感から来ていると思います。

今後、タレントの自粛や降板は広がりを見せそうです。戦々恐々としているタレントも多いのではないでしょうか?

パワハラ、セクハラはやったほうが絶対に悪い。意識改革になるならば歓迎します。

ただ、#Me Too運動のときのように、女性の人権や権利を回復する目的が、実際にはセクハラだパワハラだと言われるのを恐れて女性の起用が激減してしまうような事態にだけはならないといいなと思っています。

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