俳優・モデルとして活躍する 平山祐介さん(54歳)。
2025年には、わずか1年で「体重98kg → 75kg(体脂肪率8%)」という驚異の減量を達成し、SNSでも「すごすぎる」「国宝レベル」と話題になりました。
実は平山さんはこれまでも、役柄に合わせて体重を増やしたり減らしたりと、徹底した役作りを行ってきたことで知られています。
この記事では、『VIVANT』の和田貢役や『キングダム』の蒙武役をはじめ、代表作における役どころと体重遍歴、そして平山さんの演技の魅力について詳しくご紹介します。
はじめに
平山祐介が挑んだ驚異の23kg減量


普段からドラマや映画を見るのが大好きで、俳優さんの体づくりや役作りにはいつも感心しています。今回は、そんな中でも特に驚かされた俳優・平山祐介さん(54歳)の挑戦についてご紹介します。
平山さんは、わずか1年で体重を98kgから75kgまで落とし、体脂肪率も8%という驚異的な体型を作り上げました。
その姿を見て、SNSでも「国宝レベル」「すっご~い!」と大きな話題になっていました。
年齢を重ねても挑戦をやめない姿勢は、本当にかっこいいですよね。私自身も「自分も頑張ろう!」と勇気をもらいました。健康志向や体づくりを意識している方にとっても、憧れの存在ではないでしょうか。
作品ごとに変化する役作りへのこだわり
平山さんの体重の増減は、ただのダイエットではなく、すべて役作りの一部です。
例えば、ドラマ『VIVANT』では屈強な特殊部隊員を演じるために体重を増やし、力強い存在感を出しました。その後の作品では、逆に体を引き締めて全く違う雰囲気を作り上げています。
一般の私から見ても「ここまで徹底して体を作り替えるなんて、まさにプロ中のプロだな」と感じます。
作品ごとに印象をガラリと変える姿勢は、視聴者として作品を見る楽しみをさらに大きくしてくれるのです。
1.『VIVANT』別班・和田貢役
98kgの増量で表現した屈強な肉体

ドラマ『VIVANT』で平山祐介さんが演じたのは、特殊部隊「別班」の和田貢という役どころです。
この役のために体重を98kgまで増量し、全身から漂う圧倒的な迫力を作り上げました。
大柄な体格は、戦闘員としての説得力を強め、視聴者に「実際にこういう部隊が存在するのでは」と思わせるほどのリアリティを与えました。筋肉の厚みや立ち居振る舞いは、画面越しにも緊張感を伝えていました。
緊迫感あるシーンでの存在感
物語の中で和田は、命のやり取りが絶えない現場に身を置くキャラクターでした。爆発や銃撃が飛び交うシーンでも、表情や動きに無駄がなく、頼れる仲間としての存在感を放っていました。
セリフが多い役ではありませんでしたが、沈黙の中に込められた緊張感が視聴者の心を掴みました。
アクションシーンでは、一歩踏み出すだけで画面の空気を変えるほどの力強さがあり、平山さんの役作りの成果が存分に発揮されています。
SNSで絶賛されたプロ意識
放送後、SNSには「バキバキの肉体がすごい!」「寡黙だけど存在感抜群」「本当に特殊部隊にいそう」といった声が多数寄せられました。
中には「54歳でここまで仕上げるのは尊敬しかない」と年齢を超えた挑戦を称賛するコメントも。
役に合わせて体重を増やし、その後には大幅な減量も成功させた平山さんの姿勢は、まさにプロフェッショナルの一言に尽きます。俳優としての信念と努力が、多くの人々に強い印象を残しました。
2.『キングダム』蒙武役

秦の怪力将軍を実写で体現
映画『キングダム』シリーズで平山祐介さんが演じたのは、秦国の怪力将軍・蒙武です。
原作でも「圧倒的な武力を誇る人物」として知られるキャラクターであり、その存在感を実写で表現するには相当な体格と迫力が必要でした。
平山さんは増量した大柄な体を活かし、甲冑姿で戦場に立つだけで観客に「武将がそこにいる」と思わせる迫力を放ちました。立ち姿や歩き方の細部にも気を配り、まさに“生きた蒙武”を再現しました。
戦場シーンでの迫力ある演技
戦闘シーンでは、雄叫びと共に大剣を振るう姿が圧巻でした。群衆の中でも一際目を引く存在感を持ち、戦場の中心で大軍を押し返す姿は、観ている人に鳥肌を与えるほど。
戦闘中の表情や動作に無駄がなく、一撃ごとに重みを感じさせる演技は、武将の力強さをリアルに伝えました。背景のCGや演出に頼るのではなく、本人の肉体と演技力が画面を支えていたことが印象的です。
ファンから評価された再現度
公開後、SNSや映画レビューでは「原作そのまま!」「蒙武役に平山さんを選んだのは大正解」といった声が相次ぎました。
特に原作ファンからは「これぞ蒙武」「説得力がすごい」と高評価が寄せられ、実写化でよくある「イメージと違う」という意見がほとんど見られなかった点も特徴的です。
平山さんの徹底した体づくりと役への没入が、多くの観客の期待に応えた結果と言えるでしょう。
3.『海猿』山路拓海役

海上保安庁潜水士としての姿
『海猿』シリーズで平山祐介さんが演じた山路拓海は、命の最前線で動く潜水士です。
荒れた海に飛び込み、沈みかけた船の内部へ進入し、取り残された人を一人ずつ引き上げる——そんな緊迫した現場での“頼れる実働要員”として描かれました。
重い装備を背負いながらも、ヘルメット越しの目線や、合図ひとつで状況を読み合う動きに迷いがなく、観客に「この人についていけば大丈夫だ」と思わせる安心感を与えます。
たとえば、視界が白く濁る海中で手探りのままロープを張り、出口まで“道”を作ってから要救助者を誘導する場面では、体力だけでなく冷静さと段取り力まで伝わってきました。
仲間との絆と現場のリアリティ
山路は、主人公・仙崎をはじめとする仲間たちを常に支える存在です。
出港前に装備を黙って点検してやる、潜る直前に肩を軽く叩いて気持ちを整えさせる、帰投後は失敗を責めずに次の改善点だけを短く伝える——そんな小さな積み重ねが、チームの信頼を太くしていきます。
救助の最中、体力が落ちてきた後輩のタンクを持ち上げてやり、交代の合図まで引っ張るシーンは、まさに“現場”でしか生まれないリアリティ。
シリーズを通して、山路は厳しさと優しさの両方を見せ、時に先頭で水を切り、時に背中で部下を守る“兄貴分”として物語を支え続けました。
まとめ
平山祐介さんは、役に合わせて体型を自在にコントロールし、見た目の説得力と演技の厚みを両立させてきました
。『VIVANT』では98kgの迫力で“実働の要”を体現し、『キングダム』では怪力将軍・蒙武として戦場の中心に立つ存在感を示しました。
『海猿』では、荒海での救助や仲間との連携といった具体的な場面を通じ、兄貴分としての頼もしさを映し出しています。
1年で98kg→75kg(体脂肪率8%)という23kgの減量は、単なるダイエットではなく“作品に応えるための準備”。
体重、歩き方、佇まい、目線といった細部まで作り込むことで、セリフが少ない場面でも画面を支配できる俳優であることを証明しました。
これからの出演作でも、どんな体づくりで役を更新してくるのか……変化し続ける“プロの役作り”に引き続き注目していきたいと思います。
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