萩本欽一84歳、BS日テレ新番組『9階のハギモトさん!』はいつから?スポンサーなしのテレビ革命

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「若者のテレビ離れが進む中で、84歳の欽ちゃんが新番組!?」──そう聞くと、一瞬“懐かしの番組復活”かと思いますよね。
でも実際はまったく逆。舞台は自分の事務所の9階、スタッフは大学生、スポンサーもギャラもなし。
まるでYouTubeのような“手作りテレビ”を、欽ちゃんがゼロから始めたのです。

『9階のハギモトさん!』(BS日テレ)は、4分という短い放送時間の中に、昭和の笑いと令和の自由さが混ざり合う、実験的な番組。
「まずは見てもらって、それから応援してもらえればいい」と語る欽ちゃんの姿は、
“テレビを変えるのは若者だけじゃない”と伝えているようです。
この番組に込められた「勇気」と「挑戦」のメッセージを、一視聴者の立場から感じたままに綴ります。

目次
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はじめに

萩本欽一

番組スタートの背景と注目ポイント

「若者のテレビ離れ」が叫ばれる今、84歳の萩本欽一さんがまさかの“新番組”をスタートしました。
タイトルは『9階のハギモトさん!』(BS日テレ)。しかも舞台は、自らの事務所の9階!スポンサーも出演料もゼロ。スタッフの多くは大学生という、かつてないスタイルの“手作り番組”です。

この企画を最初に聞いたとき、正直「懐かしのテレビをやるのかな?」と思いました。
けれど、内容を知るとまるでYouTubeチャンネルのような自由さ
ニュース風コントに、学生たちへの成功講義、企業との無茶ぶり開発…。
テレビというよりも、ネット発信の実験場のような雰囲気があります。
もしかしたらこれは、萩本欽一さん流の“テレビのネット挑戦”なのかもしれません。

「ほめられるテレビ」を作りたいという思い

若い頃の萩本欽一

萩本さんが掲げるテーマは「ほめられるテレビ」。
昭和の大スターが、令和の学生たちと手を組んで、もう一度テレビに“奇跡”を起こそうとしている――。
その姿は、単なる懐古ではなく、時代に合わせて変化を受け入れながら、「テレビはまだ面白くなれる」と証明しようとする挑戦に見えます。

84歳という年齢を感じさせない行動力と柔軟さ。
そして、若者のエネルギーをまっすぐに信じる姿勢。
『9階のハギモトさん!』は、萩本欽一さんが再び“テレビの未来”に問いを投げかける作品になりそうです。

1.萩本欽一の新番組『9階のハギモトさん!』とは

番組概要と放送スケジュール

新番組『9階のハギモトさん!』は、BS日テレとBS日テレ4Kで毎週火・水・木曜の朝5時26分から放送される、わずか4分の短編番組です。
出演は84歳の萩本欽一さんと、日本テレビの杉原凜アナウンサー。

杉原凜アナウンサー


このコンビがどんな掛け合いを見せてくれるのか、放送前からSNSでも話題になっていました。

欽ちゃんといえば、昭和の大ヒット番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』『仮装大賞』の印象が強いですが、今回はまったくの別路線。
アドリブと“思いつき”で動く自由なトーク形式で、台本もスポンサーもなし。
まるで朝の時間に流れる“小さな実験室”のような番組です。
SNSでは「朝の4分で元気が出る!」「欽ちゃん、まだまだ現役で嬉しい!」という声が多く見られました。

番組制作の舞台裏

驚くのは、番組の撮影場所が萩本さん自身の事務所の「9階」だということ。
そこに集まっているのは、プロのテレビスタッフではなく、映像や建築を学ぶ大学生たちです。
学生たちが自分の手でセットを作り、照明を組み、カメラを動かしながら現場を回しています。

“テレビってこうやって作るんだよ”と、欽ちゃんが体当たりで若者たちに教える姿も印象的。
この「現場で学ぶ」スタイルは、まさに生きた授業のようです。
見ている側にも、温かい空気や手作りの臨場感が伝わってきますね。

昭和の「笑いの現場」と、令和の「学生の実験」がひとつになる。
それこそが『9階のハギモトさん!』の一番の魅力だと感じます。

企画内容と進行予定

番組では、いくつものコーナーが進行中です。
たとえば、杉原凜アナが「しゃべりすぎるアナウンサー」、欽ちゃんが「しゃべらせてもらえないコメンテーター」として登場する“逆転ニュースショー”。
この設定だけでも笑えてしまいますよね!

さらに、建築家や経営者を目指す大学生たちに向けて欽ちゃんが“人生講義”を行う企画も。
長年の経験を交えた話に、学生たちが真剣に耳を傾ける姿も見どころです。

そして、なんと企業とのコラボで新商品を作るプロジェクトまで始動。
「ノリのよい会社と一緒に何かを生み出そう!」という、まるでYouTube的な自由度の高い企画です。
何が生まれるのか分からないワクワク感…それも欽ちゃん流の魅力です。

この番組は、まさに“何が起きるか分からない”ライブ感が命。
ベテランの勘と、学生たちの自由な発想がぶつかり合う現場から、きっと新しい笑いと奇跡が生まれていくはずです。

2.スポンサーなし・出演料なしの理由

「虫が良すぎる」発言の真意

欽ちゃんが語った「番組を作る前から『スポンサーになってください』なんて虫が良すぎる」という言葉。
最初にこの発言を見たとき、私は思わず笑ってしまいました。でも、よく考えるとすごく深いんです。

いまのテレビ業界では、スポンサーがいないと番組そのものが成立しません。けれど欽ちゃんは、「まずは自分で作ってみて、それを見て“応援したい”と思った人が後から支援してくれればいい」と言うんです。
つまり、“信用はお金の前にある”ということ。
お金のために番組を作るんじゃなくて、「面白いと思ってもらえるか」を最初のゴールにしているんですね。

たった4分間の早朝番組でも、「本気の笑い」を届けたい。
そんな欽ちゃんの誠実さと、テレビへの愛情がこの言葉に詰まっている気がします。

自主制作の挑戦とテレビ界へのメッセージ

スポンサーもギャラもなし──それは単に節約ではなく、自由を取り戻すための挑戦です。
今のテレビは、スポンサーの意向や数字のプレッシャーに縛られがち。
その中で欽ちゃんは、「面白いことを好きにやる」という原点に立ち返ったんだと思います。

大学生たちと一緒に“手で作る”現場。
そこには、テレビの未来を担う若者たちに「テレビはまだ面白くできるんだよ」と伝えたいという想いがあるのでしょう。
SNSで「懐かしいけど新しい」「欽ちゃんが学生とやってるのが微笑ましい」というコメントが多いのも納得です。

たとえ放送時間が短くても、やり方次第でテレビはまだ進化できる。
それを体現しているのが『9階のハギモトさん!』なのだと思います。

「応援したくなる番組」を目指して

欽ちゃんが目指すのは、“見る人が参加したくなるテレビ”。
「作りながら成長するテレビ」というコンセプトには、視聴者も含めて一緒に育てていく気持ちが込められています。

たとえば、

  • 4分間の放送を見てSNSで感想を書く人がいる
  • それをきっかけに「うちの会社でも何か一緒にやりたい」という声が生まれる
  • そして番組が少しずつ大きく育っていく

そんな“育つテレビ”を欽ちゃんは本気で目指しているのです。
昭和の大スターが、いまYouTube的な自由さでテレビを作る──。
時代を越えた挑戦に、なんだかこちらまでワクワクしてしまいますね。

3.欽ちゃんの“勇気”と時代への問いかけ

土屋敏男氏のコメントに見る番組の本質

映像演出家の土屋敏男さんが「奇跡は勇気から生まれる」とコメントしていました。
この言葉、まさに『9階のハギモトさん!』の核心を突いていると思います。

スポンサーもギャラもない、台本もほとんどない。
それでも「面白いことができるはずだ」と信じて、84歳で新しい番組を立ち上げる…。
普通なら“無謀”とか“無理”と言われそうなことを、欽ちゃんは笑いながらやってのけるんです。

土屋さんの言う“勇気”とは、「結果がわからなくても、まず一歩を踏み出す力」。
欽ちゃんの行動はまさにそれ。
たとえば放送後の反応を見て次の週に構成を変えたり、学生の意見を採り入れたりと、柔軟に変化していく姿勢は、現代のクリエイターにも通じる生きた学びです。
“奇跡を待つ”のではなく、“奇跡を呼び込む準備をする”──そんな欽ちゃん流の勇気が、この番組の原動力なんだと思います。

高齢でも挑戦を続ける萩本欽一の姿勢

84歳で「新番組をやる」と聞くと、最初はびっくりしますよね。
でも番組の現場は、意外にも“青春”そのものなんです。

萩本さんの事務所の9階に集まった大学生たちが、手作りでセットを作り、カメラを回す。
「こうした方が面白いんじゃない?」と学生が提案し、それに欽ちゃんが「じゃあやってみよう!」と応える。
この光景、まるで文化祭の準備みたいなんです。

移動の負担を減らすために事務所撮影を選び、4分番組にして体力的にも無理をしない工夫もしている。
“年齢を理由にしない工夫”が随所にあって、本当に学びが多い現場です。
若い人たちのエネルギーと欽ちゃんの経験が混ざり合う“世代ミックスの現場”は、見ていて胸が温かくなります。

視聴者・SNSの反応と共感の広がり

放送前からSNSでは「欽ちゃん、まだ現役なの!?」「朝から元気をもらえそう」と話題に。
実際、初回を見た視聴者の感想には、

  • 「懐かしさと新しさが同居していて面白い」
  • 「学生とのやり取りに癒された」
  • 「こんな手作り感のある番組、今のテレビに必要だと思う」
    といった“ほめ言葉”が多く見られます。

一方で、「4分じゃ短い」「地上波ゴールデンでも見たい」といった声もあり、期待値の高さがうかがえます。
こうした視聴者の声がそのまま次の企画に反映されるのも、この番組ならではの魅力ですね。

欽ちゃんの「見てから応援してくれればいい」というスタンスは、視聴者に“参加している感覚”を与えています。
もはやテレビを“見る側”ではなく、“一緒に育てる側”。
そう感じさせるのは、SNS時代においてとても新鮮な試みだと思います。
年齢を超えて挑戦する欽ちゃんの姿に、「自分も何か始めてみようかな」と勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。

まとめ

『9階のハギモトさん!』は、懐かしさと新しさが共存する“欽ちゃん流の再出発”です。
スポンサーに頼らず、若者と一緒に作りながら成長していくスタイルは、まるでYouTubeやSNSのように時代と共鳴しています。

欽ちゃんは「奇跡は勇気から生まれる」と言われるように、年齢を言い訳にせず、一歩を踏み出しました。
その姿に「まだやれる」「やってみたい」と感じた人も多いはずです。

手作りの温かさと即興の笑いが交わる“9階の小さなスタジオ”から、テレビの未来がまたひとつ動き出しました。
朝の4分、あなたもその“奇跡の始まり”を一緒に見届けてみませんか?

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