今日はとても楽しみにしている新作映画『箱の中の羊』について書きたいと思います!主演を務めるのは、お笑いコンビ千鳥の大悟さん。
そして監督は、数々の名作を世に送り出してきた是枝裕和監督。
この二人が組んだら、いったいどんな化学反応が起こるのでしょうか…。ワクワクしながらご紹介していきます。
映画「箱の中の羊」とは

『箱の中の羊』は、“そう遠くない未来”を舞台にした完全オリジナル作品です。物語は、夫婦がヒューマノイドを息子として迎え入れることから始まります。
タイトルは『星の王子さま』にインスパイアされたもので、「死者を蘇らせる」というテーマが背景にあります。
実際、中国では「死者の蘇りビジネス」が話題になったこともあり、テクノロジーと人間の心がぶつかり合うリアルな題材として描かれるそうです。
SF要素を持ちながらも、是枝監督らしい家族ドラマが展開されるのではないかと期待されています。
大悟、映画出演11作目で初の「夫役」に挑戦

主演の大悟さんにとって、本作は映画出演11作目。これまでは『漫才ギャング』(2011年)での不良役や、『任侠野郎』(2016年)、『ひとよ』(2019年)などで極道やチンピラ役といった“こわもてキャラ”を演じてきました。
そんな大悟さんが今回挑むのは、なんと「夫役」!しかも共演は国民的女優・綾瀬はるかさん。
二人が夫婦としてヒューマノイドの子どもを育てる姿は、これまでの大悟さんのイメージを大きく覆すことになるでしょう。
綾瀬さんは「大悟さんと夫婦役を演じるのが楽しみ」とコメントしており、スクリーンでの掛け合いに大きな注目が集まっています。
これまでのキャリア
- 2011年:映画デビューは品川祐監督の『漫才ギャング』。不良役でスクリーンに登場。
- 2016年:『任侠野郎』で極道役。
- 2019年:白石和彌監督『ひとよ』でチンピラ役。
- 2023年:再び品川監督作品『OUT』に出演。品川祐から「笑えるし登場は緊迫感ある」と演技力を評価される。
これまで一貫して“こわもてキャラ”やアウトローを中心に役を重ねてきました。
『箱の中の羊』での挑戦
今回の作品では一転して、綾瀬はるかさん演じる妻と家庭を築く“夫役”。
しかも、監督・是枝裕和の現場で、台本を完全に覚え込まず、その場で耳打ちされる指示に従って演じるという特殊な演技手法に挑戦します。
その即興的なスタイルは、大悟さんが持つお笑い芸人としての瞬発力と直感を活かせる一方、シリアスな家族劇でどう表現が花開くのか――まさに新境地に注目が集まります。
個人的には、大吾さんがヤギと散歩する番組が好きです。

是枝監督の独特な演出スタイル

今回特に面白いのは、大悟さんが台本を完全に覚え込まず、是枝監督からの耳打ち指示を受けて即興的に演技するという点です。
これは大悟さんの芸人としての瞬発力を生かす手法で、予定調和ではない“生きた芝居”が生まれるのではないかと期待されています。
観客としては、まるで本当に目の前で家族が暮らしているようなリアリティを味わえるかもしれません。
是枝監督の繊細な演出と大悟さんの直感的な演技…この組み合わせがどんな作品に仕上がるのか楽しみですね。
注目ポイントと期待
- 綾瀬はるかさんとの初夫婦役
- 芸人としての経験を活かした即興演技
- 「死者を蘇らせる」という社会的テーマ
- 是枝作品ならではの人間ドラマと近未来SFの融合
こうしたポイントが重なり合うことで、『箱の中の羊』はこれまでにない“家族映画”となる予感がします。大悟さんにとっては俳優人生の大きな転換点になりそうですし、観客にとっても新鮮な体験になるでしょう。
まとめ
『箱の中の羊』は、千鳥・大悟さんが初めて夫役に挑み、是枝裕和監督が描く近未来家族劇です。
芸人として培った瞬発力が、シリアスな人間ドラマでどう花開くのか…その挑戦は見逃せません。私自身も映画館で観るのが待ち遠しくて仕方ありません!皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。
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