Snow Manの目黒蓮さん主演で大人気漫画『SAKAMOTO DAYS』がついに実写映画化されることが発表されました。
監督を務めるのは『銀魂』『今日から俺は!!』で知られる福田雄一監督。目黒さんはスマートな坂本に加え、4時間かけた特殊メークで体重140kgの坂本太郎も演じるなど、大きな話題を呼んでいます。
映画は2026年ゴールデンウィークに公開予定。
Snow Manの目黒蓮さんが主演を務める実写映画『SAKAMOTO DAYS』が2026年ゴールデンウィークに公開されることが発表されました。監督は『銀魂』や『今日から俺は!!』などで知られる福田雄一監督。
SNSでは「夢のキャスティング!」と喜ぶ声が多く上がる一方で、アニメ原作の実写化がコメディ色に寄りすぎるのでは…?と不安を抱くファンの意見も見られます。
果たして、原作の魅力である“日常の温かさと圧倒的なアクション”はどう表現されるのでしょうか。
目黒さん自身は「これまでで一番多くのアクションに挑戦」と語っており、期待と不安が入り混じる注目作となっています。
はじめに
実写映画化のニュース概要
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが、実写映画『SAKAMOTO DAYS』で主人公の坂本太郎を演じることが発表されました。
監督を務めるのは『銀魂』『今日から俺は!!』などで知られる福田雄一監督です。
今回の作品では、目黒さんがスマートな坂本だけでなく、特殊メークによって推定140kgのふくよかな姿にも挑戦。約4時間をかけた本格的なメークが話題となっています。
映画は2026年のゴールデンウィークに公開予定で、すでに多くのファンから期待の声が寄せられています。
世界的人気作品「SAKAMOTO DAYS」とは
『SAKAMOTO DAYS』は、鈴木祐斗さんが「週刊少年ジャンプ」で2020年から連載している大ヒット漫画です。
物語は、かつて伝説の殺し屋だった坂本太郎が引退後に家族と平和に暮らす日々を守るため、再び戦いの世界に身を投じるというストーリー。
コミックスは全世界で累計1,500万部を突破し、2025年にはテレビアニメ化も果たしました。
Netflixで配信されたアニメは初週だけで860万回視聴を記録し、日本国内では1,000万回以上、さらに世界67カ国でトップ10入りするなど、まさにグローバルな人気を誇る作品です。
その圧倒的な人気が、今回の実写映画化への大きな期待につながっています。
1.目黒蓮の主演決定
目黒蓮の役どころ:坂本太郎とは?
坂本太郎は「元・伝説の殺し屋」ですが、今は家族最優先で商店を営む温かな父親。
普段はおだやかで、レジ対応やご近所づきあいもそつなくこなす“日常の顔”を持ちながら、家族や仲間が危険にさらされると一瞬で“最強の顔”に切り替わります。
このギャップが作品の大きな魅力で、目黒蓮さんは「スマートな坂本」と「ふくよかな坂本」の二つの姿を演じ分けます。
たとえば、日常パートでは小さな気遣い(子どもを先に通す、重い荷物をさりげなく持つ)で人柄を、バトルパートでは最小限の動きで的確に状況を制する“静かに強い”所作で伝える――そんなコントラストが期待されます。
特殊メークで挑む“140kgの坂本”
ふくよかな坂本は約4時間の特殊メークで再現。単に「大きく見せる」だけでなく、頬や首まわりの立体感、指先のボリューム、衣服のシワの出かたまで作り込むことで“生活している人”に見えるリアリティが鍵です。
演じる側は、呼吸のリズムや歩幅、座り姿勢を調整し、重みを感じさせる動きにチェンジ。
逆に“スマートな坂本”では、無駄のないステップや視線のキレ、体のラインが出る立ち姿を意識して、同じ人物でも印象がガラッと変わるように仕上げます。
衣装部・スタント部との連携(汗の見せ方、コートの揺れ、打撃音の抜き差し)も、体形差を説得力ある“キャラクターの厚み”に変える大事なポイントです。
コメントに見る役への思いと挑戦
目黒さんは「自分のために出演したいと思った」「これまでで一番多くのアクションに挑戦」と語っています。
コメディ×アクション×愛という作品の核に共鳴し、父親としてのあたたかさと“伝説”としての圧を両立させることを目標に据えているのが伝わります。
実際の見どころとしては、
- 感情のスイッチ:家族を守る瞬間に、声色・視線・歩き方が一気に変わる。
- アクションの新境地:最短距離で相手の動きを止める“省エネなのに強い”所作。
- コメディの間:福田監督流のテンポで、緊張と笑いが心地よく入れ替わる。
――こうした要素が、目黒さんの言う「心から楽しめる」体験に直結していきます。
2.福田雄一監督との初タッグ
福田監督が語るキャスティング秘話
キャスティングは「痩せた坂本も太った坂本も両方やれる、しかも痩せたら“死ぬほどカッコいい”役者」という無茶な条件から始まった、と福田監督。
難航する中で「目黒蓮さんがやってくれるかも」という連絡が入り、監督は思わず叫んだというエピソードを明かしています。
監督がドラマ『海のはじまり』で目黒さんを見て“ずっと観ていたい俳優”と感じたこと、Xで作品を次々視聴・発信していたことも重なり、巡り巡って実現した“ご縁”の配役でした。
“福田組”での撮影現場エピソード
現場の合言葉は「まず信じる」。
監督はスタッフ・キャストに意図を丁寧に共有し、難しいカットも“なぜ撮るのか”を言葉で支えて前に進めます。
たとえばアクションでは、笑いの“間”とパンチの“間”を同じテンポで整える指示を出し、コメディとバトルをシームレスに接続。
特殊メーク日の段取りも、移動や休憩のタイミングまで逆算したチーム設計で、体力負担と仕上がりの両立を図ります。
メーク班・衣装班・スタント班が「汗の量」「衣服の揺れ」「着地音」まで共有することで、ふくよかな坂本とスマートな坂本の“質感の違い”が画面で生きるように作られていきました。
監督と主演の信頼関係と作品作り
目黒さんは「自分のために出演したい」と語り、監督は「命をかけられる」とまで背中を押す――その相互の熱量が、役の“優しさと伝説性”の両立に直結しています。
具体的には、
- 父としての温度:子どもを見守る視線や、買い物袋を持ち替えるさりげない手つきまで繰り返し調整。
- 殺し屋としての格:最短距離で危機を収める所作、振り向き一拍の“間”で空気を一変させる演技プランを共同で設計。
- 笑いとの融合:緊張を切らない“薄い笑い”を挟むテイクと、思い切り弾けるテイクを両方撮り、編集で最適解を選ぶ方針。
この積み重ねが「心から楽しめる」体験へとつながり、目黒さんの新たな武器=アクションとコメディの表現幅を広げる結果になっています。
3.作品の魅力と世界的広がり
原作マンガとアニメの大ヒット
原作『SAKAMOTO DAYS』は、累計1,500万部を突破したジャンプ連載の人気作。
読者がハマる理由は「日常のやさしさ」と「伝説の強さ」の落差にあります。
たとえば、坂本が店先で常連さんの話を相づちしながら聞く“ふつうの時間”と、家族を守るために一瞬で空気を変える“非日常”。この切り替えがコマのテンポで気持ちよく描かれ、読み手の感情が自然に加速します。
アニメも世界的に支持され、Netflix初週860万回視聴、日本国内1,000万回超、67カ国でトップ10入りという数字が示すのは“言語を超えるわかりやすさ”。
セリフがなくても伝わる仕草や、無駄のないアクション設計が、国境を越えて楽しめる強みになっています。
実写版に期待されるアクションとコメディ要素
実写で鍵になるのは、「最短で状況を収める省エネ・アクション」と「張りつめた空気をゆるめるコメディの間」。
たとえば――
- 最短制圧の動き:相手の手首・視線・足元の“弱点”だけを突くミニマルな所作。見えすぎないからこそ“強さ”がにじむ。
- 日用品×アクション:買い物カゴやカートなど、生活道具が“武器以上の説得力”を持つ演出。日常と非日常の逆転が笑いに転がる。
- 笑いの抜き差し:危機の直後に、ごく小さなボケ(レジ袋の音、エプロンの汚れなど)を差し込み、緊張の余韻を心地よく解放。
福田監督の持ち味であるテンポの良さが、こうした“間”の設計と相性抜群。
目黒蓮さんが語る「これまでで一番多いアクション」に、父としての柔らかさが重なることで、観客は“スカッとする”と“あたたかい”を同時に味わえます。
公開時期と今後の展望
公開は2026年ゴールデンウィーク予定。大型連休のファミリー動員・リピート需要を見込める好タイミングです。
今後の見どころとしては、
- 第一弾ビジュアル&特報:スマート版/ふくよか版の二軸をどう見せ分けるか。
- 本予告での“間”の提示:笑い→緊張→解放のリズムを数十秒で体験させられるか。
- 楽曲・音設計:静かな足音や衣服の擦れなど、“省エネの強さ”を耳でも感じさせる音作り。
原作・アニメ発のグローバル熱量に実写が乗る形で、海外配給やフェス上映、コラボ企画などの展開にも期待が膨らみます。観る前から語りたくなる“二つの坂本”――このビジュアルと体験設計が、公開までの話題をけん引していきそうです。
SNSの声
「SNSでも話題沸騰中ですが、ファンの声は期待と不安が入り混じっています。
『目黒蓮くん主演って夢みたい!』『アクション楽しみ!』といった喜びの声がある一方で、
『福田監督のコメディタッチが強すぎて原作の緊張感が失われないか不安』という声も目立ちました。
まさに“賛否両論の注目作”といえる状況で、公開までの情報解禁にさらに注目が集まりそうです。」

まとめ
『SAKAMOTO DAYS』実写版は、目黒蓮さんの“二つの坂本”(スマート/ふくよか)を軸に、福田雄一監督のテンポと“間”でコメディとアクションを気持ちよく往復させる一本になりそうです。
原作・アニメが世界で支持された「やさしさ×伝説の強さ」というギャップは、約4時間の特殊メークや省エネで鋭い所作、日用品を生かした演出で立体化。
父としてのあたたかさが、バトル後の小さな笑いへつながる設計も魅力です。
公開は2026年GW予定。今後はスマート版/ふくよか版を“どう見せ分けるか”、特報・本予告でのリズム提示、音の作り込みに注目。
観る前から語りたくなる“二つの坂本”が、スクリーンでどんな化学反応を起こすのか——続報を待ちながら、原作・アニメで予習しておくのもおすすめです。
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