スクールロイヤーとして生徒や教師から信頼を得てきた健治(磯村勇斗)が、第7話で思いがけない質問を受けます――保健室登校中の島田聖菜(北里琉)から「先生を好きになるのは、罪ですか?」と切り出されたのです。
実は島田さんは同年代の男子が苦手で、家族よりはと保健室登校を選ぶほど。さらに、深夜に島田さんを迎えようとした巌谷先生(淵上泰史)が、「青少年保護育成条例違反」の疑いで任意同行を求められるという展開にも発展し、学校中に緊張が走ります。
この記事ではその背景や見どころを、島田聖菜を演じる北里琉んついて、ご紹介していきます。
『僕達はまだその星の校則を知らない』第7話あらすじと見どころ

島田が放った「先生を好きになるのは、罪ですか?」
第7話の見どころは、やはり保健室登校を続ける島田聖菜(北里琉)が、スクールロイヤーの健治(磯村勇斗)に問いかける場面です。
「先生を好きになるのは、罪ですか?」という真っ直ぐな言葉は、観ているこちらまで胸が締め付けられるようでした。
島田は家庭の事情で精神的に不安定な母親と暮らしており、学校では同年代の男子に強い嫌悪感を抱いています。そのため、教室で授業を受けるのが難しく、保健室を居場所にしているのです。
そんな彼女の心の叫びが、この一言に詰まっているように感じました。
健治の揺れる気持ちと、珠々への想い
健治はスクールロイヤーとして、教師や生徒から徐々に信頼される存在に成長してきました。ですが、同僚の珠々(堀田真由)への好意は隠しきれず、同僚の山田(平岩紙)にも分かってしまうほどに…!
仕事と恋心の間で揺れる姿が、健治という人物を人間らしく映し出していました。
弁護士としての冷静さと、ひとりの男性としての不器用な一面。そのギャップが、今回のエピソードでより際立っていましたね。
巌谷先生に迫る“疑惑”
物語が大きく動いたのは、巌谷先生(淵上泰史)に青少年保護育成条例違反の疑いがかけられる場面です。
深夜に補導された島田が巌谷の家に向かっていたことから、二人の関係に誤解が生じ、教師たちの間に衝撃が走ります。
視聴者としては「本当に巌谷先生は島田を守ろうとしただけなのに…」と歯がゆい気持ちになりました。
善意が誤解され、信頼が揺らいでしまう展開はとてもリアルで、次回への不安をかき立てられます。
第7話の感想
今回のエピソードは「信頼とは何か」「人を想う気持ちの重さ」が強く描かれていました。
北里琉さん演じる島田聖菜は、心に影を抱えながらも純粋に大人へと近づいていく少女。その姿がとても切なく、そして印象的でした。
健治と珠々の関係、島田と巌谷先生の誤解、そして学校全体に広がる波紋…。次回はどう収束していくのか、ますます目が離せません。
1.北里琉 初連ドラレギュラー出演の舞台裏

『僕達はまだその星の校則を知らない』での役どころ
北里琉さんが挑戦したのは、保健室登校を続ける女子生徒・島田聖菜役。心を開くのが苦手で繊細な一面を持つ役柄は、北里さん自身の体験とも重なり「私がやらなきゃ」と強い想いで演じたそうです。
作品の舞台は、少子化で共学化に揺れる私立高校。スクールロイヤーという存在を通じて描かれる学園ドラマの中で、島田聖菜は物語を深める大切なキャラクターになっています。
共演者や監督から学んだ演技のヒント
撮影現場では、多くの学びがありました。監督からは「曖昧なままでもいい、その時に思ったことを表現すれば大丈夫」とアドバイスを受け、演技は型にはまらなくても良いと気づけたそうです。
また、巌谷先生役の淵上泰史さんから「好きなだけ間を取ってもいいし、泣けなくても大丈夫」と声をかけてもらい、肩の力を抜いて自然体で演じられるようになったとのこと。
こうした周囲の言葉に支えられ、回を重ねるごとに演技に対する考え方が変わっていきました。
撮影現場で感じた緊張と成長
初めての連ドラレギュラー出演は大きな挑戦であり、最初は緊張でいっぱいだったそうです。
でも撮影を重ねるうちに自分なりのペースをつかみ、「ベストを尽くせた」と思えるほどに成長できたとのこと。
特に注目の第7話では、自分の経験と役を重ね合わせ、リアルで心に響く演技に挑戦。見ている私たちも彼女の進化を強く感じられる瞬間でした。

- 生年月日:2009年7月30日
- 年齢:16歳(2025年現在)
- 出身地:熊本県
- 身長:非公開(10代らしい瑞々しさが魅力)
- 所属事務所:不明(スカウトをきっかけに現事務所へ所属)
- 特技:弓道
- 趣味:アニメ鑑賞、ゲーム
- 家族構成:3人兄妹の末っ子
- リラックス方法:何も考えずにアメを舐めること
芸能活動の歩み
- 3歳:母親に誘われ、地元・熊本のファッションショーでランウェイデビュー。
- 小学生時代:熊本地震を経験し、復興支援で訪れた芸能人の姿に刺激を受け「人を笑顔にできる人になりたい」と芸能界を志す。
- 小学4年生〜:ウォーキングレッスンを受け、地域のランウェイやイベントに出演。母親のSNS発信を通じて注目される。
- 中学生時代:演技レッスンに励み、映画やドラマを観てはノートに手書きでまとめるなど自主的に勉強を重ねる。
主な出演歴
- 2023年:テレビ朝日系『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』でドラマデビュー(ゲスト出演)。
- 2025年:カンテレ・フジテレビ系『僕達はまだその星の校則を知らない』で初の連続ドラマレギュラー出演。
- モデル活動:2020年〜2024年にかけて女子中高生向けファッション誌「Cuugal」で専属モデルを務める。
- 2025年7月〜:女性ファッション誌「Ray」で史上最年少の専属モデルに就任。
将来の展望
憧れの先輩は同じ事務所で「Ray」出身の岡崎紗絵さん。女優としてはもちろん、声優や舞台など新しい表現の場にも挑戦していきたいと語っています。
「来ただけで人を笑顔にできる人になりたい」という想いを原点に、今後ますますの飛躍が期待されるネクストブレイク俳優です。
2.芸能界を志したきっかけと歩み
3歳でランウェイデビューした幼少期
北里琉さんが初めてステージに立ったのは3歳のとき。母親に「おもちゃを買ってあげるから」と言われ、地元・熊本のファッションショーに参加したのが始まりでした。
小さな体でランウェイを歩く姿に観客も驚き、その経験が「表舞台に立つ楽しさ」へとつながっていったそうです。
その後も地元のイベントやショーに出演を重ね、幼いながらも舞台に立つ自分を強く意識するようになりました。
熊本地震で抱いた「人を笑顔にしたい」思い
芸能界を本気で目指すきっかけとなったのは、小学1年生のときに経験した熊本地震でした。
避難所に訪れた芸能人たちが炊き出しや支援を行う姿を見て「来ただけで人を笑顔にできるってすごい」と憧れを抱いたそうです。
その思いが「人を笑顔にできる存在になりたい」という夢へと変わり、モデルや演技の道を進む決意につながりました。
モデル活動とレッスンを通じた努力の日々
母親がインスタグラムで北里さんの姿を発信し続けたこともあり、彼女の存在は徐々に広まっていきました。
小学4年生からはウォーキングレッスンに通い、姿勢や表情を磨きながらモデルの基礎を習得。その努力が実を結び、事務所からスカウトを受けることに。
さらに中学に入ってからは演技レッスンにも励み、映画やドラマを見てはノートに感想をまとめるなど、自ら学び続ける努力を欠かさなかったそうです。こうした日々の積み重ねが、今の女優としての表現力につながっています。
3.今後の目標と広がる可能性
専属モデルとしての挑戦と手応え
2025年からは女性ファッション誌「Ray」の専属モデルとして活動を始めた北里さん。専属モデルは女優やタレントへの登竜門とも言われており、歴史ある誌面に登場すること自体が大きな挑戦です。
撮影現場では衣装やメイクで雰囲気を変えながら、自分らしさをしっかりと表現。
ランウェイでは「全員が私を見ている」と楽しむ強さを発揮していて、その度胸が演技にも良い影響を与えています。
声優や舞台など新たな分野への関心
モデルや映像作品だけでなく、声を使った仕事にも興味を持っている北里さん。
普段から大好きなアニメのセリフをまねることも多く、最近は発声練習やセリフの自主トレーニングにも挑戦しているそうです。
声だけで感情を伝えるのは難しいですが、それができれば演技の幅がさらに広がります。新しい挑戦に前向きな姿勢は、将来の飛躍を期待させてくれますね。
憧れの先輩に続く未来への展望
憧れの存在は、同じ事務所の先輩で「Ray」の元専属モデルでもある岡崎紗絵さん。モデルから女優へと活躍の幅を広げる姿に大きな刺激を受けているといいます。
「同じ道を歩きたいけれど、何か一つは違うことをしてみたい」という北里さんの言葉は、彼女の強い意志を感じさせます。
16歳という若さだからこそ無限に広がる可能性があり、これからどんな未来を描いていくのかとても楽しみです。
まとめ
北里琉さんは、3歳でランウェイに立った幼少期から、熊本地震で芽生えた「人を笑顔にしたい」という想いを胸に努力を積み重ねてきました。
その結果、初の連ドラレギュラー出演という大きなチャンスをつかみ、撮影現場での緊張や学びを糧に女優として成長しています。
同時に専属モデルとしても自信を深めており、表現の幅を広げています。
さらに、声優や舞台といった新しい分野にも挑戦する意欲を見せ、未来の可能性をどんどん広げているのが印象的です。
憧れの先輩の背中を追いながらも「自分らしい違い」を見つけようとする姿は、年齢以上の輝きを放っています。これからの活躍にますます目が離せませんね!
コメント