お笑い界で異彩を放つ芸人・ウエスP(植草和久)をご存じですか?
全裸風の姿で挑む「変則テーブルクロス引き」は国内外で大きな話題となり、フランス版『ゴット・タレント』ではゴールデンブザーを獲得するなど世界的人気を集めています。
さらに2025年にはフジテレビの特番『今夜解禁!サンドの禁断の一騎打ち』でテーブル引きの一人者 ダンディー氏と対決し、再び注目を浴びました。本記事では、ウエスPのプロフィール・代表的なネタ・海外での評価をわかりやすく紹介します。
はじめに

『今夜解禁!サンドの禁断の一騎打ち』でで強烈に印象を受けたのがウエスP(植草和久)という芸人さんです。
彼は吉本興業に所属するピン芸人で、「全裸芸」や「テーブルクロス引き」を独自のスタイルに昇華させた異色の存在なんです。
肌色のタイツを身につけて“裸”のように見せる演出や、通常ではまず成功が難しいテーブルクロス引きに挑戦する姿は、見ているこちらまでドキドキしてしまいます。
失敗すれば大惨事という緊張感すら笑いに変えてしまうのが彼のすごさで、芸名にまで自虐ネタを盛り込んでいるところにもユーモアを感じます。日本のお笑い界でも本当に異彩を放っている芸人だと思います。
世界で注目される理由
ウエスPが世界中に知られるきっかけになったのは、2017年に出演したフランス版『ゴット・タレント』でした。彼が披露した危険度MAXのテーブルクロス引き芸は、観客や審査員を一瞬で虜にし、見事にゴールデンブザーを獲得!
その映像がSNSで瞬く間に拡散され、YouTubeやTikTokでは数千万回以上も再生される大ヒットになりました。
私自身もその動画を見たとき、言葉がなくても一瞬で笑ってしまったのを覚えています。言葉に頼らず誰もが理解できる芸だからこそ、国境を越えて世界中の人々に受け入れられたのでしょう。
その結果、海外メディアから「日本から来たクレイジーで天才的なパフォーマー」とまで称され、ただの芸人を超えた“アーティスト”として評価されるようになったのです。
1.プロフィール紹介
芸名・本名・所属などの基本情報
ウエスPの本名は植草和久(うえくさ・かずひさ)さん。1987年11月15日生まれで愛知県の出身です。
吉本興業に所属していて、活動ジャンルはお笑い芸人(ピン芸人)ですが、実際にはパフォーマーとしての要素がとても強い方です。
日本の舞台だけでなく、海外の番組やショーにも出演していて、「芸人」と「アーティスト」の両方の顔を持つ人物だと感じます。
芸風とネーミングの由来
彼の代名詞といえば、やはり「全裸芸」と「テーブルクロス引き」。特に裸に見える肌色タイツを身にまとい、食器を置いた状態でクロスを一気に引くスタイルは見ているだけでスリル満点です。
芸名の「ウエスP」は本名の「ウエスギ」からきているそうですが、同時に「WSP(World Smallest Penis)」という自虐的な言葉を掛け合わせています。
名前にまで体を張った笑いを込めているあたり、観客を驚かせたいという彼の姿勢が伝わってきます。
異色の芸人としての立ち位置
日本のお笑いは漫才やコントが主流ですが、ウエスPはそれらとは一線を画しています。
言葉に頼らず、誰が見ても笑える“視覚的な芸”に徹しているのです。
国内ではバラエティやお笑いライブで活躍する一方、海外のオーディション番組やSNSで一躍有名になったことで、日本では「異色のピン芸人」、世界では「パフォーミングアーティスト」と呼ばれるようになりました。
これだけ両方で評価される芸人は本当に珍しいと思います。
2.海外での評価

ゴット・タレントでの快挙
彼が一気に世界で注目を浴びたのは、やはり2017年のフランス版『ゴット・タレント』です。
全裸風の姿でテーブルクロスを一気に引き抜く危険な芸に観客は大興奮、審査員からはゴールデンブザーが贈られました。
数少ない特別な評価を勝ち取ったことで、彼の名前は一夜にして世界に広まったのです。
私も動画でその瞬間を見ましたが、会場全体が大きな拍手と歓声に包まれていて「これは本物だ」と感じました。
SNSでの世界的バズとフォロワー拡大
その後もウエスPの動画はYouTubeやTikTokでバズを繰り返しました。
特に「全裸風テーブルクロス引き」は数千万回以上の再生を記録し、海外の人からは「Crazy but genius」「This is real art」といったコメントが続々と寄せられています。
フォロワーは日本国内にとどまらず、欧米や南米まで拡大。言葉の壁を超えて楽しめる芸だからこそ、SNS時代にピッタリだったのだと思います。
実際、私の友人も海外の動画サイトでウエスPを知っていて「日本の芸人ってすごいね」と驚いていました。
海外メディアからの評価と称賛
海外メディアは彼を単なる「お笑い芸人」として紹介するのではなく、「パフォーマー」や「アーティスト」と呼んでいます。
イギリスやアメリカのテレビでも取り上げられ、「日本から来た唯一無二のエンターテイナー」と評されています。
言葉に依存せず、視覚的な面白さで笑いを生み出すことができる点は国際的に大きな強みで、誰が見ても理解できる“普遍的な芸”として認められているのです。
3.ネタの特徴と代表的な芸

変則テーブルクロス引きのスリル
ウエスPといえば「変則テーブルクロス引き」。普通のテーブルクロス引きは食器を落とさないようにクロスを引き抜くものですが、彼の場合はさらに難易度を上げています。
体の上にカップを置いたり、クロスを何枚も重ねて一気に引き抜いたり、火を使った演出を加えることもあります。
見ていると「大丈夫なの!?」と不安になるのに、成功すると大爆笑と拍手が起こる。スリルと笑いが一体になった芸です。
全裸風パフォーマンスのインパクト
もうひとつの大きな特徴が「全裸風パフォーマンス」。実際は肌色のタイツを着ているのですが、ぱっと見には裸にしか見えません。
その姿でテーブルクロス引きをするので、観客は思わず息をのんでしまいます。
「放送事故!?」と思わせるほどのギリギリ感と、それを笑いに変える大胆さが、多くの人の心をつかんでいるのです。SNSのコメントでも「本当に裸なの?」と驚きの声が多く見られます。
言葉に頼らないビジュアル芸の強み
ウエスPの芸の大きな魅力は、言葉をほとんど使わないことです。
セリフがなくても、動きだけで笑いを生み出せるため、日本語がわからない海外の観客でもすぐに楽しめます。
SNSや動画配信サービスでは字幕や翻訳が不要で、そのまま面白さが伝わるのも強みです。
実際に「This is comedy everyone understands(誰にでもわかるコメディだ)」というコメントが寄せられていて、国境を越えて通じる笑いを体現しています。
まとめ
ウエスP(植草和久)は、「変則テーブルクロス引き」や「全裸風パフォーマンス」で国内外に強烈な印象を残す芸人です。
フランス版『ゴット・タレント』でのゴールデンブザー獲得や、SNSでの大ヒットなど、日本を飛び出して世界中で評価されている姿は本当に誇らしいものがあります。
言葉を使わずに誰にでも笑いを届けられる芸風は、これからの時代にもますます求められるものだと思います。
2025年にはサンドウィッチマンとの「禁断の対決」にも出演し、まだまだ進化を続けています。これからも、ウエスPがどんな新しい挑戦を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません!
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