女優・モデルの加藤ローサさんが、8月17日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』に出演し、サッカー元日本代表・松井大輔さんとの離婚を電撃的に公表しました。
「今は籍を抜いていて」と明かした一言は、多くの視聴者に衝撃をもたらしました。
結婚からおよそ14年間、フランスやブルガリア、ポーランドでの子育てや支え合ってきた日々を振り返りながらも、「夫婦という形を少し変えて、新しい私たちの形で生活を続けています」と語った姿には、同世代の子育て中の家庭にも共感が広がっています。
今回の記事では、彼女が語った心の機微や「新しい形」の意味を詳しく紐解いていきます。
はじめに

加藤ローサが語る「初めて言っちゃった」真実とは
2025年8月17日放送の『おしゃれクリップ』に登場した加藤ローサさん。これまで明かさなかった「初めて言っちゃった」真実をテレビの前で口にし、話題となりました。
21年前のデビューから、女優やモデルとして多くの作品や番組に出演し、順風満帆に見えていた彼女の人生。
しかしその裏には、慣れない海外生活や、育児との両立といった数え切れないほどの苦労があったといいます。番組では、彼女が20代から30代にかけて経験したリアルな日常や、心の中でずっと抱えてきた思いが率直に語られました。
『おしゃれクリップ』出演で注目される理由
今回の放送が特に注目を集めたのは、彼女が40歳という節目を迎えたからです。
26歳で元サッカー日本代表・松井大輔さんと結婚し、ヨーロッパ各国を転々とする生活を選んだ加藤さん。
言葉も文化も異なる土地での出産や子育ては決して楽なものではありませんでした。
そんな日々を支えてくれた恩人夫妻や、現地で築いた人とのつながり、そして家族への想いを番組で率直に打ち明ける姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。
「ニューローサ」として新たな人生を歩み始める彼女の言葉は、同世代の女性や子育て中の人々にとって勇気づけられるものとなっています。
『おしゃれクリップ』で明かした離婚の真実
さらに番組冒頭、加藤さんは「先に言った方がいいかな」と切り出し、松井大輔さんとの離婚を初めて公表しました。
「今は籍を抜いていて、新しい私たちの形で生活を続けています」と語った瞬間、スタジオには驚きの空気が流れました。
結婚からおよそ14年、ヨーロッパ各国を共に移動しながら二人三脚で歩んできた夫婦生活。
その年月を経て、夫婦という形は変わっても「家族」としての関係は続いていると明かした言葉には、前向きな強さがにじみ出ていました。
長年、道行く人から「旦那さんのファンです」と声をかけられるたびに、胸の奥で「もう違うのに」と思う苦しさを抱えていたことも率直に吐露。
勇気を出して口にした“本当の気持ち”は、彼女の誠実さを象徴する瞬間となりました。
1.加藤ローサのこれまでの歩み

21年前のCMデビューと芸能界での活躍
加藤ローサさんが初めて世に知られるきっかけとなったのは、21年前に出演した携帯電話会社のCMでした。
明るい笑顔と親しみやすい雰囲気で一気に注目を集め、その後はドラマや映画、バラエティー番組に次々と出演。若手女優の中でも特に「爽やかさ」と「自然体の魅力」で支持を得ていきました。
芸能界での活躍は華やかに見える一方、常に新しいことに挑戦し続けなければならないプレッシャーも抱えていたといいます。
松井大輔との結婚と海外での挑戦

26歳の時に、元サッカー日本代表の松井大輔さんと結婚。
そこから二人の生活は一気に国際的なものへと変わります。松井さんの選手生活を支えるため、フランス、ポーランド、ブルガリアなどヨーロッパ各地を転々としながら暮らす日々。
慣れない土地での生活は、言葉の壁や文化の違いなど、想像以上に大変だったと加藤さんは振り返ります。
引っ越しのたびに子どもの学校や生活環境を整える必要があり、まるで「冒険の連続」だったそうです。
20〜30代で経験した出産と子育て
海外での生活の中で、彼女は出産と育児という大きな出来事を経験しました。
現地の病院での出産は、日本と違う習慣やサポート体制に戸惑うことも多かったといいます。
子どもが熱を出しても言葉の壁で症状をうまく伝えられなかったり、幼稚園や学校の行事で孤独を感じたりすることもありました。
しかし、その一方で現地の人々や友人との交流から支えられ、少しずつ自分の居場所を見つけていったそうです。
20〜30代は、華やかな芸能活動の裏で、母として、妻として奮闘し続けたかけがえのない時間だったと語っています。
2.ヨーロッパでの奮闘と支えてくれた人々
慣れない土地での生活と苦労
ヨーロッパでの暮らしは一見華やかに聞こえますが、実際には想像以上の困難がありました。
スーパーに行くだけでも言葉が通じず、欲しいものが見つからない。
病院では医師の説明が理解できず、不安で涙がこぼれたこともあったそうです。
さらに、引っ越しを繰り返す生活は、家具や生活用品をその都度そろえる必要があり、精神的にも体力的にも大きな負担となっていました。「毎日が試練の連続だった」と加藤さんは振り返っています。
フランスの田舎町での出産・育児
特に大変だったのは、フランスの田舎町で経験した出産と育児でした。
日本のようにきめ細やかなサポート体制が整っているわけではなく、病院での出産も「自己責任」が強調される場面が多かったといいます。
出産後も、母乳の与え方や離乳食の進め方が日本とは大きく違い、戸惑うことばかり。
近くに親族もいない環境で、子どもが夜泣きをすると、心細さで胸が押しつぶされそうになったこともあったそうです。
それでも、「母として強くならなければ」と自分を奮い立たせ、子どもとの時間を大切に積み重ねていきました。
恩人夫妻との出会いと忘れられない思い出
そんな厳しい環境の中で、加藤さんを支えてくれたのが現地で出会った一組の夫婦でした。
食事に招いてくれたり、子どもを一緒に遊ばせてくれたりと、家族ぐるみで寄り添ってくれた存在です。
買い物に付き添ってくれたこともあれば、彼女が体調を崩した時には病院まで付き添い、安心できる言葉をかけてくれたこともありました。
加藤さんは「もしあの夫妻がいなかったら、私はここまでやってこられなかったかもしれない」と語り、今でも忘れられない恩人として感謝の気持ちを抱き続けています。
異国の地での出会いが、彼女の人生を支える大きな力になったのです。
3.40歳を迎えた“ニューローサ”の決意
仕事をセーブしながらの子育ての日々
ヨーロッパでの生活を続ける中、加藤ローサさんは芸能活動を一歩控え、母としての日常を優先してきました。
撮影や舞台の華やかな現場とは対照的に、毎日はお弁当作りや送り迎え、学校行事への参加など、どの母親も経験するような時間の連続。
特に海外では習慣や教育方針の違いに戸惑うことも多く、現地の保護者と交流を深めながら少しずつ“その土地のやり方”に合わせていったそうです。
仕事をセーブする決断は簡単ではありませんでしたが、「今は家庭を大切にするべき時期」と考え、迷いながらも子育てを第一に歩んできました。
松井大輔やママ友たちの証言
番組では、元夫である松井大輔さんや現地で知り合ったママ友たちの声も紹介されました。
松井さんは「ローサがいなかったら僕の挑戦は続けられなかった」と語り、彼女の支えが自身のサッカー人生にどれほど大きかったかを強調。
また、子どもの幼稚園で親しくなったママ友たちも「ローサは気取らず、悩みも本音で話してくれる存在だった」と振り返ります。
華やかな芸能人としての顔ではなく、一人の母として地域に溶け込み、周囲と協力しながら子育てをしていた姿が浮かび上がります。
「今すごくいい感じ」未来への前向きな展望
40歳を迎えた加藤さんは、自らを“ニューローサ”と表現しました。
過去の苦労を糧にして、今は「ようやく自分を認められるようになった」と語り、充実感をにじませています。
仕事と家庭のバランスを取りながら、自分らしい生き方を見つけつつある彼女は、「今すごくいい感じ」と明るく笑いました。
これからは、母としても女性としても、自分のペースで新しい挑戦をしていきたいと前を向いています。
その言葉には、同じように悩みを抱える多くの人を励ます力が込められていました。
まとめ
加藤ローサさんが『おしゃれクリップ』で語った「初めて言っちゃった」真実は、夫の松井大輔氏との離婚でした。
そして華やかに見える芸能界の裏で積み重ねてきた、母として、妻として、そして一人の女性としてのリアルな経験でした。
21年前のデビューから続く活動、松井大輔さんとの結婚、慣れないヨーロッパでの生活と子育て――そのすべてが彼女を強くし、今の「ニューローサ」へとつながっています。
恩人との出会いや、家族・友人に支えられながら築いてきた日々は、同じように人生の選択に悩む人々に大きな共感を与えるでしょう。
40歳という節目を迎えた今、加藤さんの「今すごくいい感じ」という言葉には、過去を受け入れ、未来を楽しもうとする前向きなエネルギーが込められていました。
その姿は、これからの生き方に迷う多くの人に、希望のヒントを届けてくれるはずです。
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