NHK新人落語大賞に6代目桂文枝の弟子、桂三実が決まりました。
金髪の若手落語家 桂三実ってどんな人?
髪型を整えて望んだというけれど、どんな髪型?
桂三実のプロフィールや髪型の変遷を紹介しています。
桂三実プロフィール
1995年5月1日生まれの31歳
出身地は愛知県名古屋市です。
本名は斎藤僚平。吉本興業所属の落語家です。
中学では野球部で、3年生のとき2代目桂枝雀のCDを聞いて落語に関心を持ち、桂三枝(現6代目桂文枝)のビデオなどを見ていたそう。
愛知県立豊明高等学校に進学し、卒業後の2012年5月に桂三枝に入門しています。
その入門のエピソードが今風ですね。
高校3年生のとき、桂三枝の事務所のウェブサイトの「お問い合わせ」から弟子入り志願の書き込みをしたそうです。三枝から「入門に対する想いを綴った手紙と履歴書」を求められ、卒業後に親と面接に来るよう指示があり、入門を許された経緯があります。
一昔前は、何度も弟子入り志願をしてやっと認められるという話を聞きますね。
師匠の三枝は「いらっしゃ~い」でテレビ界では一斉を風靡した方ですから、根性論よりも「本気でやる気があるなら、ちゃんと高校を卒業して、親の承諾を得て来い」ということでしょうね。
弟子入りしてから13年、NHK新人落語大賞おめでとうございます!!
髪型が良かった!?
受賞についてこんなことを言っています。
「13年目でやっと気づいたんですが、おでこ出した方がやりやすい。なんでみんな今まで教えてくれんかったんだと思いました」
前回の本選では金原亭馬生(77)から髪形についてクレームが出たそうです。
その髪型がこれ。
若手芸人さんらしい髪型です。
目にかかるほどの前髪といえば、キンプリの永瀬廉などほとんど目が見えないですね。
髪型の好き嫌いは分かれるところですが、落語家は話と表情や身振りで語る商売ですから、確かに目が見えたほうが伝わりやすそうです。
NHK新人落語大賞の本選では、しっかりとヘアクリームで前髪を整えて挑んだそうですよ。
早口言葉が邪魔をする(優勝ネタ)
最後に受賞したネタをご紹介します。
TicTokでは「めっちゃ短い落語」を披露しています。
受賞した「早口言葉が邪魔をする」では、早口言葉を噛まずに話すことが必須ですね。
審査委員絶賛の早口言葉の秘訣は「相手に伝わるように話す」こと「あまり練習をしないこと」だそう。
「道にミニチヂミ」「魔術師手術中」「新春シャンソンショー」・・・練習してみましょうか?
あ、練習しないほうがいいのか
落語家さんをテレビで觀るのはバラエティや役者としてが多いですね。
特に新作落語は馴染が薄いですが、今はYouTubeやTicTokなど若い世代にもアピールする場がたくさんあります。
落語の世界は13年下積みをしても、まだまだ若手です。
もっと落語が身近な存在になるように、今後の活躍を期待しています。
コメント