料理研究家として大活躍中のみきママが、これまで公にしてこなかった「弟・NEWSの小山慶一郎さん」との兄妹関係を明かし、ネットでも大きな話題に!
なぜ今まで公表できなかったのか?そこには芸能界ならではの“暗黙のルール”と、母としての覚悟がありました。
ABEMAの番組『秘密のママ園』で語られた、素顔のみきママの想いを追ってみました。
はじめに

人気料理家としての「みきママ」の歩み
家庭料理を手軽に、そして楽しく——そんなコンセプトで多くの人の食卓を彩ってきたのが、「みきママ」こと藤原美樹さんです。
子育てをしながら毎日キッチンに立ち、ブログやSNSを通じて紹介するレシピは、どれも現実的で真似しやすく、忙しい主婦や働くママたちから圧倒的な支持を集めてきました。
これまでに出版したレシピ本は累計250万部を超えるベストセラー。節約料理やボリューム満点のアイデアメニューで、多くの家庭の「今日のごはん」に貢献してきました。
一見、家庭的な親しみやすい雰囲気の裏には、3人の子どもを育てながらキャリアを築いてきた努力と工夫が詰まっています。
テレビ番組やトークショーでも飾らない姿が共感を呼び、「みきママの言葉はいつも刺さらないけど、沁みる」との声も。
話題を呼んだNEWS小山慶一郎との兄妹関係の公表
そんなみきママが、実は人気グループ「NEWS」の小山慶一郎さんの実姉であることをご存知でしょうか?
実はこの関係、最近まで公表されていませんでした。
ABEMAで放送された『秘密のママ園』の中で、この兄妹関係がついに明かされ、ネットでは「まさか!」「知らなかった!」と驚きの声が続出しました。
番組では、MCの峯岸みなみさんが「もう説明不要だと思うんですけれども」と前置きしたうえで、「ちなみにNEWSの小山慶一郎さんのお姉様」と紹介。
これを受けて、みきママは「芸能界が言っちゃいけないっていうことで」と、過去に兄妹関係を明かせなかった理由を語りました。
実はこの「沈黙」には、芸能界特有の事情やタイミングが絡んでいたのです。
近年になってようやく、公表できるようになった背景には、時代と価値観の変化があるのかもしれません。この記事では、その背景や想い、そして今だからこそ語られる「家族のかたち」に迫っていきます。
- 生年月日:1980年2月18日(現在45歳)
- 出身地:神奈川県(相模原市出身)
- 旧姓:小山(弟・小山慶一郎さんと同じ)
活動概要
- 職業:料理研究家、YouTuber、タレント(CCPR所属)
- 肩書き:「おうち料理研究家」として、手軽で美味しい家庭料理を多数提案
- 資格:野菜ソムリエジュニアマイスター
ブログ & SNS
- 2008年に始めたAmebaブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は節約&時短レシピで大人気。殿堂入りし、芸能人ブログランキング常連に
- YouTube「みきママChannel」の登録者は約45万人、Instagramのフォロワーも38万超と多くの支持を集めています
- レシピ本シリーズは累計で100万部〜250万部を突破しており、ドラマ出演など幅広く活躍中
経歴ハイライト
- 元旅行会社勤務を経て、主婦業をしながらブログをスタート。そこで注目を浴び、料理家としての道を歩み始めました
- 2019年には料理レシピ本大賞「お菓子部門」大賞を受賞
- 2022年4月には大学に入学し、管理栄養士国家試験合格を目指す現役学生でもあります
家族構成
- 元夫(一般人)との間に長男(藤原遥人=はる兄)、次男(蓮=れんくん)、長女(杏=あんなちゃん)の3人のお子さんがいます
- 2023年に離婚を公表しましたが、ブログや料理活動は続行中。家族との関わりも継続しています
家庭背景
- 両親の離婚後、母子家庭で育ち、実家は相模原市のラーメン店「龍太郎」。母の努力で育てられた経験が、現在の料理家としてのスタイルや家族観につながっていると言われています
- 実弟はアイドルグループ「NEWS」の小山慶一郎さん。2023年放送の番組で姉弟関係を公表されました
みきママは、「誰でもできる家庭料理」を通じて、日々の食卓に温かさと笑顔を届けてくれる存在です。料理だけでなく、子育てや人生のリアルな声も発信し、多くの人に寄り添ってくれる親しみやすい料理家として愛されています
1.芸能界の“暗黙のルール”と兄妹関係の非公表

なぜ長年、兄妹関係を隠してきたのか
「NEWSの小山くんって、みきママの弟だったの!?」——この驚きの声は、SNSでも多数見られました。
実はみきママは、デビュー当初から一貫して小山慶一郎さんとの兄妹関係を明かしていませんでした。
その理由は、決して「隠したかった」わけではなく、「言えなかった」から。本人が語ったように、「芸能界が言っちゃいけないっていうことで」という圧力のような空気が、長年の沈黙につながっていたのです。
みきママ自身は料理家として、弟はアイドルとして、別々のフィールドで活躍していたからこそ、兄妹関係が話題になることは互いにとってプレッシャーになる可能性もありました。
「家族だからといって、それを売りにしたくない」という思いも、きっと彼女の中にはあったのでしょう。
芸能事務所やテレビ業界の配慮とは
芸能界では、家族関係が過度に注目されることを避ける傾向があります。
とくにジャニーズ事務所所属のタレントに対しては、ファンとの距離感を大切にする方針から、私生活の露出には非常に慎重です。
小山さんがNEWSとしてブレイクしていた当時は、ネットやSNSが今ほど浸透しておらず、情報コントロールも強かった時代。
そうした中で「姉がメディアに出ている」という事実が知られると、本人だけでなく事務所にも波紋が広がりかねないという判断があったのかもしれません。
また、テレビ番組の制作側も、あえて兄妹関係を紹介しないことで、それぞれのキャリアを尊重する意図があったとも考えられます。
料理研究家として評価されてきたみきママにとっても、「小山くんの姉」という肩書が先に出てしまうことは、本意ではなかったはずです。
家族への配慮と本人の葛藤
もちろん、家族として応援し合う気持ちはあったはずです。
それでもあえて表に出さなかった背景には、「家族を守りたい」という思いがにじみます。
とくに3人の子どもを育てる母親でもあるみきママにとって、子どもたちのプライバシーや、日常生活への影響を心配するのは当然のこと。
「姉として誇りに思っているけれど、それを表で言えない」——そんな複雑な気持ちを、ずっと抱えていたのかもしれません。
公表できるようになるまでの年月の中で、芸能界の雰囲気や価値観が少しずつ変わっていき、ようやく安心して「私の弟なんです」と言える時代が来たのだと、番組の発言からも感じられました。
弟・小山慶一郎の結婚
2024年3月14日の女性自身のインタビュー記事で、「小山慶一郎 結婚で実姉・みきママとの共演解禁へ!“料理男子”転身の野望」と報じられています。
3月13日、NEWSの小山慶一郎(39)とAAAの宇野実彩子(37)が結婚を発表。二人は共にアーティストとして活動し、仕事に対するこだわりが似ていると報じられている。小山は2月22日に個人ホームページを開設し、初の試みとなる。
結婚を機に環境が変わる中、小山は「家族共演解禁」を検討している。彼の実姉で料理研究家の藤原美樹(みきママ)さんとの共演を希望しており、WEBでの連載企画など料理男子を目指しているとのこと。
ともに仕事仲間として高めていける関係に慣れたようですね。
2.みきママが語った「カミングアウト」の理由

番組での赤裸々トークと共感の声
『秘密のママ園』の放送回で、みきママが語った兄妹関係の真相は、多くの視聴者の心に響きました。
MCの峯岸みなみさんから「最近になってようやく公表されましたよね」と話を振られると、みきママは「芸能界が言っちゃいけないっていうことで…」と正直な胸の内を語りました。
決して悪意ではなく、「言いたくても言えなかった」という表情には、これまでの葛藤や気遣いがにじんでいました。
視聴者の反応も温かく、「そんな事情があったんだ」と共感する声や、「みきママの言葉に泣きそうになった」とのコメントがSNSにあふれました。
自分の言葉で、率直に過去を話す姿勢に、同じく子育てや家庭を守る立場のママたちからのエールが寄せられたのです。
芸能界の価値観の変化と時代背景
一昔前までは、芸能人の家族関係をあえて伏せることが「プロ意識」とされてきました。
とくにアイドルは、プライベートをできる限り見せないことがファンとの関係を保つ上で求められる場面も多く、事務所やメディアもその方針に従っていました。
しかし近年では、家族や育児の話を包み隠さず語る芸能人も増えています。
YouTubeやInstagramといったSNSの普及も後押しとなり、リアルな家庭の姿が「共感を呼ぶコンテンツ」として受け入れられるようになりました。こうした風潮の中で、みきママもようやく「話してもいい」と思えるようになったのかもしれません。
実際、みきママは自身のブログやテレビ出演でも、家庭のエピソードや子育ての悩みを率直に発信しています。今の時代だからこそ、「実は弟が小山慶一郎です」と打ち明けることが、「隠してきた過去」ではなく、「今だから語れる事実」として受け止められるようになったのでしょう。
公表後の反響と周囲のリアクション
今回の公表をきっかけに、ネット上では「兄妹だったなんて意外!」「お姉さんがあの料理研究家だったとは」といった声が続々と上がりました。
ファンの中には、「なんとなく顔が似てると思ってた」と納得する人もいれば、「どちらも品のある人柄が伝わってくる」と評価するコメントも見られました。
また、共演した滝沢眞規子さんや近藤千尋さんも、スタジオで自然に驚きつつ、温かいリアクションを見せており、その空気感も印象的でした。
「カミングアウト」という言葉にネガティブな印象がつきがちな中で、みきママの公表は「家族のことを話せるようになった」ことへの素直な喜びとして、多くの人に伝わったようです。
公表がゴシップとして消費されるのではなく、みきママ自身の言葉で丁寧に説明されたことで、ファンからの信頼もより深まったのではないでしょうか。
3.「秘密のママ園」で見せた母としての素顔
東大生を育てたママの教育観
「東大に入れるような子を育てるなんて、特別な教育をしてるに違いない」——そんな想像とは裏腹に、みきママが実践してきた教育法は、誰にでも取り入れられるような“日常の中の積み重ね”でした。
番組内でも語っていたのは、子どもたちに「とにかくよく食べて、よく寝て、よく笑うことが大事」という、ごくシンプルな生活の基本を大切にしているということ。
「勉強よりもまず食事」——忙しい毎日の中でも、温かい手作りご飯を囲む時間を何よりも大切にしてきたと言います。
長男が東大に進学した背景にも、学力だけでなく“生活力”を身につけさせるという家庭の方針がありました。テストで悪い点を取っても怒らない、失敗を責めない——そんな“自己肯定感を育てる”子育てこそが、みきママ流の教育だったのです。
バラエティで語られた子育てと家族のリアル
番組では3人の子どもたちとのエピソードも語られ、スタジオはたびたび笑いに包まれていました。
たとえば、冷蔵庫に残った食材でチャチャッと作った炒め物に、長男が「これ、今までで一番おいしい」と感動したという話や、反抗期の次男との口げんかを“料理で仲直り”したというエピソードには、共演者たちも思わず「わかる!」とうなずいていました。
「母親だって、うまくいかない日がある」と笑いながら語るみきママの姿は、ママたちにとって大きな救いとなったはずです。
SNSでは「育児に正解はないけど、ヒントはたくさんある」「完璧じゃなくてもいいと思えた」といった声が多数寄せられ、等身大の子育てに共感の輪が広がりました。
母・みきママとしてのメッセージ
料理研究家としてだけでなく、3人の子を育てる母としての姿を赤裸々に見せた今回の放送。
みきママが番組の最後に語った「母親って、ほんとに大変だけど、やっぱり楽しい」という言葉が、とても印象的でした。
「手を抜くところは抜いていい」「できない日があっても全然OK」——そんなみきママの言葉には、実際に日々奮闘する母親だからこそのリアルさと、優しさがにじんでいました。
料理は家庭の中心であり、家族との絆を深める“日々の会話”のようなもの。忙しいときこそ、あたたかいごはんと笑顔が家族の心をつないでくれる——みきママの姿からは、そんなメッセージが伝わってきました。
みきママ流“自立&共感型”育児法
適度な“面倒くささ”で自主性を育てる
みきママは自分のことを「面倒くさがり屋」と言いながら、家事や日常のいろんなことを子どもに任せてきたそうです。そうすることで、子ども自身が計画したり、考えて動く習慣が身についたと語っています。まさに「子ども任せ」の姿勢が、自立心を育てたんですね 。
食事が受験生の“癒やし”。モチベーションを支える
受験期、みきママはたとえ忙しくても、必ず手作りのごはんを用意していたそうです。長男にとって、ごはんの時間は「ほっとできる休憩の時間」。それだけで、受験と向き合う力が湧いてくると感じたと語っています 。
生活習慣を通じて社会性や責任感を育む
子どもたちが小さいうちは、朝から公園で遊び、スーパーで買い物を共にする日々が続いたといいます。遊びや買い物を経験することで「ごはんを作るには準備が必要」「買い物は計画が大事」など、社会の仕組みも自然に学んでいったそうです 。
家事や料理は、ただの手伝いではなく、子どもの学びの一環だったようです。
やる気スイッチは「憧れの人」と出会わせる
開成高校入学後、一時「高校を辞めたい」と思っていた長男が、ある弁護士さんや医師など社会的に活躍する「憧れの人」と出会ったことで、俄然やる気を見せたそうです。「かっこいい」や「モテる」という感情が勉強への原動力になったそうで、これはまさに男子心理をついたアプローチです 。
親自身が学び続ける姿を見せる
料理研究家として活躍する傍ら、みきママ自身も大学生として栄養士の資格取得を目指し勉強中です。彼女は「親が勉強する姿を見せることが、子どもの学習意欲に繋がる」と語っており、自ら背中を見せることで子どもに良い影響を与えていると感じます 。
要素 | 内容 |
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面倒くさがり屋の放任型 | 子どもに「やらせてみる」ことで自主性を促す |
食事で心をつなぐ | 受験期の「癒やし時間」としての家庭料理 |
日常の経験から学ぶ | 遊びや買い物で社会力と責任感を育む |
憧れの存在を通じて刺激を与える | 成功している大人との出会いがモチベーションに |
親も学ぶ姿勢を示す | 子ども自身も学ぶ場を身近に感じる環境作り |
これらの育児法は、番組でも語られましたし、さまざまなインタビューでも紹介されています。
子どもの個性に合わせた接し方、成長を支える食事、そして親の在り方――すべてが自然に組み合わさった、みきママの「日常こそが教育」だと感じられる実践です。
まとめ
「料理家」としてだけでなく、「母」として、「姉」としての姿まで、飾らない言葉で語ってくれたみきママ。
これまで長く非公表だったNEWS小山慶一郎さんとの兄妹関係には、芸能界特有のルールや配慮がありましたが、今では「言ってもいい時代」になったことを受け、自らの言葉で真実を伝えました。
『秘密のママ園』で見せた姿からは、家庭を守るママたちへの深い共感とエールが感じられ、子育てに悩む多くの視聴者にとって、勇気や安心感を与える時間となったはずです。
みきママが語ったのは「特別な家庭」ではなく、「どこにでもある家族の形」。それを支える日々の食卓と、母としての思いやりでした。
これからも、私たちの暮らしのそばで、「みきママらしさ」が温かく寄り添ってくれる——そんな期待を抱かせてくれる放送でした。
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