最近、SNSやランキングで名前をよく見かけるようになったのが、俳優・本田響矢さん。特に話題になっているのが、2023年に発売された1st写真集『響』が、なんと発売から1年半を経てオリコン写真集ランキングで5位に急浮上したこと…!
「彼女目線たすかります」との声が多く寄せられるこの写真集、なぜ今になって再び注目を集めているのでしょうか?その背景には、春ドラマ『波うららかに、めおと日和』での大抜擢、SNSでのファンの声、そして彼自身の持つ魅力がありました。
今回はそんな“今、まさに注目の俳優”本田響矢さんについて、いち視聴者の目線で感じたことをまとめてみました♪
はじめに
写真集『響』が今なぜ売れているのか?
2023年12月に発売された俳優・本田響矢さんの1st写真集『響』が、約1年半の時を経て再び注目を集めています。6月30日発表のオリコン週間写真集ランキングでは、なんと5位に急浮上。
通常は発売直後に売れ行きが集中する写真集ですが、このタイミングでの再ブレイクは異例です。
写真集のテーマは「本田響矢と行く温泉旅」。寝起き風のカットや浴衣姿、素の笑顔など、彼の“自然体”を感じられる構成で、多くのファンが「まるで彼女目線!」と胸キュン。
Instagramでは《彼女目線たすかります》というコメントが殺到し、写真集の雰囲気がSNS上でも広く共感されています。
さらに、昨年行われた中国でのファンミーティングが話題となり、海外からも写真集を手に取る動きが加速しているようです。
本田響矢のブレイクの裏側とドラマ『めおと日和』の影響
写真集の売上急増の背景には、春ドラマ『波うららかに、めおと日和』での大抜擢が大きく関係しています。
芳根京子さんと夫婦役で共演したこの作品は、昭和初期の新婚生活を描いたハートフルなラブコメディー。
特に本田さん演じる帝国軍人・瀧昌(たき・あきら)の“硬派だけど一途”なキャラクターが、視聴者の心をつかみました。
ドラマ放送中にはTVerのお気に入り登録者数が110万人を超え、SNSでも「瀧昌さまロス」の声が続出。これにより、本田さんの演技力と存在感に気づいた新たなファン層が、過去の作品や写真集に手を伸ばすようになったのです。
このように、写真集『響』の再注目は、本人の魅力に加え、タイミングよく放送された話題作『めおと日和』の相乗効果によるもの。今後の活躍にも目が離せません。
1.写真集『響』再注目の理由
1年半前の作品がオリコン5位にランクイン
本田響矢さんの1st写真集『響』は、2023年12月に発売された当時も一定の話題を呼びましたが、今回のようなランキング急上昇は想定外の出来事でした。
通常、写真集の売れ行きは発売から数週間で落ち着くものですが、『響』は約1年半の時を経て、2024年6月のオリコン週間ランキングで5位を記録。まさに“じわ売れ”の理想形といえます。
この売れ方は、テレビ出演などを通じて新たなファン層が本田さんの過去の作品を探しはじめたことの証拠でもあります。
実際、同写真集はその前週のランキングでも8位に入っており、短期間で2度のトップ10入りを果たすなど、勢いのある伸び方を見せています。
「彼女目線たすかります」などのSNS反響
『響』の人気の理由のひとつが、いわゆる“彼女目線”の構成です。撮影は温泉地で行われ、街歩き、浴衣姿、朝の寝起き風ショットなど、まるで彼女と旅行に行ったかのような写真が多数収められています。
この「日常の延長にいる彼」の姿が、特に女性ファンから「癒される」「彼女気分になれる」と大きな反響を呼びました。
SNS上では《彼女目線たすかります》というタグ付きの投稿が拡散され、ファンアートや再編集動画まで作られるほどの盛り上がりに。
InstagramやX(旧Twitter)では、写真集を開封したファンによる感想投稿が次々とシェアされ、その自然体な魅力が多くの共感を集めています。
中国ファンミーティングでの海外人気
また、本田さんの人気は国内だけにとどまりません。2023年11月には自身初となる中国でのファンミーティングを開催。現地では中国語の応援バナーや手作りグッズが披露されるなど、本田さんを熱烈に歓迎するムードに包まれました。
このファンミ以降、中国語での応援コメントもInstagramに増加。WeiboやDouyin(中国版TikTok)でも『響』の写真や関連投稿が多く見られるようになり、海外からの注文が増えたとも報じられています。こうしたグローバルな動きも、写真集が再注目された一因と言えるでしょう。
2.『めおと日和』での大ブレイク

芳根京子との“うぶキュン”新婚ラブコメが話題に
『波うららかに、めおと日和』は、昭和11年の日本を舞台にした新婚夫婦のラブストーリーで、原作はコミックDAYSで連載中の西香はちさんによる漫画作品です。
主演は芳根京子さん、そして夫役を演じたのが本田響矢さん。硬派な帝国軍人・瀧昌(たき・あきら)と、恋愛経験ゼロのなつ美(芳根)が、手探りで夫婦としての絆を築いていく“うぶキュン”な関係性が注目を集めました。
本田さんが演じた瀧昌さまは、見た目は厳格ながら内面は不器用で純情。視聴者からは「ツンデレすぎてかわいい」「あんな旦那さんがほしい」と絶賛の声が相次ぎました。
特に、軍服姿で照れながらも優しい言葉を投げかけるシーンはSNSでバズり、瀧昌さまの“沼”にハマる人が続出。ドラマの放送後には「#瀧昌さま」や「#うぶキュン夫婦」といったハッシュタグがX(旧Twitter)のトレンド入りを果たしました。

瀧昌さま役でファン急増&TVerお気に入り登録110万人超え
放送中の視聴者反応もすさまじく、TVerのお気に入り登録者数は最終回時点で110万人を突破。
これは2025年春ドラマの中で堂々の第2位という快挙です。特に視聴者の中心は20代〜40代の女性層。リアルタイム視聴だけでなく、繰り返し見たいという声も多く、見逃し配信の再生回数は放送週ごとに右肩上がりに。
「めおと日和の夫婦が理想的」「毎週瀧昌さまに癒されてました」などのコメントがXやInstagramに溢れ、ドラマの雰囲気そのままに“癒し枠”としての存在感を確立。
本田さんの演技は、それまでの端役や舞台とは異なる大舞台であり、視聴者にとっては“新しい本田響矢”を発見する場ともなりました。
重版タイミングとドラマ中盤の相乗効果
このドラマの影響を受けて、本田さんの写真集『響』の重版が発表されたのが、ドラマ中盤にあたる5月23日。まさに絶妙なタイミングでした。
ドラマの話題がSNSで高まる中、「もっと彼のことを知りたい」「素顔も見てみたい」という新規ファンが増加し、書店での売り切れや追加注文が相次いだといいます。
とくにファンの間では、「瀧昌さまと『響』の世界線がつながってる!」といった声もあり、ドラマの余韻を写真集で味わうという楽しみ方が広まりました。
浴衣姿や旅館の室内でのくつろぎショットは、まるで『めおと日和』のスピンオフのようだと評されることも多く、SNSでは“妄想コラージュ”としてドラマと写真集のカットを並べた投稿も話題になっています。
こうして『めおと日和』でのブレイクは、俳優としての知名度だけでなく、本田さんの「人物像」そのものへの注目へとつながり、1年以上前に発売された写真集にまでその熱を伝える結果となりました。
3.本田響矢の今後と起用の背景
春ドラマ胸キュン男子1位&ブレイク俳優ランキング3位
『めおと日和』での瀧昌さま役が視聴者の心をつかんだことで、本田響矢さんは急速に“胸キュン俳優”としての地位を確立しました。
6月に発表された『2025年春ドラマ版・胸キュン男子トップ10』では、堂々の第1位を獲得。2位には志尊淳さんがランクインしていましたが、得票数では2倍以上の差をつけたという情報もあり、視聴者の支持がいかに厚かったかがうかがえます。
さらに6月27日には『2025年上半期ブレイク俳優ランキング(男性編)』でも3位にランクイン。
まだ主演経験が多くない中で、短期間にこれだけの注目を集める俳優は珍しく、本人の実力と作品の相乗効果が見事にかみ合った好例といえるでしょう。
フジテレビと中居問題、制作現場の舞台裏
今回の『めおと日和』への本田さんの起用には、テレビ業界の舞台裏も大きく関係していたようです。
実はドラマ企画の裏側では、元タレント・中居正広さんとフジテレビ元アナウンサーとのトラブルが影を落としていました。この騒動により、同局は一部の芸能事務所や大物俳優との関係が微妙になり、出演交渉が難航する場面もあったといわれています。
そうした中で立ち上がったのが『めおと日和』。急遽企画が進んだこともあり、これまでGP帯ドラマ(ゴールデンプライム帯)の出演経験がなかった本田さんに白羽の矢が立ったのは、ある意味“チャンスとタイミング”が味方したともいえます。
しかしそのチャンスを、見事な演技と存在感で自らの“代表作”にしてしまった点が、本田さんの本当の強みでしょう。
『王様のブランチ』出演で広がる活躍の場
俳優業だけでなく、タレントとしての顔も見せ始めている本田さん。2024年4月からはTBS系『王様のブランチ』のレギュラーメンバーにも加わりました。
バラエティの現場でも自然体の笑顔と、誠実なコメントで好感度を高めており、「朝から癒された」「素の本田くんも良い」とSNSでも好評です。
このブランチ出演は、実は『めおと日和』放送前に決定していたとのことで、ちょうど年始の仕事始めの楽屋で伝えられたのだとか。
俳優とタレント、両方の顔を持つことで、ファンとの接点も広がり、認知度も加速度的にアップしている印象です。
今後はどのような作品で本田さんがまた“新たな顔”を見せてくれるのか。彼の活躍の場は、すでにテレビドラマにとどまらない広がりを見せています。
まとめ
本田響矢さんの写真集『響』が発売から約1年半を経て再び注目を集め、オリコンランキングで急上昇した背景には、ドラマ『めおと日和』での大抜擢と演技がありました。
昭和初期の“うぶキュン”新婚夫婦を演じたことで新たな魅力が引き出され、視聴者の心に深く残る存在となりました。
さらに、SNSでの反響、中国ファンミーティングでのグローバルな人気、そして『王様のブランチ』への出演など、多方面での活躍が“今の本田響矢”を形づくっています。
彼の誠実で優しいキャラクター性と演技力が掛け合わさることで、ドラマ視聴者から写真集読者へ、そしてファン層の拡大へとつながっていきました。
今後の出演作や活動の広がり次第では、彼がさらに多くの人の記憶に残る俳優として成長していく可能性は十分です。「彼女目線たすかります」という言葉に象徴されるように、観る人の日常にすっと溶け込むような存在感を、これからも届けてくれるのではないでしょうか。
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