5月18日に「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」が行われ、女子やり投で北口榛花選手が連覇を達成しました。
しかし、競技中に計測器のトラブルでバハマの選手の記録が抹消されるという事態が!!その記録は、その時点での北口選手の記録を上回っていたのに!!詳しく紹介します。
#陸上 のセイコー・ゴールデングランプリ東京が18日、東京・国立競技場で行われ、女子 #やり投げ で #北口榛花 選手(旭川市出身)が2連覇を達成しました。
— ぶんちゃんスポーツ(北海道新聞運動部) (@doshin_undoubu) May 18, 2025
5投目で64メートル16を投げ、今季初勝利を挙げました。
9月に東京で開かれる #世界陸上 での活躍が楽しみです! pic.twitter.com/I9hdHNSAsF
世紀の一戦で起きた予想外のアクシデント

2025年に開催されたセイコーゴールデングランプリ陸上の女子やり投げ決勝は、まさに“世紀の一戦”でした! 日本代表・北口榛花選手は、これまで何度も日本記録を塗り替えてきた実力派。この日も優勝候補として注目されていたんです。
そんな中で起きたのが、まさかの“計測トラブル”…! 3回目の投てきのとき、機械のエラーやオペレーターのミスにより、正しい記録が計測されず、なんと選手の投てきが「なかったこと」にされてしまったんです。こんなことが本当に起きるなんて…会場もSNSもざわざわしていました。
国際大会の舞台で起きた計測トラブルとは
このトラブルの対象となったのは、バハマ代表のウィルソン選手。彼女の3回目の投てきは、北口選手の記録をわずかに上回っていたと見られていたのですが…計測機器が反応せず、結果が出ないまま。その後、審判団の協議により「やり直し」が決定されました。
でも、そのやり直しの投てきでは記録が伸びず…。もし最初の投てきが正しく計測されていれば結果は違ったかもしれない、とSNSでも話題に。TBSの実況でも「これは気の毒」とコメントされていて、見ている側としても心が痛みました…。
女子やり投げ決勝の展開
注目集めた北口榛花選手の3回目の投てき
北口選手はこの決勝で本当に安定した投てきを見せていました! 2回目までの投てきでトップをキープし、3回目にはさらに距離を伸ばす期待がかかっていました。フォームもすごくきれいで、やりが地面に突き刺さる瞬間の映像には鳥肌が立ちました…!
そのときの会場の雰囲気も最高で、歓声と拍手が一気に広がったんです。でもその直後、スコアボードに記録がなかなか表示されず…。あの時間は本当にドキドキしました。
ライバル、バハマ代表リーマ・オタボー選手の一投
そして注目のリーマ・オタボー選手。64メートル19の自己ベストを持つ彼女の投てきは明らかにすごかった…! 長身から繰り出される力強いフォームと、スピード感ある放物線は、誰が見ても「これは出た!」って思ったはずです。実際に周囲の報道陣も「これは新記録かも」とざわついていたそうです。
でも、運命を分けたのがここから。計測がうまくいかず、正式な記録が出せなかったんです…。
世界記録級の投てきが「幻」に
やり直しを命じられたリーマ・オタボー選手は、やっぱり動揺していたように見えました。結果として再投てきでは距離が伸びず…。本来なら優勝していたかもしれない記録が、正式な結果として残らなかったなんて、本当に残念です。
SNSでも「これは公平なのか?」「機械のせいで選手が損をするなんておかしい!」といった声がたくさん上がっていて、私自身ももやもやが残りました。
アクシデントの詳細と波紋
計測トラブルの原因と経緯
今回の件は、計測機器の不具合が原因だったとされています。やりが地面に刺さった地点を正確に計るレーザー機器が故障していたようで、スタッフも手動で確認しようとしたけれど、うまく測れなかったとか…。
そのため、「記録なし」とされてしまい、結果的にルールに従って「やり直し」になったという経緯です。でも、国際大会の舞台でこの判断…選手の気持ちを思うと胸が痛みます。
そのため、64メートル19の自己ベストを持つリーマ・オタボー(バハマ)が日本のパリ五輪金メダリスト、北口榛花(JAL)の1本目の記録61メートル41を上回る62メートル03をマークし、トップに立ったが、計測トラブルにより3回目が途中からやり直しになる事態となりました。
オタボーと村上碧海(日体大)の3回目の記録が無効となった。2人は再び3回目の投てきを行い、オタボーは59メートル35で2位浮上にとどまり、最終的には4位に終わりました。
陸連の説明とTBS解説者のコメント
日本陸連は「計測結果に疑義があり、正当な記録とはできなかった」と発表。一方で、TBSの解説者の方が「選手が気の毒」とおっしゃっていたのがすごく印象に残っています。
「実際に60メートルは優に超えてましたからね。気の毒ですね。あの62メートルは何だったのか」と・・・。
たしかに、どれだけ頑張ってもミスで帳消しにされるなんて納得できませんよね…。
こういったトラブルって、ちゃんとマニュアルはあるのかもしれませんが、やっぱり“心のケア”や“公平性”については考え直す時期なのかもしれません。
判定やり直しで選手・関係者に走った動揺
現場もかなり混乱していたようです。バハマの関係者が「やり直しじゃなくて、ビデオで証明できなかったの?」と抗議していたという話もありました。
北口選手の陣営も緊張していたそうで、実際にその場では競技が中断し、観客も「何が起こってるの?」という雰囲気だったとか…。こういう混乱は、選手の集中にも大きく影響しますよね。
北口榛花選手の対応とSNSの反応

「嫌いにならないで」と語った北口の人間性
でも、そんな中で私が一番感動したのは北口選手のコメントでした。「リーマ・オタボー選手に“嫌いにならないで”と伝えたい」…この一言にすべてが詰まっていたと思います。
勝ったことを喜ぶのではなく、相手の気持ちを慮る姿勢って、なかなかできることじゃないですよね。すごく強いのに、すごく優しい…。本当に素敵な方だなと感じました。
SNS上の共感と賞賛の声
この発言はすぐにSNSで話題になって、「北口選手の人柄に泣いた」「心が綺麗すぎる…」といったコメントがたくさん投稿されていました。
海外のファンからも「She is a true champion(彼女こそ真のチャンピオン)」という声があがっていて、国境を超えて多くの人が共感していたのが印象的でした。
アスリートとしてのフェアプレー精神に注目
北口選手のような行動こそ、“真のスポーツマンシップ”なんじゃないかなって思います。勝敗に関係なく、相手を尊重して、みんなで競技を作っていく姿勢は、本当にかっこいいです!
こういう選手がいるから、スポーツって感動するんですよね。これからの若い世代にも、ぜひ見習ってほしいなって心から思います。
まとめ
今回の女子やり投げ決勝は、ただのスポーツの一試合にとどまらず、たくさんの学びを私たちにくれました。リーマ・オタボー選手の「幻の一投」は、記録には残らなくても、多くの人の心にはしっかりと刻まれました。
そして、北口榛花選手のあのひと言。「嫌いにならないで」…その優しさが、勝利以上に価値のあるものだったと思います。フェアプレーの本当の意味、そしてスポーツが持つ力を改めて感じさせられた試合でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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