兒玉遥 卵子凍結巡り声明 ABEMA「ダマってられない女たち」放映の 

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元アイドルグループHKT48で女優の兒玉遥が、 ABEMA「ダマってられない女たち」で卵子凍結の手術を受けたの模様が放送されました。

この番組について、意にそわない事態があったと自身のXに長文の声明文を投稿しました。

一体どういうことなのか紹介します。

目次

兒玉遥「卵子凍結」手術を決断

卵子凍結手術
兒玉遥(1996年9月19日生 福岡県出身)

元HKT48の兒玉遥は、現在、女優として活動中で、仕事が一番楽しい!!と感じていて、今すぐに結婚や出産することは考えられない。

しかし、いずれ家庭を持ち子どもを産みたいという願望はある。

そのために、若いうちに卵子を凍結して備えておこうと決意したそうです。

「卵子凍結」は自身の希望で、費用も自費とのこと。

しかし以前、卵子凍結を試みたけれ時は卵子が育たず残念し、今回が2度目の挑戦です。

ABEMATVより、その模様を取材させてほしいとの要望があり、誰かの役に立てればという思いから密着取材を受けることに同意したとのことです。

ABEMA「ダマってられない女たち」

声明の内容とは?

「卵子凍結」の施術は無事成功したけれど、今回、声明を発表することになった経緯を自身のXに投稿しました。

声明文の全文は、上記のXに投稿されています。

要約すると、今回手術した医療機関は、前回受診と同じ医療機関で、そこを選んだ理由が「女性医師による診療が選択可能」だったことだった。

そのため、今回も女性医師による診察を希望していた。

しかし、撮影前日にマネージャーを通じて「”以前中断した女性医師には担当させられない。院長(男性)が担当する形で進めたい”とクリニック側が言っている」という説明を突然受けた。

その理由は、「男性院長の方が症例数も多く、クリニックとして院長で進めたい」「その方がクリニック側も安心できる」として、希望は受け入れられなかった。

また撮影前日で、施術を拒否すればASEMATVにも迷惑がかかると考え、しかたなく病院側の要望を受け入れてしまった。

せめて内診(直接触ったり、子宮や卵巣のエコー検査)だけでも女性医師にしてほしいと提案したが受け入れられず、そのまま診察や内診、エコー検査の様子も撮影された。

この状況に「私は『男性に局部を見られているところを撮影されている』という点をどうしても避けたい気持ちがあり、その希望が通らなかったことに精神的な負担がありました」と心情を吐露しています。

そして声明文を投稿したことに対しては。

手術は無事終了し、高水準の医療を受けたことは良かったとしたうえで、「自費で受ける医療でありながら、女性医師を選ぶことができなかった」ことに納得がいかない。

「この件は、女性医療の在り方に関わる重要な問題であり、関係者の皆様や今、女性医療に取り組もうとしている皆様にももう一度よく考えて頂きたく、今回発信させて頂きました」と綴っています。

SNSの反応

感じ方は個々で違うが、女性が希望したのなら、その意思を尊重すべきだ。

芸能人でカメラが撮影していることを思うと、前日に男性医師告げられ希望が受けれなかったことは精神的に苦痛だっただろう。

病院側も万一を考えての対応(院長の診察)かもしれないが、もともと「女性医師希望の選択が可能」だったのだから患者の希望は尊重すべきだ。

という意見と

医療行為に対して性別は関係ない。

女性医師希望を優先すると、男性の産婦人科を希望する医師が少なくなってしまう。現状でも産婦人科は医師不足と聞く。

産婦人科で出産する場合、男性医師のほうが多いが、看護師や助産婦さんなど女性のケアの寄り添っくれるので気にならない。

ネットの反応を見てみると、生命に関わる治療の場合は医師の性別なんて言ってられないが、今回はもともと「女性医師」を希望して医院を選んでいるのだから、病院側が取材が入ってよりリスクの少ない診療として院長(男性)の担当を選択したのだとしても、患者の気持ちに寄り添って対応すべきだった。

また、ABEMATVは女性医師に担当するよう病院側に要望していたようなので、もし彼女がこのことで傷ついたならば番組を見直す選択肢もあったのではないか。マネージャーもタレントを守って欲しかった。との意見が多く見られます。

しかし、現実でも女性医師のいる産婦人科は人気が高いようで、要望を優先すると男性の医師が産婦人科を希望することが難しくなるのではないか。実際に、産婦人科の医師は不足しているとの指摘もあります。

男性は助産婦になれない

以前、「日本では法律で男性は助産婦になれない」という記事がありました。

昔は看護婦やスチュワーデスと言って女性の職業のように言われていた職業も、現在は看護師、アテンダントと男女共通で呼ぶようになりました。

海外では男性が助産の仕事に携わっているところもあるそうです。

しかし、日本では、法律によって助産師は女子と限られています。

この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。保健師助産師看護師法 第三条

2001年2001年に保健婦助産婦看護婦法の一部が改正されたことで、助産婦の名称が男女の区別のない「助産師」へ変更されました。しかし、男性の助産師については賛否が別れており、法改正には至っていません。

助産師は産後の傷や悪露の確認や、母乳を出すためのマッサージなど直接乳房に触れることも多く、男性が行うことに抵抗を感じる女性も多いですね。

医師が男性であることは治療として割り切れるけれど、医師でない男性がお産にかかわることには反対意見や抵抗感が強いのも確かですね。

まとめ

 元HKBで女優の兒玉遥が、卵子凍結をするに至った決意と手術の過程が、AMEBATVの「ダマってられない女たち」で放送されました。

この中で、兒玉遥は「女性医師に担当してほしいという希望が通らず、精神的な負担を受けたことは納得ができない」として、自身のXに決意文を投稿しました。

性別にかかわらず、医療現場で陰部を他人に見られることに精神的な苦痛を感じることは多くの方に経験があるのではと思います。

治療として必要ならば受け入れるべきですが、患者の気持ちに寄り添った対応を望むのはワガママではないと思います。

番組で「卵子凍結」という科学的な施術を考えている人が多いことに驚きましたが、最近は「不妊治療」を公言している方も多いので、出産に対しての意識は大きく変化しているようです。

彼女の発言が一つの問題提起として議論の入口になればいいなと思います。

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