【動画あり】「世界くらべてみたら」世界最高速度違反者 スモーキー永田とは? 

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2月26日放送の「世界くらべてみたら」はカリブ海の国、セントルシアで日本語を集めました。

有名な日本人でサッカー選手などスポーツ選手の名前があがる中で、一番有名だった日本人は、スモーキー永田!!

セントルシアは元イギリス領だったので、欧米で有名になったスモーキー永田さんは、ここでもよく知られているそうです。

どんな人物なのか紹介します。

目次

スモーキー永田とは?

スモーキー永田さん、本名は永田和彦(ながたかずひこ)さん。

1963年2月24日生まれの、現在61歳です。

生まれは北海道野付郡別海町。北海道の東の端で、海峡の向こうに北方領土を望む地域です。

小学校、中学校の時代からすでにオートバイを乗り回し、15歳の頃には自動車を改造して走り回っていたそう。

自動車ディーラーに就職したときも車両を改造しすぎて首になったといいうほどの改造好きのようです。

自動車パーツメーカーの大手である「トラスト」の社員を経て、現在は千葉にある「トップシークレット」という自動車改造専門の整備工場を経営しています。

世界的に有名なチューナー

「スモーキー永田」は、チューニングカー雑誌などではかなりの有名人だそうで、多くのチューニングカーを制作し賞も受賞しています。

スモーキー永田の意味

チューナーとして有名な永田さんが、なぜ「スモーキー永田」と呼ばれているのか?

彼がバーンナウトを最高速アタック前のウォーミングアップとして行っているのは、車の後輪タイヤを空転させてタイヤスモークを発生させるからです。

そのタイヤスモークのイメージが彼のニックネームとなりました。

【動画】世界最高速度違反者

なにより「スモーキー永田」を最も有名にしたのが、伝説のイギリス318キロ逮捕劇です。

世界最高速318キロの映像がこちら

1998年11月4日、早朝。イギリスの高速道路で0-300キロバトル(時速300キロをどれだけの速さで加速できるか)を実行してしまいます。

イギリス交通法規は速度違反に厳しく懲役3年もあり得るとのことです。

そんなリスキーな国で高速道路(制限速度:時速70マイル、時速約112キロ)を時速317kmのスピードを出して、205キロオーバーで逮捕されました。

伝説の走り屋

この事件がイギリスのカスタムカー雑誌「MAX POWER」報道され、ストリートレーサーたちに英雄扱いされることになりました。

スモーキー永田本人も、「世界最高速度違反者」の称号については、まんざらではないようですね。

ニュージーランドの展示会では、スモーキー永田さんはサイン攻めにあったそうです。

事の顛末

実は、この事件はイギリスのカスタムカー雑誌「MAX POWER」のオファーが発端なのだそうです。

「MAX POWER」がトップシークレットのチューンドGT-Rに感激して、イギリスで開催されるモーターショーへの出展を熱烈オファー!!

永田は、GT-Rは予定が入っていたので、代替として0-300キロバトル仕様で仕上げていたRB26DETT搭載スープラを持っていきました。

金色のスープラはインパクトがあり大好評だったそうです。

このときは、そのまま帰国しましたが、同年11月3日、再びイギリスへ向かいます。

出展していた車両を引き取り、雑誌「MAX POWER」の取材を受けるためでした。

そして事件の当日。

11月4日は朝からサーキットでスープラを走らせる予定でした。

ところがロンドンのA-1高速道路は交通量が少なく4車線もあり走りやすかったため、330キロくらいまで踏んでしまったそう!!

撮影も順調で、そろそろ撤収しようと思っていたところに、凄まじい勢いて追いかけてくるパトカーがバックミラーに映った!!

永田:パトランプが見えた時は、正直、会社が潰れることも覚悟した。当時のイギリスの法律って交通違反に厳しかったからさ。スピード違反だけで、日本で言えば人身事故なみの罪になっちゃってたし

とは、スモーキー永田本人の弁です。

即、逮捕されて留置場に入れられました。

このときには、日本の爆走専門ビデオ「ビデオオプション」も取材しており車載カメラのビデオテープが警察に押収されてしまいました。

ところが幸いなことに、ビデオの規格がイギリスと日本では違ってテープの中身が確認できませんでした。

裁判では、スピードを出したのも、カメラマンがいたのも、車載カメラが搭載されていたのもすべて偶然で押し切ったそうです。

そして判決は予想以上に軽い28日間の免停と、3万円の罰金でした。

永田:全身の力が抜けたよね。それから押収されたスープラを取り返してホテルに帰って倒れるように眠ったんだ。

こうして、なんとか帰国したスモーキー永田さんは伝説となりました。

でも、やっぱり交通ルールは守りましょう。スピードはサーキットで★

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