中居正広の性加害事件は、フジテレビを揺るがす大事件に発展しています。
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が堀江貴文氏のYouTubeチャンネルに出演して、フジテレビ上納文化が実際にどのようなものだったのかを暴露しています。
【緊急対談】「フジテレビに上納文化はあります」日枝久が作った“歪な構造”を元フジアナウンサー・長谷川豊が猛烈批判
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が、フジテレビの特殊な体質について語っています。
フジテレビについて語った内容を簡単に箇条書きにしてみました。
◯フジテレビのアナウンサー部は編成局の下にあり、人事権は編成局が握っている。
◯「女子アナはキャバ嬢」が当たり前の文化だった。
◯自身もタレントとふたりきりにさせられキスされたことがある。
◯編成局長の命令は絶対で、トラブル当日、X子さんを呼び出したのは中居であったが、逆らえなくなるようにアテンドしたのは中嶋優一だった。
◯フジテレビ内では12月の報道があるまで、X子さんが一人で行ったのが悪いと言われていた。
◯中嶋優一は港浩一氏の直属の部下で、港氏を社長にした功労者。
◯12月の示談金9000万のリークは、その事を知っている幹部ではないか?港社長追い落としのため?
◯日枝会長を守るのは、幹部の天下りを斡旋してもらうため。
◯フジテレビは不動産資産があるから持ちこたえるかもしれないが、地方局は危ない。
◯フジテレビ再生のためには日枝体制からの完全脱却が必須。
長谷川豊とは
長谷川 豊(はせがわ ゆたか)
生年月日:1975年8月12日(現・49歳)
出身地:奈良県奈良市
最終学歴:立命館大産業社会学部
職歴:元フジテレビアナウンサー(1999年 – 2012年6月)
元フリーアナウンサー(2013年4月 – 2016年10月)
株式会社OFFICE HASEGAWA、Media STARS代表取締役、テレビ制作、広告代理業務、コンサルタントなどを行っている。
フジテレビ時代は、『とくダネ』『めざましテレビ』など人気番組を担当していた人気アナウンサーでした。
2012年、ニューヨーク支局時代に「ニューヨーク滞在関連費用の不正使用」で降格処分になっています。「不法領得の意思がまったくなく、お金を返そうとしているのが明確なことから、横領には当たらない」は本人の弁。
2013年4月1日、14年間を勤務したフジテレビを自主退職。
退職後に過酷な局アナの実態を暴露、事の経緯や反論を記したブログを公開し2700万PVを記録している。
コラム炎上(フリーアナウンサー時代)
人工透析について、2016年9月19日のブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」というタイトル記事に読者から批判が殺到する(後にタイトルを謝罪とともに変更)。9月23日には全国腎臓病協議会からも抗議文が送られる
これにより長谷川や家族に殺人予告が届き、テレビ局やスポンサー、株主にまで嫌がらせや脅迫が届くようになり『ニュースリアルFRIDAY』、『上沼・高田のクギズケ!』、『バラいろダンディ』を降板する。
「あまりに多くのPVが来ることに、とても気持ちよくなっていた」『ブログジャンキー』だったと反省を述べている。また、翌年のインタビューでも「アナウンサーだから、内容や言葉遣いがあまりに攻撃的で行き過ぎていたと悩んでいた」と述懐している。
選挙
2017年第48回衆議院議員総選挙、千葉1区に日本維新の会公認で出馬したが落選。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に日本維新の回から比例区の候補として公認を受けるが、被差別部落についての発言が問題となり公認を停止、自ら公認を辞退することなった。
講演活動
フリーアナウンサー時代は、講演会講師やトークショーのMCも行っていた。
「伝える方法」やメディアや政治の裏側を本音で語る。2018年「東久邇宮文化褒賞」を受賞している。
まとめ
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで、フジテレビの歪んだ日枝体制について、内部にいた者として暴露、批判しています。
過去、過激な発言で炎上している長谷川氏ですが、「女子アナはキャバ嬢」という世間とかけ離れた常識が今も続いているフジテレビの実態を赤裸々に語っています。
かなり断定的な発言が多いですが、日枝体制の一掃が今後のフジテレビの命運を握っているのは確かなようです。
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