自民党総裁に就任し、ついに日本初の女性首相となった高市早苗さん。
その落ち着いたスーツ姿とともに、いつも首元で輝くのが一連の真珠ネックレスです。
SNSでは「どこのブランド?」「値段はいくら?」「なぜ真珠なの?」と話題に。
本記事では、写真や専門家の見解をもとに、高市早苗さんの“真珠スタイル”の意味と選ばれる理由をわかりやすく解説します。
「どこの真珠?」──ブランドを推測してみる

実は、高市さんご本人がブランドを明かしたことはありません。
ただし、写真や映像から推測すると、日本産のあこや真珠が最有力。
色味は上品なホワイト系、粒の大きさは7〜8mm前後。
粒が均一で、光沢(テリ)がとても良いことから、
品質の高い連(れん)であることは間違いなさそうです。
日本の政治家や皇室関係者がよく使うのは、
老舗ブランドのミキモト(MIKIMOTO)やタサキ(TASAKI)。
いずれも国内最高峰のパールブランドで、
公の場で身につけても“格式が保たれる”という信頼感があります。
つまり、「高市パール」は見た目の控えめさの裏に、
職人技と伝統がちゃんと隠れているわけです。
「いくらくらい?」──あこや真珠の相場を調べてみた
さて、気になるお値段。
一般的なあこや真珠ネックレス(7〜8mm・42cm前後)で比較してみると…
品質レベル | 参考価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
標準グレード | 約10万〜20万円 | 冠婚葬祭にも使える普及品 |
中上級グレード | 約30万〜50万円 | テリ(輝き)・粒の揃いが良い |
ブランド上級品(ミキモト等) | 約60万〜100万円超 | 皇室・要人クラスの品質 |
高市さんの真珠は、粒の整い方やツヤ感から見ても中〜上級グレード以上。
ミキモトやTASAKIのフォーマルシリーズなら、おそらく40〜60万円台が妥当な線だと思われます。
変わらないファッションに込められた意味
毎回同じようなスーツと真珠。
「またパール?」と感じる人もいるかもしれませんが、
それこそが彼女の“スタイル”なんです。
派手に変えるよりも、一貫した印象を保つこと。
政治家にとってそれは、“信頼”そのもの。
清潔感、品格、そして控えめな強さ――そのすべてを、真珠が代弁してくれているように見えます。

介護と政治、両立する日々の中で
報道によると、夫・山本拓さんが脳梗塞で療養中。
高市さんは介護を続けながら、公務をこなしているそうです。
それを知ると、あの整った姿がより尊く見えてきます。
疲れや心労を感じさせないよう、あえて“完璧に整える”ことが、彼女の礼儀なのかもしれません。
真珠の白は、清らかさと再生の象徴。
静かな輝きの裏には、現実の苦労と決意がある――そんな風に感じてしまいます。
外交の場でも通用する「日本の品格」

もし今後、首相として海外へ出るなら。
このパールスタイルは、最高の“日本的アイコン”になるでしょう。
ミキモトの真珠は世界の王室でも愛用されており、「日本の女性リーダー=上品で知的」という印象を与えるには最適。
キャサリン皇太子妃やメルケル元首相も、大事な場面では必ずパールを選んでいます。
強さと優しさを両立できるのは、世界共通の美意識なんですね。

おわりに──“パールの首相”という新しい象徴
「どこの?」「いくら?」という疑問の先にあるのは、たぶん私たちが感じている“日本らしい品格”への共感。
真珠をつけ続けることで、高市早苗さんは“変わらない強さ”と“女性らしい柔らかさ”の両方を表しています。
傷を包み、磨かれ、光を放つ――
真珠も、高市さん自身も、そんな存在なのかもしれません。
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