万葉集、上代古典集、日本語語源の三つのテーマを中心に、原文を完全網羅しつつ、その詳細解説や、語意辞典までをも一挙掲載。 日本語古典研究に関する、体系的でわかりやすい情報発信サイトとして、初学者から専門科までの幅広い学習層の研究データベースとしてだけでなく、これまで古典への馴染みが浅かった方にも、古典研究の面白さをご理解いただくための入り口としても、ご活用いただけます。
「ささがね」という蜘蛛に掛かる枕詞がある。この枕詞は語義未生とされ、時代が降るにしたがって、蜘蛛の異称と考えられるようになった。 しかし、タミル語でこれを解釈すると、実に適切な意味があぶり出される。 本書は古典に残るこれらの未詳語を中心に、タミル語でこれを解釈すると、いかに合理的に理解できるかを指摘したものである。
ドラヴィダ語の語源辞典としては世界唯一の辞典に日本語訳をつけて再編集しました。 原書の内容はそのままに、日本人利用者の利便を最大限に考え、独自の改良や工夫をほどこしてあります。 表記は、ドラヴィダ語、日本語、英語の順にしてあります。
八百万が何故「たくさん」を意味するのか? 稲荷とキツネと油揚げの関係は? 卑弥呼の名が示す本当の意味とは? タミル語で古事記・日本書紀・万葉集を読み解くことで、これまでわからなかった言葉の意味をズバリ解説する。